スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団

| | コメント(0) | トラックバック(0)

ある意味、今年上半期の話題作の
スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」を観てきた。

ストーリーは
カナダに住む売れないバンドのベーシスト、スコット・ピルグリムは、
ある日、不思議な女性ラモーナに出会い、すぐさま恋に落ちる。
だが、ラモーナと付き合うためには、
彼女の邪悪な元彼7人と決闘をして、すべてを倒さなければならなかった・・・。

いや~、観る前から予想はできていましたが、
予想を裏切る事無く、もう目茶苦茶な映画でした。

「ゲーム+バンド+恋愛」を足して3で割らないような内容で
全く次の展開が予想できないし、理解するのも難しかったです。

物語全体がスコット・ピルグリムの妄想の世界なのか、
はたまた現実なのかの区別が一切なく、
いきなり何の説明もなく戦いが始まるし、
文字が飛び出してくるし、空を飛ぶし、もう何でもありで、
「何が起きても変じゃない、そんな時代さ覚悟はできている」的な物語でした。

映画を観ながら、
「もし、この映画を井筒監督が観たらどうなるだろうか」
といった余計な心配をしてしまいましたね。

バンドがメインの映画でもあるので、音楽が充実していて、
ナイジェル・ゴッドリッチが音楽を担当し、
スコット・ピルグリムのバンド「セックス・ボムオム」の楽曲は
ベックが担当し、演奏までしたという力の入れよう。

さらに斉藤慶太、祥太の双子が演じるカタヤナギ・ツインズの曲は
コーネリアスが担当という贅沢な仕様。

さらに「ゼルダの伝説」や「ファイナルファンタジーⅡ」の
ゲーム音楽も劇中で有効に使われていました。

そして、映画の最初に登場した「UNIVERSAL」のロゴが
ファミコンのゲームのような粗いデザインで、
バックに流れるファンファーレもゲーム調の音楽だったのが最高でしたね。

ただ、この映画はゲームに親しみのない人には、苦しい内容だと思うので、
観る人を選ぶのは間違いないと思います。

くれぐれも初デートなどでは観に行かない方がよろしいかと・・・。

そんな中、スコットのルームメイト役として、
あのマコーレ・カルキンの弟、キーラン・カルキンが出演していて、
「ああ、弟はちゃんと成長したんだな」と涙が溢れてきました。

色々な事があった「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」ですが、
世の中には不思議な映画があるんだなという事を痛感させてくれましたし、
原題が「SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD」なのに、
この邦題を付けた日本の配給会社にはセンスの欠片もないなという事が
強く印象に残った映画となりました。

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団のパンフレット

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.myownprivateidaho.net/mt/mt-tb.cgi/875

コメントする

2012年2月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29