クエンティン・タランティーノ監督、ブラッド・ピット主演の
「イングロリアス・バスターズ」を観てきた。
ストーリーは、
1944年、ナチス占領下のパリ。
ナチスに家族を殺された映画館主のショシャナは、
ナチス高官が出席するプレミア上映会の夜、
復讐を果たそうと計画を練る。
一方、ナチス軍人を血祭りに上げてきたアルド・レイン中尉率いる
連合軍の極秘部隊「イングロリアス・バスターズ」も、
ヒトラー暗殺を企て映画館に潜入するが・・・。
とにかく喋る、喋る、喋りまくり、
「これぞタランティーノ映画!」といった内容で、
タランティーノ好きなら確実に満足できると思う。
居酒屋「ラ・ルイジアーヌ」での5人の会話のやり取りは
「レザボア・ドッグス」を彷彿とさせる展開で
静かなシーンながら、緊張感のあるものだった。
このシーンの結末は予想通り・・・だったけど。
主演のブラッド・ピットは前作「バーン・アフター・リーディング」ように、
少し間の抜けているキャラクターが似合っていたし、
ショシャナ役のメラニー・ロランはとても美人で、
復讐に燃える少女を力強く演じていたし、
「ホステル」の監督、イーライ・ロスもバスターズの一員として登場していた。
その中でも秀逸だったのが、ランダ大佐を演じた、クリストフ・ヴァルツ。
この役でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞したのは伊達ではなく、
物凄い存在感で映画を引き締めていた。
タランティーノからの強烈なメッセージである
「ナチスのプロパガンダ映画に対する復讐」。
これが映画を楽しみつつ、伝わってくる映画だった。
最後に一言、とても面白かったです。
●この記事で触れている作品は下記リンクよりAmazonで購入できます。
タランティーノ好きなんですが、
これは好き嫌いが別れるというので、
見ようかどうしようか迷っていたんですよ
…ブラピの映画で好きな作品もあまりないし。。
是非、見てみます~!
(バーン・アフター・リーディングも!)
これはグロさに耐えられれば、とても面白い映画だと思います。
でも典型的なタランティーノの映画で、おしゃべりを楽しめますよ。
バーン・アフター・リーディングを見るよりはこちらかと・・・。
残念ながら、グロいシーンは目を閉じてしまいました(汗)
見終えた後は、ちょっと頭皮が緊張していました。
でも、すごく面白かったです。
タランティーノ作品に興味を持ちましたが、
やっぱりグロいシーンは欠かさずあるんでしょうか?
タランティーノの映画は喋りとグロさが売りですから避けられません。
でも、イングロリアス・バスターズはソフトだったと思いますが・・・。