SOMEWHERE

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第67回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作、
ソフィア・コッポラ監督の「SOMEWHERE」を観てきた。

ストーリーは
ハリウッドの人気俳優のジョニー・マルコは、
かつて伝説のスターたちも暮らしていたホテル「シャトー・マーモント」で暮らしている。
享楽的で華やかだが、空虚な日々だ。
腕を骨折し、ギプスを余儀なくされたジョニーのところに、
11歳の娘のクレオがやって来た。
前妻のレイラが「しばらく家を空ける」と出て行ったため、彼女を預かる事になったのだ。
ジョニーとクレオはシャトー・マーモントで穏やかな親子らしい日々を過ごす・・・。

映画を観る前にネット上で目にした評価では、
あまり芳しいものがなかったので、多少の不安はありましたが、
観終わった感想としては、そんな事はありませんでしたね。

確かに冒頭でフェラーリが同じ所を周回し続けているシーンを観た時は
「大丈夫か?」と思いましたが、
台詞が少なく、静かな展開の中にジョニーの心情の変化が描かれ、
唐突なラストのジョニーの決意に満ちた顔に納得させられました。

監督のソフィア・コッポラが幼少期に父親のフランシス・フォード・コッポラと
映画の舞台となった、シャトー・マーモントで過ごした経験を物語の下地にして
ジョニーとクレオの父娘の生活を描いたようです。

主演のスティーブン・ドーフの額に勇気をもらいつつ、
虚しい生活の中に、娘と過ごす時間によって、
静かに、そして素直に再生する演技は感動的でありました。

そして何よりもクレオ役のエル・ファニングちゃん。

自分って完全にロリコンじゃないですか。
だから、スクリーンにエル・ファニングちゃんが登場した瞬間に
「この映画は当たりだな」
と、確信しましたね。

お姉ちゃんのダコタ・ファニングちゃんも確かに可愛かったですけど、
妹のエル・ファニングちゃんの破壊力は物凄かったですよ。

フィギュアスケートをしているシーンには目が釘付けになり、
自分が審査員ならキムチ・ヨナよりも高得点を付け、
金メダル獲得は間違いないと思います。

そしてなぜか「Jackass」のパーティーボーイでお馴染みの
クリス・ポンティアスが共演者として普通の演技をしていたのに驚きました。

最近観た「Jackass 3D」の中でチ○コでゴルフボールを打っていたのに、
「何、普通の演技をしているんだよ」
と、面白くて仕方がなかったですね。

劇中に流れる音楽も素晴しく、
さすがソフィア・コッポラといった感じだったのですが、
残念ながらサントラは発売されていないようです。

観る人によっては確かに好みが分かれそうな映画でしたが、
自分は非常に良い映画だったと思います。

そして、今まではあまり考える事がなかった
子供のいる生活というのも、ありなのかなと漠然と思うようになりました。

ただ、この感覚もエル・ファニングちゃんの影響であり、
もし、クレオ役が間下このみだったら、こんな考えにはならないと断言できます。

SOMEWHEREのパンフレット

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