トム・ロブ・スミス トーク&サイン会

| | コメント(0) | トラックバック(0)

先日、丸善丸の内に「サムシング」を買いに行った際に、
何か面白い本はないかと店内をうろついていたところ、
店内にあった催事・イベントコーナーの告知に
「トム・ロブ・スミス トーク&サイン会」の文字を発見。

何でも「チャイルド44」、「グラーグ57」に続く、
レオ三部作の完結編「エージェント6」の発売を記念して、
来日し、9月6日に丸善丸の内で「トーク&サイン会」をするとの事。

最初は「へぇ~、トムが来るんだ~」とあまり素性もよく知らない
トム・ロブ・スミスに勝手に馴れ馴れしい感想を持ったけれど、
直ぐに「これって凄い事じゃないか」と思い直し、
エージェント6」の上巻を購入し、整理券をゲットしました。

そして今日、「トム・ロブ・スミス トーク&サイン会」に参戦してきました。

会場は丸善丸の内3階の日経セミナールーム。

この会場は過去に仕事で2回使った事があるためか、
あまり良い思い出のない忌まわしき場所だったけれど、
自分が参加者として行くと、当たり前だけど感じが違いましたね。

19時にイベントがスタートし、
最初はトム・ロブ・スミスが一人でスピーチをし、
・10代の頃から、ずーっと日本に来たかったこと
・「チャイルド44」を書き始めた当時のこと
・今回の来日では富士山に登ること
などを真剣に語ってくれました。

続いて、トム・ロブ・スミスの作品を翻訳した田口俊樹氏が登場。
このオッサンがいい味を出していて、面白かった。

後半は田口氏がトム・ロブ・スミスに質問する形で進んで行ったけど、
結構、インパクトの強い質問が多くて全く飽きなかったですね。

「あなたはゲイだとカミングアウトしているが、作品に影響はあるのか?」
という質問を聞いた時には「えっ、ゲイなの?」と驚かされ、
そう言われると、今までの小説の理解の仕方も変わるような気がしてきましたよ。

「重要な登場人物を簡単に切り捨ててしまうけれど、冷たい人間なのか?」
という問いかけに、トム・ロブ・スミスは最初は笑いながら「そうだ」と答えたが、
「人間は追い込まれた時に本当の姿を見せるから、それを描きたかった」と
真剣に答え直し、これには納得させられましたね。

ただ、ネステロフは切り捨てなくて良かったのでは・・・。

「小説を書く時に気をつけている事を2つの言葉で表してくれ」
という質問には「自立心」と「不満」だと答えていました。

他にも共産主義や宗教についてなどの質問があったけれど、
一番印象に残っているのが、主人公のレオの境遇に絡めて、
「幸せな人はもう何もしないけれど、不幸な人は現状を打破しようと努力する」
と言った言葉が今までの小説の内容を表していて納得させられました。

この後、質疑応答でも面白い質問が出て笑った後に
丸善のスタッフからお約束の花束が渡され、1時間以上続いたトークショーが終了。

続いてサイン会に突入しました。

サインを書いてもらっている時に何か言葉をかけようと思い、
トム・ロブ・スミスに流暢な英語で「サ、サ、サ、サンキュウ」と話しかけ、
満面の笑みで手を差し出し、握手をしてもらい終了となりました。

まあ、改めて自分の小ささを実感したのですけれどね・・・。

ついでに翻訳者の田口さんのサインももらいました。

これが二人のサインの入った「エージェント6」の上巻です。

この「エージェント6」でレオ三部作が終了し、
次回作は歴史物ではなく、自分の経験を題材にした本を来年中には出版できるとの事でした。

まずは「エージェント6」を読破したいと思っていますが、
かなり辛い話なので、読むのにパワーがいるんだよね・・・。

でも、頑張って読破します。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: トム・ロブ・スミス トーク&サイン会

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.myownprivateidaho.net/mt/mt-tb.cgi/924

コメントする

2012年2月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29