ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ

| | コメント(3) | トラックバック(0)

現代アート界で活躍する女性芸術家、サム・テイラー=ウッド監督作の
ジョン・レノンが「ビートルズのジョン・レノン」に成長するまでを描いた
ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」を観てきた。

ストーリーは、
1950年代のリバプール。
青年ジョン・レノンは幼い頃から伯父と伯母に育てられていた。
反抗期真っ最中のジョンは、伯母のミミに厳しく躾けられていた。
やがて、優しい伯父が心臓発作で急死する。
葬儀の後、ひょんなことから本当の母親ジュリアが
歩いて行ける距離に住んでいることを知ったジョンは、
恐る恐る実母の家を訪ねてみることに・・・。

最初にチラシを見たときには、
主演のアーロン・ジョンソンが演じるジョン・レノンが
どうしてもジャック・オズボーンのように見えてしまい、
多少は嫌な予感もしていたのですが、そんなことはなく、
とても素晴らしい映画でした。

ジョン・レノンやビートルズに詳しい人にとっては
もしかしたら事実ではないシーンや、ストーリーに穴があるのかもしれないけれど、
自分はそれ程、ジョン・レノンやビートルズに明るくないため、
違和感を感じる事無く、最後まで物語に惹きつけられ、
上映時間もあっという間に終了となりました。

生みの親と育ての親の二人の母親の愛情に苦しむ姿や、
音楽と出会う事によって、ポールやジョージらの仲間と巡り合い、
ジョン・レノンという若者が成長していく姿が
痛々しい位、リアルに描かれていました。

特にジョンの二人の母親を演じた、
クリスティン・スコット・トーマスとアンヌ=マリー・ダフの演技は素晴らしく、
性格が対照的な二人の母親の愛情に見守られ、翻弄されるジョンを演じる
アーロン・ジョンソンを引き立たせていましたね。

物語はバンドに焦点を当てていたわけではないけれど、
やはり劇中に流れる曲は物凄く印象に残っていて、
特にラスト間近に流れる「In Spite Of All The Danger」と
エンドロールで流れる「Mother」には、グッときました。

こんな素晴しい映画ですが、
邦題に付けられた「ひとりぼっちのあいつ」が的外れな感じなんだよね。

ビートルズの「NOWHERE MAN」の邦題の
「ひとりぼっちのあいつ」から拝借したようだけど、
この映画でも分かるように、ジョンには愛すべき二人の母親と
多くの仲間に囲まれていたのは一目瞭然なのに・・・。

何だか、この部分だけは興醒めです。

ちなみに監督のサム・テイラー=ウッドと、主演のアーロン・ジョンソンは
この映画を撮った後にめでたく結婚し、子供も生まれたようです。
歳の差はなんと23歳の姉さん女房とのことで、驚きです。

全然関係ないですが、
暫く振りに「バック・ビート」でも見てみようかと思います。

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつのパンフレット

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.myownprivateidaho.net/mt/mt-tb.cgi/736

コメント(3)

この映画知らなかったです・・・
機会があれば見に行きたいなぁ
バックビートも懐かしいね。
サントラまで持ってます。

これ、面白そうですねぇ。。
レンタル開始されたら観てみたいです!
(確かに、「バック・ビート」が観たくなりそうな
内容ですよね♪)

…主題から逸れますが、23歳差の姉さん女房って、
すごいですねぇ。。
日本では、男性が年上の「年の差結婚」は結構あるけど。。

…外国っていいなぁ。。。。。。。。

>pcpさん
ビートルズマニアのpcpさんには不満が残る内容かもよ・・・。
ちなみに、最寄だとさいたま新都心のコクーンの映画館でやってるよ。
「バック・ビート」のサントラは最高だよね。

>ムササビさん
この映画の監督は、主演男優兼旦那をオーディションで選んでたわけですよね。
是非、ムササビさんも海外に出て、歳の差結婚を目指してください!
確かにこの映画は「バック・ビート」の前段の話になるのかもしれませんね。

コメントする

2012年2月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29