マリリン 7日間の恋

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ミシェル・ウイリアムズちゃんがマリリン・モンローを演じ、
見事アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた、
サイモン・カーティス監督の「マリリン 7日間の恋」を観てきた。

ストーリーは、
1956年、ローレンス・オリビエが監督・主演を務める映画
「王子と踊子」の撮影のためロンドンを訪れたモンローは、
初めて体験する海外での撮影のプレッシャーと、
夫との確執により仕事に集中することができずにいた。
さらに演技方法でオリビエとも対立し孤立してしまったモンローは、
ただひとり的確な助言をくれた第3助監督のコリン・クラークと親密になっていく。

まず、ミシェル・ウイリアムズちゃんが演じるマリリン・モンローが
本物のマリリン・モンローと瓜二つで(本物のマリリン・モンローをよく知らないけれど)、
この2012年にマリリン・モンローが甦ってきたのかと思いましたよ
(本物のマリリン・モンローをよく知らないけれど)。

自分が知っているマリリン・モンローは、
セックスシンボルということと、
ケネディ大統領の誕生日に酔っ払って「ハッピーバースデー」を歌ったことや、
多くの離婚歴があるということくらいでしたが、
この「マリリン 7日間の恋」で描かれているマリリン・モンローは、
まさしく自由奔放といった感じでしたね。

主役として迎えられた映画の撮影の際に、
気分が乗らないという理由で控え室に閉じ篭り、共演者を呆れさせる姿や、
若きコリンを誘惑する姿は、まさに「小悪魔」といった感じでした。

さらに物語が進んでいくと、マリリンの振る舞いも悪化していき、
「小悪魔」から「悪魔」に変化していきました。

ここで止まらないのがマリリンの凄いところで、
さらに「悪魔」を通り越してしまい、
もはや自分には「ドキンちゃん」にしか見えなくなりました。

そうなるとケネス・ブラナー演じるオリヴィエが「バイキンマン」で、
コリンが「食パンマン」といった感じだったけれど、
ラスト間際には「ドキンちゃん」というのもおこがましくなり、
最後には最終形態の「ドキンさん」へと変化し、圧倒させられました。

マリリン・モンローがアメリカからイギリスに乗り込んでくる話なので、
マリリン以外の役者は全部イギリス人という設定で、
実際に脇を固めている俳優もイギリスの名優ばかりとなり、
ケネス・ブラナー、ジュディ・デンチ、ドミニク・クーパー、
ジュリア・オーモンド、エマ・ワトソンと、かなり豪華な面々でした。

劇中にマリリンとコリンが撮影を抜け出し、
ウィンザー城内をデートするシーンが「ローマの休日」と被り、
映像も綺麗なこともあってか、とても素敵なシーンとして印象に強く残っています。

この「マリリン 7日間の恋」は、
コリン・クラークの自伝を基に撮られた実話というのが驚きですが、
天真爛漫なマリリン・モンローの裏側の苦悩も良く描かれているので、
マリリン・モンローにあまり明るくない人でも楽しめる映画だと思います。

マリリン 7日間の恋のパンフレット

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