こんなに観たいと強く思った映画は久しぶりだった。
M・ナイト・シャマラン監督の最新作は
そんな期待を持ちながら劇場に足を運んだ。
M・ナイト・シャマラン監督には
「シックス・センス」で驚かされ、
「アンブレイカブル」で落胆させられ、
「サイン」で笑わされ、
「ヴィレッジ」で感心させられ、
「レディ・イン・ザ・ウォーター」であまりに普通の話に驚かされた。
最近のM・ナイト・シャマラン監督は興行的に失敗が続いているので、
今回のハプニングは、なかなか配給先が決まらずに
どうにか20th century foxに拾ってもらったというようなニュースや、
公開するためにアンタッチャブルだった
M・ナイト・シャマラン監督の脚本にスタジオの手が入るのでは
というニュースを耳にしていたので心配していたが、
予告を見たらそんな心配は一気に吹き飛んだ。
タイトルがハプニングなだけに、
色々な意味でハプニングだった。
何と言ってもオチがないのが一番のハプニング。
物語の前半は良かったのだが、
後半はう~んという展開のオンパレード。
話もパニックものなのか、ホラーなのか、
中途半端な内容。
唯一、ラブストーリーとして見れば成立するのかなっていう感じ。
これなら最近観たミストの方が良かった。
内容も何となく似ているし。
予告が凄かったので、落胆の度合いが激しい残念な映画になってしまった。
M・ナイト・シャマラン監督は次があるのかな?
でも一番のハプニングは、
劇場で違う人の席に座っていた事だった。
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…私もこれは観たかったんですよ~。
でも、ある意味、とんでもないハプニング映画なんですねぇ。。
シャマラン監督も路線を変更して「死霊の盆踊り」のエド・ウッド監督みたいに「史上最低最悪」を目指してみるのも生き残り策かも。。
是非、観て来てください。
ムササビさんがどんな感想なのか興味あります。
自分は、『何が起きているのかわからない恐怖』にぞぞっとしました。
しかし、一番気になったのは、いつ監督が出てくるのか?でした(笑)
ミストやハプニングのような立場になったら、自分は絶対に主人公のように気を強く持ち生き抜くキャラではないな、と改めて感じました。
シャマランが出てくるのが気になっている時点で、話の内容はどうでもいいってことですね。
ミストやハプニングの状況に会わない様にするには、アメリカに行かないのが一番ですよ。