ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女

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来月にデビット・フィンチャー監督作として公開される
「ドラゴン・タトゥーの女」の原作である
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」を読んだ。

ストーリーは、
月刊誌「ミレニアム」の発行責任者ミカエルは、
大物実業家の違法行為を暴く記事を発表した。
だが名誉毀損で有罪になり、彼は「ミレニアム」から離れた。
そんな折り、大企業グループの前会長ヘンリックから依頼を受ける。
およそ40年前、彼の一族が住む孤島で
兄の孫娘ハリエットが失踪した事件を調査してほしいというのだ。
解決すれば、大物実業家を破滅させる証拠を渡すという。
ミカエルは受諾し、困難な調査を開始する。

映画の公開が近づいてきたので読んだのではなく、
前々から気にはなっていて何度か読もうと思ったのに、
性暴力の描き方がエグいという情報があったので敬遠していましたが、
トム・ロブ・スミスのサイン会で話題に上ったのをキッカケに購入しました。

物語の最初の頃こそ、キツいレイプ描写や諸々の出来事があり、
物語の根底にはスウェーデン特有の女性軽視がある事を理解できましたが、
読み進めていくと展開が変化し、孤島という密室で起きた失踪事件がメインとなり、
事前の予想をいい感じで裏切ってくれました。

物語の展開上、ヘンリック家の歴史を遡ったりするため、
ヘンリック家の皆さんが何人も登場するお陰で、
「ヘンリックさんだらけのミレニアム」状態になってしまい、
下巻に突入しても誰が誰だか分からない状況には苦労しました。

ドラゴン・タトゥーの女」というサブタイトルが付いているのに、
ドラゴンのタトゥーが入っている女のリスベット・サランデルがあまり登場しないで、
ミカエルが主人公で、話が探偵ものだったのも意外でしたね。

読み終わった感想としては、事前の期待が大き過ぎたためか、
特に驚きの展開もなく、ただ普通に面白いサスペンスだったなといった感じです。

冒頭のレイプシーンも果たして必要だったのかどうか・・・。

色々と気になる点が残りますが、
あとがきを読むと、続編への伏線が結構あるらしいので、
このシリーズの判断は続編に委ねたいと思います。

それにしても、現在テレビで流れている「ドラゴン・タトゥーの女」のCMが
既にどんでん返しへの伏線を張っているのには、少し辟易してしまいました。

もしかしたら、結末は小説とは変わっているのかもしれませので、
映画館で確かめようとは思っています。

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女

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