2011年11月アーカイブ

スティーブン・ソダーバーグ監督最新作で、
マット・デイモン、マリオン・コティヤール、グウィネス・パルトロウ、
ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、ローレンス・フィッシュバーンといった、
有名俳優が多数出演した話題作「コンテイジョン」を観てきた。

ストーリーは、
香港出張からミネソタの自宅に帰って来たベス・エムホフが謎の疾病で急死した。
やがて彼女の幼い息子・クラークも同じ症状で死亡。
ベスの他にも、香港、ロンドン、東京などの各都市で同じ症例での死亡者が発生。
報告を受けたWHOやCDCは、直ちにその病気の調査に乗り出すが、
感染の拡がりは抑えられず、人々の間にはウイルスと共に恐怖心も蔓延していく。

スティーブン・ソダーバーグの映画なので、
物語は現実的に展開していき、あまり楽しめないのではないかと思いましたが、
この予想が良い意味で外れてくれ、現実的過ぎず、かといって娯楽作でもないという
程好いバランスの取れた非常に良い映画でしたね。

ただ、「トラフィック」までとはいかないけれど、
物語は各登場人物の話が淡々と進んで行くというスタイルは相変わらず。

登場人物とシーンがどんどん変わっていき、
ストーリーの中で登場人物についての説明はほとんどないので、
普通なら誰が誰だか分からなくなる所なのですが、
この部分で、有名俳優を多数配置している事で各登場人物が覚えやすくなっていました。

物語では、ウイルスが蔓延した世界の状況を描いていて、
自分の事だけを考える者、世のために動く者、民衆を扇動する狂信者等が登場し、
実際にこの状況に追いやられたら、「本当にコンテイジョンのようになるのでは」と、
思ってしまいそうなくらい、上手く終末感が描かれていたと思います。

久しぶりにDVDが出たら、もう一度見たいと思わせてくれた映画となりました。

昔、「アウトブレイク」を観たときもそうだったのですが、
感染症を描いた映画を観ている時に、劇場内で咳をしている人がいると
少し気になってしまうのは自分が小心者だからなのでしょうね。

コンテイジョンのパンフレット

ブラッド・ピット主演、「カポーティ」のベネット・ミラー監督作の
アスレチックスのGM、ビリー・ビーンにスポットを当てた「マネーボール」を観てきた。

ストーリーは、
メジャーリーグの野球選手だったビリー・ビーンは、
引退後オークランドアスレチックスのゼネラルマネージャーとなる。
しかし、財政が苦しいアスレチックスでは、せっかく育てた有望選手を、
強豪球団に引き抜かれるという事態が続いていた。
チームの立て直しを図るビリーは、
統計データを使って選手の将来的価値を予測するという「マネーボール理論」を導入。
イェール大卒のピーター・ブランドと共に、チームの改革を進めていく。

最初は「メジャーリーグ」のような感じの映画かなと思っていましたが、
やはり実話に基づいた話なので、当然ながら真面目な内容でした。

自分は、ビリー・ビーンも「マネーボール理論」も
アスレチックスの快進撃も知っていたので、難なく物語に入っていけましたが、
これらを知らない人には、意味が分からない映画になっていたような気がします。

控え室の選手達の様子や、シーズン前の補強へと至る過程が描かれ、
さらに、トレード期限ギリギリのGM同士の攻防も見れ、面白かったですね。

映画的にどこをクライマックスに持ってくるのかと思っていたら、
やはり20連勝を持ってきて、ここに繋がる選手に前半から焦点を当てて、
物語を構築していったのは当然と言えば当然でした。

アスレチックスの監督に、フィリップ・シーモア・ホフマン、
ビリー・ビーンの分かれた妻役に、久しぶりに見たロビン・ライトと
脇を固める俳優も豪華でしたが、印象的だったのが、
ビリーを補佐するビーター役のジョナ・ヒル。

コメディアン出身のようですが、存在自体が良い味を出していました。

映画の本質は野球チームを強化する面なのですが、
ビリーの内面の葛藤の変化を離れて暮らしている娘との交流を通して描き、
物語の根底に流れるテーマになっていました。

この娘がギターの弾き語りで歌う歌が、とても素晴しく、
歌声も「Frente!」を聞いているようで、自分の耳に心地良く響きました。

当時は斬新だった「マネーボール理論」も、
現在では、メジャーリーグのほとんどのチームが導入してしまい、
また金持ちチームが強い構図に戻りつつありますが、
アドバンテージを失ってしまったビリー・ビーンの今後の活躍に期待したいです。

そして、この「マネーボール」を観に行く際は、
是非、「マネーボール理論」を少し勉強していく事をお勧めします。

コレさえ理解すれば、楽しめる良い映画だと思います。

マネーボールのパンフレット

NEW ERAの帽子が好きです。

初めてNEW ERAに出会ったのは中学生の時。

幼馴染が夏休みにアメリカ(どこの都市だったかは忘れた)旅行に行き、
帰国後に遊んだ時にヤンキースの帽子を被っていたんですよ。

最初は違いに気が付かなかったけれど、帽子の後ろを見てみると、
アジャスターと半月型の穴が開いていない初めて見る形の帽子で、
今となっては当たり前ですが、帽子にもサイズがあるという事を学びましたし、
この時に物凄い衝撃を受けましたね。

人に影響を受け易い性格なので、同じモデルの帽子が欲しくなり、
偶然にも兄がカリフォルニアに旅行に行く事になったので、
メジャーリーグ」を観て知った、ホワイトソックスの帽子を頼み、
お土産として買ってきてもらったのは、良い思い出です。

その後、20歳くらいの時に渋谷のバックドロップに寄った時に、
目を疑う光景に出くわし、第二次NEW ERAブームが自分に起こりました。

これも今となっては当たり前ですが、バックドロップには、
赤や青、黄色に緑など10色以上の色とりどりのヤンキースの帽子が陳列されていて、
今まであった「野球チームの帽子=一色」という固定概念をブチ壊してくれ、
当時は金を持っていた事もあり、この帽子を毎週一色購入していたものです。

その後、NEW ERAが浸透していくのとは逆比例で、
自分があまり帽子を被らなくなってしまい、少しNEW ERAとは疎遠になってしまいました。

それが、昨年に渋谷の某帽子屋のCOOさんと知り合いになり、
その人と会う度にいつもNEW ERAを被っているので、またしても影響されてしまい、
最近は立て続けにNEW ERAを購入しています。

こんな流れもあり、西武ライオンズの帽子を購入しました。

西武ライオンズの帽子

埼玉を本拠地としているけれど、自分の地元からは遠く、
あまり愛着がないというのが正直なところなのですが、
実は小学生の頃、1年間だけファンクラブに入っていた事がありました。

それが理由で今回、帽子を購入したのではなく、
今回、購入に至った本当の理由は帽子にデザインされている「レオ」のマークです。

これ「ジャングル大帝」が基になっているのは一目瞭然ですよね。

あの手塚治虫先生がデザインしたキャラクターが帽子に付いているなんて、
何て素晴しいのだろうと子供ながらに感動していたわけですよ。

それが何を血迷ったのか、数年前に西武ライオンズはこの「レオ」を捨て、
「L」がデザインされた帽子に変更するという暴挙に出てしまったのです。

この西武ライオンズの「レオ」の帽子と、
岡本太郎先生がデザインした、今は亡き近鉄バッファローズの「猛牛」帽子は、
日本人として後世に受け継ぐべき神聖なものだと思っていましたが、
あっさりと両方とも無くなっちゃいましたからね。

そりゃ、ゆとり世代も生まれるわけですよ・・・。

前置きが長くなりましたが、
NEW ERAのサイトを見ていたら、なぜか「レオ」帽子があったので、
上記のような理由もあり、気付いた時には注文を完了していました。

デザインは当時の帽子を完璧に復刻していますが、
帽子の左側に「NEW ERA」マークが入っています。

西武ライオンズの帽子

今年のライオンズはこの帽子を被っていないので、
なぜ、このタイミングで発売されたのかが分からないのですが、
とても良い買物ができたと喜んでおります。

一応、西武ライオンズのライセンスのタグがあるので、
正規品なのは間違いないようです。

西武ライオンズの帽子

来年には是非、近鉄の「猛牛」帽子を発売して欲しいと切に願っております。

パラノーマル・アクティビティ」シリーズの第3作目にして、
物語の起源となる内容となった「パラノーマルアクティビティ3」を観てきた。

ストーリーは、
カルフォルニア州サンタローザ。
1988年9月10日から2週間に及びホームビデオに記録された、
ケイティ、クリスティ姉妹とその家族が体験した身も凍るような出来事。
少女たちが鏡の前で行う「怖い遊び」を始めとする無数の超常現象・・・。
やがて記録された映像は、次第にエスカレートし、家族に対し牙をむき始める。

前作の「パラノーマル・アクティビティ2」が今年の2月に公開され、
この「パラノーマル・アクティビティ3」がまさかの9ヵ月後の年内に公開。

「ちょっとペースが速過ぎませんか?」と思いましたが、
まあ、この映画は制作費があまりかかっていないから、連発が可能なのでしょう。

「パラノーマル・アクティビティ3」では、
前2作に登場したケイティ、クリスティ姉妹の幼少の頃が描かれ、
なぜ二人が超常現象に襲われる事になったのかが描かれていたはずだけど、
「う~ん」といった感じで、ちょっと消化不良な感は否めなかったですね。

パラノーマル・アクティビティ」シリーズの売りの定点カメラの映像も、
やはり3作目ともなるとネタも出尽くしてしまい、
普通の展開ではもう驚かなくなっちゃっているんでね・・・。

それでも、広いリビングをカメラで写そうとして、
扇風機を上手く利用し、カメラを首振りモードで動かして撮った映像は良かったです。

映像が右から左に動いて行き、また右側に戻った時に変化が起きているシーンでは、
カメラが動いていくに従って、心臓の鼓動が早くなっていきましたよ。

一応、物語の起源が判明したのですが、このシリーズはまだまだ続くのでしょう。

できる事なら、続編では初心に戻ってもらい、
もっと超常現象で勝負してもらいたいと思います。

パラノーマル・アクティビティ3のチラシ

図書館内乱

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図書館戦争」シリーズの第二作目の「図書館内乱」を読みました。

ストーリーは、
図書隊の中でも最も危険な任務を負う防衛隊員として、
日々訓練に励む郁は、中澤毬江という耳の不自由な女の子と出会う。
毬江は小さいころから幼馴染の図書隊の教官、小牧に密かな想いを寄せていた。
そんな時、良化隊が郁が勤務する図書館を襲撃、いわれのない罪で小牧を連行していく。
かくして郁と図書隊の小牧奪還作戦が発動した。

前作の「図書館戦争」がほのぼのとした内容だったので、
この「図書館内乱」では展開が激しくなるかと期待をしたのですが、
今回も期待した程ではなかったですね。

そもそも、そういう話ではないのかもしれませんが・・・。

それでも良化隊との戦いだけではなく、
図書館内の派閥の抗争などの今後へと繋がる布石が描かれていて、
さらに、鞠江と手塚彗も登場してきたので、
これからの小牧と毬江、手塚兄弟の展開に期待しています。

物語の中で毬江ちゃんが読んでいて、問題を引き起こす事になった本が
どうやら「レインツリーの国」というタイトルで発売されているようです。

こちらも時間があったら読んでみたいと思っています。

図書館内乱

3ヶ月ぶりにゴルフに行ってきました。

最近はマラソンに熱中して、全くクラブは握っていなかったので、
これまた久しぶりに打ちっ放しに行き練習したのですが、
球は飛ばないし、手の皮が剥けるという逆に凹む結果となってしまいました。

今回ラウンドする「佐野ゴルフクラブ」の評判をネットで調べたら、
プレイヤーをかなり詰め込むので、待ち時間が凄いというものを目にし、
「後ろの組のオッサンがいやらしい目で見てくるのではないか」と
不安が募りながら、ゴルフ場に向かいました。

前日の雨が嘘のように暖かくなりましたが、
ゴルフ場には靄がかかっていて、何だか幻想的でした。

不安の中、始まった今日のゴルフでしたが、
練習では散々だったドライバーが多少は当たってくれ、
事前の予想よりは楽しむ事ができました。

ただ、アイアンは散々でしたが・・・。

カートのモニターに各コースの情報が映されていたのが新鮮でした。

予想に反して17ホールまでは楽しんでラウンドができていたのですが、
最後の9番ホールで情けないミスを連発してしまい自己嫌悪に陥ったので、
やはり練習が必要だと痛感させられたゴルフとなりました。

それにしても全くゴルフが上達しないのが不思議です。

↓スイングをしようとしてるように見えますが、実は・・・。

NHKで放送されている「サラリーマンNEO」の
まさかの映画版である「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」を観てきた。

ストーリーは、
業界第5位のビール会社、NEOビールに就職した新城誠。
阪神タイガース命の中西課長率いる営業一課に配属されたものの、
泥臭い営業廻りやサラリーマン的な飲みニケーションに馴染めず鬱屈した日々を送っていた。
そんなある日、社長から社員全員に新商品のアイデアを出せという指令が下る。
新城が思いつきで提案した「セクシービール」が意外にも好評を得て、
新城をリーダーとするセクシービール開発プロジェクトがスタートする事に・・・。

普段の「サラリーマンNEO」は短いコントで構成されているので、
映画化されると聞いた時に、どのような構成になるのだろうかと思いましたが、
ストーリーに上手くというか、中途半端に各キャラクターが組み込まれていました。

それでも、主役の小池君は置いといて、
脇を固めた生瀬勝久と沢村一樹は良かったですね。

生瀬勝久が演じた小池君の上司の課長は、
あまりぶっ飛んだキャラではなかったけれど、要所要所でいい味を出してたし、
沢村一樹は気弱のサラリーマンだけでも、面白かったのに、
最後にセクスィー部長としても登場し、サラリーマンNEOワールドを堪能させてくれました。

ただ、観る前に予想した通り、これといった内容はなかったですけどね。

この「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」は
「サラリーマンNEO」の世界観を理解している人には凄く面白いと思うけれど、
「サラリーマンNEO」を初めて観る人には厳しい内容になっていると思います。

まあ、小池君のファンなら文句なしだと思いますが・・・。

やはり「サラリーマンNEO」はテレビ番組だなと痛感させられたので、
また映画化される事があったら、その時はショートコントをたくさんやって欲しいものです。

サラリーマンNEO 劇場版(笑)のパンフレット

そういえば行っていた店をアップします。

お盆に出社した際に、ランチを食べようと外に出たはいいけれど、
この時期の新橋はゴーストタウン化していて、暑い中、数軒行きつけの飯屋を回ったが、
全てがお盆休みで、頼みの綱の「すき家」は更地になっているという状況の中、
辿り着いたのが「魚米酒 たけとら」という店だった。

魚米酒 たけとら

場所は「瀬佐味亭 虎ノ門店」から西新橋の方に道を一本入った辺りにあります。

以前、この場所には和食屋があり、一度だけ昼に行ったけれど、
量は少なく、値段が高いという散々な店だったので、
この「魚米酒 たけとら」に入る時にも少し嫌な予感がしたんですよね。

店内はお盆で他に営業している店がないためなのか、
それとも味が評判なのかは分からないけれど、5組くらいのお客さんがいました。

カウンターに着き、「牛すじ定食」を注文。

注文が済むなり、直ぐに代金の850円をフロアにいた兄ちゃんが回収に来て、
その後、待つ事10分程でご対面。

牛すじ定食

小鉢とサラダが付いて見た目は上品ですが、
「牛すじ」の割には、野菜の比率が高く、とにかく味も微妙で、
今は亡き「ONPA」の「牛すじ」と比べると足元にも及びませんし、
これで850円はなしだと思います。

牛すじ定食アップ

自分がこの店がある場所と相性が悪いせいなのかもしれませんが、
再訪するとしても、早くて来年のお盆でしょうね。

以上、今年のお盆に自分を残念にさせてくれた「魚米酒 たけとら」さんでした。

月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズ監督作、
ジェイク・ギレンホール主演の「ミッション:8ミニッツ」を観てきた。

ストーリーは、
シカゴで乗客全てが死亡する列車爆破事件が発生。
犯人捜索のため政府が遂行する極秘ミッションに、
米軍エリートのスティーブンスが選ばれる。
事故犠牲者の事件発生8分前の意識に入り込み、
その人物になりすまして犯人を見つけ出すという作戦で、
必ず8分後には爆破が起こり元の自分に戻るスティーブンスは、
何度も「死」を体験するうちに次第に作戦への疑惑を抱きはじめる。

監督のダンカン・ジョーンズは、
驚いた事に、何とあのデビット・ボウイの息子さんだそうですよ。
いや~、これだけは凄いですよね。

事前の宣伝での謳い文句が
「このラスト、映画通ほどダマされる」というものでしたが、
これは日本の配給会社が付けたのだろうけれど、
このコピーの影響もあり、とにかく残念な映画になっていました。

強いて何かに騙されたのかとしたら、
それは、このどうしようもない謳い文句にダマされたのだと思います。

物語はラストまで普通に展開され、
最後も「タイムマシンなの?」というように、良く意味の分からないもので、
多分、製作側がラスト付近に用意した衝撃的シーンと思われるものがあったのですが、
「で、それで?」といったもので、ここも至って普通でした。

とにかく時間を司る映画にしては、ルール付けが弱かったですね。

この点は、荒木比呂彦先生の「ジョジョの奇妙な冒険」を参考にして、
「時の流れ」というもの、「パラレルワールド」というものを
もっと勉強した方がよろしいかと思います。

ジェフリー・ラッシュとベラ・ファーミガという実力派が脇を固めているのだから、
もう少しどうにかできなかったのですかね・・・。

この映画は、一度観ただけでは物語の全てを理解する事は難しい映画ですが、
もう一度、見たいとは思わないという映画でした。

まあ、テレビ東京の昼に放送されるのを見るのがちょうどいい映画だと思うので、
その際に見直そうと思います。

ミッション:8ミニッツのパンフレット

今年の東京国際映画祭のオープニングを飾った、
ミラ・ジョヴォヴィッチ、オーランド・ブルーム、クリストフ・ヴァルツ出演、
「バイオ・ハザード」のポール・W・S・アンダーソン監督の最新作の
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」を観てきた。

ストーリーは、
17世紀フランス。
銃士になる事を目指し、田舎からパリへと出て来た18歳のダルタニアンは、
偶然に憧れの三銃士アトス、ポルトス、アラミスと知り合う。
国王・ルイ13世から宮殿に呼ばれたダルタニアンと三銃士は、
そこで英仏の和平交渉にやって来た英国のバッキンガム公爵と美女・ミレディと会う。
その頃、ルイ13世に不満を持つリシュリュー枢機卿は、王妃を巡る陰謀を企み、
二重スパイのミレディに王妃の首飾りを盗み出させていた・・・。

観る前は全く期待をしていなかったのですが、
それが幸いしたのか、これが意外と普通に楽しめた映画でしたね。

ただ、この「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」が
東京国際映画祭のオープニング作品という事には違和感があります。

多分、今年は原発の影響で欧米の俳優や監督の来日が難しく、
ものまね番組で、ご本人登場のサプライズゲストとして
番組に出演してくれる歌手のものまねを芸人にさせるのと同じように、
今回の東京国際映画祭も、レッドカーペットを出演者が歩いてくれる映画を
オープニング作品にしますよといった主催者の思惑が見えてしまい、
内容的には中高生が観るのに適したような映画で、それ程話題作でもないのに、
東京国際映画祭のオープニングになってしまったのだと思います。

全然関係ない話のですが、
東京国際映画祭は渋谷で開催されていた頃の方がわくわくしましたね。
六本木に変わってからは正直、微妙なイベントになったと思います。

タイトルに「三銃士」と付いていますが、
物語の中では、三銃士の面々はあまり目立ってはいなく、
ダルタニアンが主役なのだろうけれど、これまた地味で、
ミラ・ジョヴォヴィッチもオーランド・ブルームもクリストフ・ヴァルツも
主役級の扱いではなく、出演していたキャラが平等に描かれていたという、
珍しい映画になっていたと感じました。

ラストは完全に続編を臭わせる終わり方でしたが、
これも欧州でいかに興行収入を稼げるか次第なのでしょうね。

それにしても、ミラ・ジョヴォヴィッチの劣化っぷりが凄かったし、
クリストフ・ヴァルツは、もっと良い映画に出演してよと思わざるを得なかったです。

三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船のパンフレット

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