チャイルド44

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「このミステリーがすごい!2009年版海外編第1位」
という触れ込みの「チャイルド44」を読んだ。

ストーリーは
スターリン政権下のソ連。
国家保安省の敏腕捜査官レオ・デミドフは、
あるスパイ容疑者の拘束に成功する。
だが、この機に乗じた狡猾な副官の計略にはまり、
妻ともども片田舎のみ民警へと追放される。
そこで発見された惨殺体の状況は、
かつて彼が事故と遺族を説得した少年の遺体に酷似していた・・・。

この小説は1978年~90年にかけて、
ソ連で実際に起きた事件である
少年少女52人を殺害したチカチーロ事件に
着想を得て執筆されたようだ。

上下巻、約700ページ以上に渡る大作だけど、
海外の小説は翻訳者の力量で
かなり印象が変わってしまうのか、
上巻は中々物語に入っていけなかった。

しかし、中盤以降は読み応えがあり、
面白いようにページが進んでいった。

スターリン政権下の暗黒時代が崩壊へと向かう
激動のソ連で展開していく物語は、
ミステリーというよりは
主人公レオの再生への物語といった方が適切だと思う。

チャイルド44」は
早速、ハリウッドでの映画化が決定したようだ。

監督はリドリー・スコット。
そう、最近見た残念な映画
ワールド・オブ・ライズ」の監督。
う~ん、大いに心配だ。

この「チャイルド44」の原作者、
トム・ロブ・スミスは29歳。
俺、32歳。
かなりの差をつけられてしまったな。

チャイルド44

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コメント(2)

とお~~い昔に、この訳者さんが教えている翻訳学校に通っていたのですよ。
(私は違う先生でしたが…)
あの頃は「このミス:海外編」で一位になった作品は必ず読んでいたのですが、最近、とんとご無沙汰なので、とても懐かしいです。。
「チャイルド44」要チェックですね!

そーいえば、翻訳の学校に通ってたって言ってましたよね。
本文でも触れましたが、この話はミステリーとはいえないと思います。
是非、ムササビさんの感想を聞きたいものです。

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