2012年3月アーカイブ

戦火の馬

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スティーブン・スピルバーグ監督の最新作で、
アカデミー賞作品賞にノミネートされた「戦火の馬」を観てきた。

ストーリーは、
第一次大戦前夜のイギリスの農村。
貧しい農家にひきとられた一頭の馬はジョーイと名付けられ、
少年アルバートと固い絆で結ばれる。
折しも戦争がはじまり、ジョーイは軍に徴用され、
英国軍騎馬隊の軍馬としてフランスの最前線に送られてしまう。
敵味方の区別を知らないジョーイの目に、戦争は愚かさで悲惨なものとして映るだけだった。
その頃アルバートは、兵士となりフランス激戦地で戦っていた。
奇しくも共に激しい戦場に身を置くこととなったアルバートとジョーイの運命は・・・。

スティルバーグが原作の小説、舞台に感動し、
映画化を決意したという事もあり、当然ながら大変感動できる内容となっていました。

ただね、穿った見方をさせてもらうと、
あまりにも良く出来過ぎたお話だったなと思うんですよね。

物語の根底にはアルバートと馬のジョーイの強い絆が描かれていますが、
ジョーイの眼を通し、戦争の愚かさ、酷さも描かれていました。

戦争の厳しさを描いているのですが、
ジョーイが出会う人間が全員、良い人というのが物語を感動に導くのですが、
冷静に考えると違和感をかなり感じますが、
人間の優しさも捨てたものじゃないという事と、
戦争で争っている敵同士もお互いに正義があるという事を言いたかったのだと思います。

馬が主役なので、当然ながら馬のシーンが多いわけなのですが、
戦場を全速で走る抜けるシーンで、馬が有刺鉄線に引っかかるシーンがありましたが、
この「戦火の馬」では馬のシーンではCGを使っていないと謳っていたので、
どのようにあの迫力あるシーンを撮影したのかが、一番気になりましたね。

上映時間は2時間30分近くありましたが、全く長く感じずに、
ラストまで見続ける事ができた映画でした。

ちなみに馬がメインで活躍する映画を観たのはは「シービスケット」以来で、
全力疾走する馬が印象的なのは「トゥルー・グリット」以来でしたね。

最近は監督に制作にと大活躍のスピルバーグですが、
次回作の公開を楽しみにしたいと思います。

戦火の馬のパンフレット

SoftBank 007Z

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新しいiPad」がWi-Fiモデルのため、
外出先でネットに繋ぐにはモバイルルーターが必要なので、
急遽、「SoftBank 007Z」を購入してきました。

007Z

以前からモバイルルーターは欲しかったのですが、
どこの会社のものが良いのかいまいち分からなかったので、
今回はいい機会だと思い、ネットで自分なりに色々と調べた結果、
最も怪しい会社であるソフトバンクの「007Z」を選びました。

この「007Z」という端末の特徴は、
ウルトラマンが登場しているソフトバンクのCMでお馴染みの
下りが最大42Mbpsも出る「ULTRA SPEED」がメイン回線で使えるという事。

そして、「ULTRA SPEED」のエリア外では、
「E-mobile」の3Gの通信エリアがサブ回線として使え、
通信し放題で月額使用料が3880円という優れもの。

これだけを見ると夢のようなモバイルルーターだと思えますが、
そこはソフトバンク、ネットで色々と調べれば調べる程、
詐欺のような落とし穴がたくさんあるようでした。

まず、「ULTRA SPEED」がかなりの大問題で、通信エリアは狭い上、
夜間に通信規制が入り、「YouTube」などの動画が見られなくなり、
しかもBSの電波が干渉してしまうと通信不可能になるという糞仕様。

さらに悪い事に「ULTRA SPEED」が使えないので、
サブ回線の「E-mobile」に切り替えようとしても、
端末を操作しての切り替えが不可能なため、
「007z status」というアプリをiPadやiPhoneに入れ、
そこから操作しなければ使いものにならない素敵な端末なのです。

ではなぜ、この端末を選んだかを説明しますね。

はっきり言ってしまえば、「月額使用料が安い」という事です。

通常の契約ですと、月額使用料は3880円ですが、
この月額使用料の詳細を見てみると、
「月額使用料3880円+端末分割代金1400円-月々割り1400円=3880円」です。

これを端末を一括で購入する事で、
「月額使用料3880円-月々割り1400円=2480円」になります。

しかも、この「007Z」の端末が秋葉原で一括0円で販売されているので、
月々割が端末代ではなく、月額使用料にあてられるわけなのです。

これから使用してみて、本当に使い物にならなくなったら、
プランを定額の「データーし放題フラット」から「データーし放題」に変更すると、
こちらの月額最低使用料が1400円なので、
「月額使用料1400円-月々割り1400円=0円」となり、
2年間の契約期間、データ通信をしないで寝かしておけば、
月々の支払いがユニバーサル料の14円で済むんです(多分)。

ここまで自分で書いていても奇々怪々なのですが、
通信にかかるコストは他のものと比べればお安いという事です(多分)。

まあ、しばらく使用してみて、本当に糞なら糞と改めて報告します。

今月に発売された「新しいiPad」を購入しました。

今月の初めに「新しいiPad」が発表された日の夜に
オンラインのアップルストアを覗いてみると、
発売日に届くとの事だったので、勢いでオーダーしてしまいました。

3月16日には自宅に届いていたのですが、
なかなか開封する時間がなく、先日ようやく箱から出し、手に取りました。

新しいiPad

注文したのは白の64GB。

新しいiPad

アップルのオンラインストアで注文すると、
無料で背面に刻印を入れられるサービスがあるので、
iPod shuffle」の時にも利用し、刻印を入れたので、
今回の「新しいiPad」にも刻印を入れてみました。

新しいiPad

何を入れようか迷ったのですが、
今回はジョルノ・ジョバァーナ氏の名言に決めました。

「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!
進むべき道を切り開く事だッ!

新しいiPad

これで他の人の「iPad」と被る心配はなくなりましたね。

ただ、刻印を入れてしまうと、
中古で売ろうとする時に著しく買い取り価格が下がるらしいのですが、
まあ、こればかりは仕方がないですね。

付属の充電器は「Mac Book Pro」のものと比べると
かなり小さい物でした。

新しいiPad

まだ全然いじれていないので、
iTuresと同期ができていなく、アプリや音楽を入れていないのですが、
軽くネットを見た印象は、やはり「綺麗」ですね。

いまいち何に使えばいいのかが分かりませんし、
果たして64GBも必要だったのかは分かりませんが、
取りあえず使いこなせるようにして、通勤のお供にしたいと思っています。

元英国首相、マーガレットサッチャーを演じ、
メリル・ストリープに3度目のアカデミー賞主演女優賞をもたらした
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を観てきた。

ストーリーは、
1979年、父の教えである質素倹約を掲げる
保守党のマーガレット・サッチャーが女性初のイギリス首相となる。
「鉄の女」の異名を取るサッチャーは、財政赤字を解決し、
フォークランド紛争に勝利し、国民から絶大なる支持を得ていた。
しかし、彼女には誰にも見せていない孤独な別の顔があった。

サッチャー元首相といっても、在任期間が自分が小学生の頃だったので、
ニュースで何度か名前を耳にした程度なので、
お恥ずかしい話ですが、あまり詳しくは知りませんでした。

そのため、映画ではサッチャーの半生が描かれているのかと思っていましたが、
政治家としてのターニングポイントや重大な決断をした際の裏側を
妻として、そして母としての苦悩を描いていくというストーリーの進み方だったので、
マーガレット・サッチャーに明るい人ならば、
「なるほど」と納得してストーリーを消化していけるのでしょうけれど、
自分のように無知な人間には、どっちつかずで
サッチャーという女性の公私両方ともに中途半端な感じの理解で終ってしまい、
少々、もったいない感じを受けながら映画が終了となりました。

それでもフォークランド紛争やユーロの是非の際の
緊迫したシーンには惹き付けられるものがありました。

そして、何よりもメリル・ストリープの演技は見事でしたね。

首相を退いてから、最愛の夫の死を長年に渡り受け入れらずに
少々ボケ気味のサッチャーを哀愁漂う姿で演じていたのには心が動かされました。

最後に夫の死を受け入れた後の表情の変化が
この映画の全てを物語っていたと思います。

もう少々、マーガレット・サッチャーについてと、英国の歴史を学んでから、
この「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を見直したいと思っています。

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙のパンフレット

マーティン・スコセッシ監督の最新作で、
本年度のアカデミー賞11部門にノミネートされた
ヒューゴの不思議な発明」を観てきた。

ストーリーは、
1930年代のパリ。
父親の残した壊れた機械人形とともに駅の時計塔に暮らす少年ヒューゴは、
ある日、機械人形の修理に必要なハート型の鍵を持つ少女イザベルと出会い、
人形に秘められた壮大な秘密をめぐって冒険に繰り出す。

当初は3月9日公開予定だったのに、アカデミー賞の本命に挙げられたら
「これ、アカデミー賞作品賞取っちゃうんじゃね?」という思惑が働いたのか、
アカデミー賞直後の3月1日に公開を前倒した背景があります。

しかし、その甲斐もなく、主要ではない5部門の受賞という
物凄く微妙な結果になってしまい、大々的に広告も打てなくなってしまい、
何とも中途半端な封切となってしまったのは皮肉以外の何物でもないですね。

こんな背景があるにせよ、スコセッシの初めての3D映画という事で、
3D映画が嫌いな自分もスコセッシが撮る3D映画がどんなものかと気になり、
映画館に行きましたが、残念ながら地元の映画館では2D上映しかなかったので、
普通に2Dの映画を観る事になりました。

内容を一言で表すと「いいお話」だったなという感じです。

主役はエイサ・バターフィールドが演じるヒューゴが機械人形を修理する話ですが、
物語の根底に流れているものは、スコセッシがジョルジュ・メリエス対するオマージュ、
さらには誕生してから約120年になる映画に対するオマージュでしたね。

出演している俳優陣も豪華で、
クロエ・グレース・モレッツちゃんが演じるイザベルは、
クロエちゃんにしては珍しく、普通の女の子の役でしたし、
サシャ・バロン・コーエンが演じる鉄道公安官は、
一癖も二癖もある役なのに、どこか憎めないキャラクターになっていました。

その中でもタイトルロールであるジョルジュ・メリエスを演じた、
ベン・キングスレーの演技が圧倒的な存在感で物語を引き締めていましたね。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」に出演していた
マックス・フォン・シドーもそうだったのですが、
この「ヒューゴの不思議な発明」のベン・キングスレーも、
安心して観ていられるというか、静かな演技の中にも迫力があるというか、
とにかく物凄く強い印象を残してくれます。

最近は「アビエイター」、「ディパーテッド」、「シャッターアイランド」と、
ディカプリオと組む事が多かったスコセッシだったので、
個人的にもディカプリオ抜きのスコセッシの映画が久しぶりに観れて良かったです。

この時期はアカデミー賞の影響もあり、「いいお話」の映画が多く公開されますが、
映画の歴史に多少でも興味がある人には向いている映画だと思いますので、
自分は観られませんでしたが、3Dで観る事をお勧めします。

ただ、一点だけ気になったのがタイトルの「ヒューゴの不思議な発明」。

原題は「HUGO」なので「不思議な発明」は邦題オリジナルだと思いますが、
映画の中でヒューゴは特に発明はしていないので、
正しくは「ヒューゴの地道な修理」にタイトルを改めた方が違和感はないかと思いますよ。

ヒューゴの不思議な発明のパンフレット

STAR WARS エピソードⅠ/ファントム・メナス」の主人公は、
アナキン・スカイウォーカーでしたが、
一番人気があったキャラクターは、適役のダース・モールさんだったのですよ。

無口のシスの暗黒卿として登場し、ダブルライトセーバーを使い、
圧倒的な力でジェダイを追い詰めていくシーンは迫力がありました。

「STAR WARS エピソードⅠ/ファントム・メナス」のラストで
オビ=ワン・ケノービに殺られてしまいますが、
あまりの人気だったので、「エピソードⅡで復活するのでは?」
という噂も当時はあったものでした。

ダース・モールを演じたレイ・パークを
上野のアメ横のフィギュア屋(違う場所だったかも?)で見かけた事があるのですが、
予想以上に背が低かった事が印象に残っていますね(ただ体格は物凄く良かった)。

で、「STAR WARS エピソードⅠ/ファントム・メナス」のグッズの中でも
ダース・モールの物は人気で売れていて、
この12インチフィギュアを買うのも一苦労した記憶が残っています。

ダース・モール

そして、このタイミングでフィギュアを制作している会社も
ケナーからハズブローに変更となってしまいました。

元々、12インチフィギュアを買い始めた理由が、
本の表紙をめくるように、扉を開けるとフィギュアが見えるという造りが好きだったので、
ケナーの晩年の頃から扉がなくなってしまってからは、あまり惹かれなくなり、
このダース・モールの購入が12インチの最後となりましたね。

箱の横が窓のようなデザインになって多少は進化していますが、
自分にとっては残念な仕様には変わりありませんでした。

ダース・モールの箱

「STAR WARS エピソードⅠ/ファントム・メナス」の
子供とCGお化けの残念な大活躍の中での唯一のオアシスであった、
ダース・モールの活躍を現在公開中の
STAR WARS エピソードⅠ/ファントム・メナス 3D」で確認してきたいと思います。

STAR WARS エピソードⅠ/ファントム・メナス 3D」が絶賛公開中なので、
このネタにのり、アナキン・スカイウォーカー坊やの登場です。

簡単に説明するとアナキン坊やは、
後のダース・ヴェイダーになられる重要なお方です。

まあ、要するにエピソード1~3を使って、
アナキン坊やがフォースのダークサイドに落ちていくという流れです、はい。

しかし、シリーズ1作目の「ファントム・メナス」に登場した時は、
ダース・ヴェイダーの中身も、こんなに可愛らしい少年だったわけですよ。

アナキン・スカイウォーカー

これがスターウォーズのフィギュアでなかったら、
ただの少年好きの変態野郎と思われてしまいそうで恐いです・・・。

「ファントム・メナス」で様々な困難を乗り越え奴隷から脱出し、
ジェダイのパダワンになったアナキン坊やの活躍を再び眼に焼付けに、
映画館で3D眼鏡をかけて確認してきたいと思います。

リチャード・ギアの最新作で、
とんでもない映画だった「顔のないスパイ」を観てきた。

ストーリーは、
ワシントンで上院議員が殺害される事件が発生し、
その手口から死んだとされている旧ソ連の伝説のスパイ、カシウスの存在が浮上する。
米ソ冷戦時代にCIA で活躍した元諜報部員ポールは、
事件の謎を解明するために呼び戻され、若きFBI捜査官ギアリーと組んで捜査にあたることに。
捜査が進むにつれカシウスの存在が明らかになっていくが、
あらゆる状況がカシウスの正体はポール本人であることを示しており・・・。

物語の早い段階でリチャード・ギアが伝説のスパイなのが分かるけれど、
これがこの映画のピークでしたね。

あとはもうウダウダな展開が続き、ドンパチするけれど・・・。

ラストに、どんでん返し的なオチがあったようだけど、
「で、それで?」といった感じで、つまらなかったです。

観終わった後は、
「何だったんだろう、この映画は」といった謎に包まれました。

多分、この映画を違う監督が撮ったならば、
同じ内容でも全く違う魅せ方の映画になったと思うので、
題材が面白かっただけに、かなりもったいない気がしました。

そして邦題の「顔のないスパイ」というのもね・・・。

原題が「DOUBLE」なので、
これだと色々な意味で内容が分かってしまうということで、
日本の配給会社が「顔のないスパイ」にしたのだろうけれど、
このセンスのなさには閉口するしかないです。

さらにこの配給会社は、
最初から「顔のないスパイ」のヒットはありえないと読んでいたのか、
パンフレットを制作しないという行動にも出ていたからね。

まあ、平日のテレ東の昼間に見るのがちょうどいい映画です。

顔のないスパイのポスター

ダンサー・イン・ザ・ダーク」のラース・フォン・トリアー監督、
キルスティン・ダンスト、シャルロット・ゲンズブール出演の
メランコリア」を観てきた。

ストーリーは、
マイケルとの結婚を決めたジャスティンは、姉のクレアの豪邸で結婚パーティーを行う。
最初は楽しそうに振舞っていたジャスティンだが、段々と浮かない顔を見せ始める。
やがてパーティーを抜けしたり、マイケルとのベッドを離れたり、
奇妙な行動を取り始めたジャスティン。
そんなジャスティンに怒ったマイケルは、彼女をクレアの家に置いて帰ってしまう。
その頃、天体異常が起こり、メランコリアという惑星が地球に近付いていた・・・。

冒頭10分間の圧倒的な映像美にノックアウトされました。

映画は2部構成になっていて、
1部が「ジャスティン」、2部が「クレア」と姉妹の名がつけられ、
1部ではジャスティンの結婚パーティーでのジャスティンの不安定な精神状態や
パーティーに参加している人々のエゴを剥き出しに描き、
2部では地球滅亡に向かう中、クレアの不安を中心に、
追い詰められた人々の姿を描いていた。

観終わった今だから思うのは、
キルスティン・ダンストが演じるジャスティンは完全に鬱だったんだなと。

そもそもタイトルの「メランコニア」の意味が憂鬱症らしく、
さらに、監督のラース・フォン・トリアー自身が鬱病だったようなので、
色々な意味で映画が意味不明だったのも納得なのかもしれません。

まあ、強いて言えば人間がいくらジタバタしたところで、
「宇宙の摂理から見ればどうってことでもないよ」
という事を伝えたかったのかもしれません。

この点は、テレンス・マリックの「ツリー・オブ・ライフ」に
通じる所があったかと思います。

1部の結婚パーティーは結構退屈な展開なのですが、
キルスティン・ダンストのドレスの胸元が僕を救ってくれましたね。

あと、キーファー・サザーランドも出演していたのですが、
どうしても、ジャック・バウアーにしか見えなかったのが困りました。

かなり賛否両論ある映画で、
正直、自分も冒頭とラストだけ観ればいいんじゃないかと思いましたが、
ラストにちゃんと結末がきたので、自分には納得できる映画となりました。

繰り返しになりますが、冒頭10分間の映像は最高に美しかったです。

メランコリアのパンフレット

リトル・ダンサー」のスティーブン・ダルドリー監督、
トム・ハンクスとサンドラ・ブロックが共演した
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を観てきた。

ストーリーは、
9.11同時多発テロで最愛の父トーマスを亡くした少年オスカー。
その死に納得できないまま一年が経ったある日、
父のクローゼットで見覚えのない一本の鍵を見つけると、
その鍵で開けるべき鍵穴を探す計画を立てる。
悲しみで抜け殻のようになった母に失望したオスカーは、
父が遺したはずのメッセージを求めて、
祖母のアパートに間借りする老人を道連れに旅に出る。

これはいい映画でしたね。
最近、荒んだ心の自分でも危なく泣きそうになってしまいましたよ。

9.11で父親を亡くしている設定から、内容も9.11ものかなと思いますが、
これは少年が父の死を受け入れ、そして成長をしてくお話なので、
9.11を敬遠したい人でも大丈夫な内容だと思います。

主人公のオスカーを演じた、トーマス・ホーンの演技は見事でした。

父を亡くしてから自分の殻に閉じこもっていたオスカーが、
マックス・フォン・シドー演じる喋る事ができない老人に対して、
思いの丈を延々とまくし立てるシーンは、心に響きましたし、圧巻でした。

このシーンは絶対に吹替えでは伝わりきらないと思うので、
この映画は字幕版で観る事をお勧めします。

他にも脇を固める俳優陣が、
ジェフリー・ライト、ヴィオラ・デイビスと豪華な顔ぶれで、
トーマス・ホーンを支えていましたね。

映画を観ながら、トーマス・ホーンを鈴木福君に置き換えてみましたが、
「絶対にありえない」という結論に達しました。

今後はトーマス・ホーン君が
マコーレ・カルキン坊やのようにならない事を祈っています。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのパンフレット

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