世界にひとつのプレイブック

ジェニファー・ローレンスがアカデミー賞主演女優賞を受賞した
デビッド・O・ラッセル監督の「世界にひとつのプレイブック」を観てきた。

ストーリーは、
妻の浮気が原因で心のバランスを崩し、すべてを失ったパット。
今は実家で両親と暮らしながら、社会復帰を目指してリハビリ中だ。
そんな時出逢ったのが近所に住むティファニー。
彼女も夫を事故で亡くしてから心に傷を抱えていた。
ティファニーは自分もパットも立ち直るためにダンスコンテストへの出場を決意、
パットを強引にパートナーに任命する。
人生の希望の光を取り戻すための、二人の挑戦が始まった。

凄い良かったです。

今年観た映画の中では一番いい映画でした。

精神を病んでいるパットとティファニーの二人の姿には痛々しいものがあるけれど、
この重くなってしまいそうな話を面白おかしく、そして素敵な物語として撮った
監督のデビッド・O・ラッセルは素晴らしいと思います。

特にジェニファー・ローレンスが演じたティファニーの、
奔放というか、激情的というか、自我が強いというか、
そんなことより、物語の大半を般若顔で演じていたその姿が、
まさにアカデミー賞にふさわしいものでした。

パットに抱きついたと思ったら、その後全力でビンタするシーンには、
度肝を抜かれましたし、面白すぎましたよ。

パット役のブラッドリー・クーパーが、自分の精神状態は棚に上げて、
ティファニーのことを変人扱い、お互いがけなし合っているシーンには
大いに笑わせてもらいました。

そして物語の本流となる、パットがティファニーや家族のお陰で
成長していく(まともになっていく)姿は微笑ましくもあり、感動的でした。

また、両親役のロバート・デ・ニーロとジャッキー・ウィーバーの二人の演技が
とても素晴らしかったのが物語を引き締めていました。

特にデ・ニーロは、久しぶりに良い役だったと思いますし、
レッド・ライト」のあの役は何だったんだと思わずにはいられないくらい、
とてもかっこ良い父親役でした。

あと、学校の課題で精神病のレポートを書いている近所のガキが忘れた頃に登場し、
デ・ニーロにインタビューして、もめているシーンが、
個人的にはツボにはまり、爆笑ものでしたよ。

ラストの二人のダンスシーンも最高で、
何かに取り憑かれたような勢いで踊り続けるジェニファー・ローレンスの表情が、
夢に出てきそうな程のインパクトありました。

やっぱり、精神を病んでいる登場人物がいて、ラストがダンスという映画は、
やっぱり面白いんだなと改めて思いました
(他には「リトル・ミス・サンシャイン」くらいしか知りませんが・・・)。

コメディでもあり、ラブストーリーでもあり、ヒューマンドラマでもある
「世界にひとつのプレイブック」はやっぱり素敵な映画だと思いましたし、
多くの人に観てもらいたい映画です。

世界にひとつのプレイブックのパンフレット

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