ムーンライズ・キングダム

ウェス・アンダーソン監督の話題の最新作、
ムーンライズ・キングダム」を観てきました。

ストーリーは、
周囲の環境になじめない12歳の少年サムと少女スージーは、
ある日、駆け落ちすることを決意。
島をひとりで守っているシャープ警部や、ボーイスカウトのウォード隊長、
スージーの両親ら、周囲の大人たちは2人を追いかけ、
小さな島に起こった波紋は瞬く間に島中に広がっていく。

この「ムーンライズ・キングダム」が
自分にとって映画館で初めて観るウェス・アンダース監督の作品となりましたが、
まるでお伽話を読んでいるかのような不思議な映画でしたね。

友達が少ない12歳の少年と少女が駆け落ちをするという非現実的な話だけど、
この二人の駆け落ちという事件をきっかけにして、
二人を嫌っていた子供達が変わっていき、
さらに大人達の行動も変わっていくというストーリーの流れは、
最初は正直、退屈で眠かったのですが、途中からどんどん引き込まれていき、
物語が終わった時にはとても心地よい気持ちになっていました。

駆け落ちをするサム役の男の子が、見た目はもろ草食系なのに、
行動は信じられない程、大胆でスージーをリードしていく様は、
ただのませガキのようでもあり、行動力があって頼もしい姿でもあって、
周りの不器用な大人達とは対照的で、恋に対し本能的に動いている姿は、
圧倒的でもあり、たくましさを感じさせてくれましたね。

また、一心不乱にダンスを踊り続ける姿や、
スージーにカナブンを使ったグロテスクなイヤリングをプレゼントしたりして、
笑わせてくれ、まるでドリフのコントを見ているようなおかしさもありました。

頼りない警察役のブルース・ウィリスがサムと触れ合うことで、
スージーの両親役のアダム・サンドラーとフランシス・マクドーマンの二人も、
お互いが娘のスージーと正面から向き合うことにより、
変わっていく様子が手に取るように分かり、最後にほんの少しの感動をくれました。

エドワート・ノートンが情けない隊長として登場するボーイ・スカウトの制服や、
福祉局役のティルダ・スウィントンのレトロな制服、
ナレーター役のボブ・バラバンの赤いコートなどの衣装が素敵で、
さらに物語内に出てくる建物の色使いが素晴らしかったのが印象的です。

この「ムーンライズ・キングダム」のバッグや帽子等のグッズが
エディフィスで販売されているらしいので、少し気になっています。

とても素晴らしい映画だったこの「ムーンライズ・キングダム」の脚本が
アカデミー賞の脚本賞にノミネートされているようなのですが、
めだたく受賞となれば、これはとても素敵なことだと思います。

ムーンライズ・キングダムのパンフレット

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