リンカーン/秘密の書

セス・グレアム=スミス原作の「ヴァンパイアハンター・リンカーン」を
ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフ監督で映画化した
リンカーン/秘密の書」を観てきた。

ストーリーは、
まだ少年だったリンカーンは母親をバンパイアに殺され、
復讐を遂げるため戦いの術を学びはじめる。
やがて成長したリンカーンは、奴隷制度を隠れ蓑に「食事」を手に入れるバンパイアと、
それを利用して金儲けを企む政治家たちの姿を目の当たりにし、
昼は政治家として奴隷解放を訴え、
夜は斧を手にしたハンターとしてバンパイアと戦うようになる。

ヴァンパイアハンター・リンカーン」が映画化されるというニュースを聞いてから
セス・グレアム=スミスの作った世界観がどのように映像として表現されるのか
かなり楽しみしていたのですが、当然と言えば当然だけど、
小説と映画のストーリーは描き方が全く別物になっていました。

小説版だとヴァンパイアをアメリカから絶滅させるための戦いに
リンカーンが自ら身を投じ、その過程で必要に駆られ大統領になりましたが、
映画版だとヴァンパイアにボスがいて、「ボスを倒す=ヴァンパイアに勝利」という
とても簡単な構図になっていて、よく見る内容の映画になっていました。

また、リンカーンを助けるヴァンパイアのヘンリーも詳しく描かれておらず、
さらにリンカーン大統領を目指す過程もバッサリと割愛されていたのも残念でしたね。

製作がティム・バートンで、
監督が「ナイト・ウォッチ」「デイ・ウォッチ」のティムール・ベクマンベトフなので、
かなりダークな内容を期待していましたが、普通の内容の映画でした。

リンカーンを演じた主演のベンジャミン・ウォーカーが映画上映中、
ロジャー・フェデラーの顔を太くしたようにしか見えなかったのには困りましたが、
ヘンリーを演じたドミニク・クーパーはエンドロールが流れるまでは、
ドミニク・クーパーが演じているとは思えなかったので、これには驚きました。

デビルズ・ダブル」や「マリリン 7日間の恋」の演技も見事だったので、
改めてドミニク・クーパーの演技の上手さが分かる映画でしたね。

この「ヴァンパイアハンター・リンカーン」の公開で
ようやくセス・グレアム=スミス原作が映画化されたので、
是非、次は「高慢と偏見とゾンビ」の映画化を切に願います。

ヴァンパイアハンター・リンカーンのパンフレット

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