アンヴィル~夢を諦めきれない男たち~

昨年の10月に日本で公開された
「アンヴィル~夢を諦めきれない男たち~」が地元の映画館で
なぜか上映されていたので観てきました。

ストーリーは
1973年に結成されたヘヴィメタルバンド、
アンヴィルが1982年に発表したアルバム「メタル・オン・メタル」は、
後にビッグになる数多くのメタルバンドに影響を与えた。
しかし、当の彼らはスターダムにのし上がることなく、
現在は地元でしがない仕事をしながらバンド活動に精を出している。
そんな彼らにヨーロッパ・ツアーの話が舞い込むが・・・。

バンドのオリジナルメンバーの
ヴォーカルのリップスと、ドラムのロブの30年以上に渡る友情?と
アンヴィルというバンドの活動を追ったドキュメンタリーで、
笑えるところあり、泣けるところありのとてもいい映画でした。

ヨーロッパツアーでは、使えないマネージャーのせいで、
道に迷うし、鉄道には乗り遅れるし、ギャラはもらえないし、
告知ができてなく客は5人くらいしかいないし、
普通に野宿してたりと、漫画に出てきそうな展開が現実に起こっていて、
メンバーには申し訳ないけど、観ていて、ただ笑うことしかできなかった。

でも、彼らは至って真剣で、
頭頂部が禿げかかり、全体的にくたびれた印象の
50歳のオッサンが仕事をしながら、バンド活動を続け、
「いつか売れてやる」という夢を目指して頑張っていく姿が
あまりにも純粋で、その姿が胸を強く打った。

アルバムを作成中のスタジオで、
リップスとロブが感情をぶつけあうシーンでは
リップスがロブに向かって言った
「オレはお前じゃなきゃだめなんだよ」という言葉に
30年以上に渡る二人の関係、歴史を理解する事ができ、
とても感動するシーンだった。

リップスが言った
「誰もが年を取る。それが現実だ。
腹は出て顔の肉は垂れ、髪は抜け時間はなくなる・・・だから今やる
今から20年後、30年後、40年後には人生は終わるんだ。やるしかない」

という言葉が自分の胸にも物凄く響きました。

ドキュメンタリーとしても秀逸な作品で、
この映画を見た後には、「継続」と「前に踏み出す勇気」を自覚し、
自分も頑張ろうという気持ちになれた、とてもいい映画でした。

とにかく、すごいオッサンたちでした。

「アンヴィル」のパンフレット

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コメント(2)

なんか、すごく良さそうな映画ですね。。
最後のセリフだけでも、グッときますね。
「今を生きて、進み続けるしかない。。」
…日常生活に疲れ果てた時に是非観てみたいです。

見た目は、ただのオッサンですが、
ヘヴィメタに対する姿勢は純粋で真っ直ぐで、感動的でした。
是非、T君の感想を聞いてみたいものです。

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