ヒミズ

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行け!稲中卓球部」でお馴染みの古谷実の原作の漫画を
園子温が監督し、主演の二人を演じた染谷将太と二階堂ふみが
ベネチア国際映画祭で新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を獲得した
話題作「ヒミズ」を観てきた。

ストーリーは、
「普通の人生」を望む男子中学生の住田祐一。
愛する人と守り守られ生きることを望む茶沢景子。
しかし、ある事件を機に祐一は心に深い闇を抱え、
2人の生活は「普通」とは程遠いものに一変してしまった・・・。

まず最初に言っておきたいのが、
この「ヒミズ」を観て、二階堂ふみちゃんが大好きになりました。

まあ、それは置いておいて、とにかく物凄いパワーを持った映画でした。

若さからくる破滅へと向かう青春を力いっぱい生きている
住田と景子の姿は清々しくもあり、痛々しくもあって、
何とも言い難い感覚に陥り、色々と考えさせられました。

倒錯した愛情を受けて育った住田を演じた染谷将太が
「静」、「陰」という感情を中心にしていたのに対し、
その住田を支える景子を演じた二階堂ふみは
「動」、「陽」といった真逆の感情で住田を受け止めている姿が印象的でしたが、
この「陽」の中にある「危うさ」も上手く演じていたので、
「この娘は凄いな」と思わされましたね。

この二人には安易にテレビドラマに出演しないで、
映画中心でこれからも頑張っていって欲しいと思います。

久しぶりに観る窪塚洋介が原発推進派のチンピラと格闘している姿や、
景子の母親の「パチンコがしたいんだよぉ」という台詞が頭から離れませんが、
やはり一番は主演の二人の熱演ですね。

かなり強烈な映画だったので、観る人を選びそうですが、
観ておいて損はない映画だと自分は思います。

ヒミズのパンフレット

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