フライト

アカデミー賞主演男優賞、脚本賞にノミネートされた
ロバート・ゼメキス監督、デンゼル・ワシントン主演の「フライト」を観てきた。

ストーリーは、
オーランド発、アトランタ行きの旅客機が飛行中に原因不明のトラブルに見舞われ、
高度3万フィートから急降下を始める。
機長のウィトカーはとっさの判断で奇跡的な緊急着陸に成功。
多くの人命を救い、一夜にして国民的英雄となる。
しかし、ウィトカーの血液中からアルコールが検出され、ある疑惑が浮上する。

この「フライト」の予告編を観る限りでは、
誰しもが旅客機のトラブルが物語の中心になると思うはずですが、
実際の物語は、頭のおかしいアル中がひたすら酒を飲む話です。

予告編で旅客機が背面飛行をしているシーンが強烈な印象を残してくれ、
アルマゲドン」の夜間にスペースシャトルが二機連続で打ち上げられるシーンに
相通じる斬新な映像だったので期待をしていたんですけどね。

ずーっと、デンゼル・ワシントンが色々な飲み方で酒を飲む姿を見せられ、
そしてデンゼル・ワシントンも「まだまだ飲めるぜ」といった感じで、
飲んで飲んで飲みまくる。

なぜ、ウィトカーがアル中になったのかも一切語られず、
ひたすら飲んでいる姿を見せられ続け、
上映開始一時間もしないうちから、どうでもよくなってきましたよ。

まあ、車の中でウィトカーが大五郎みたいなバカでかい容器に入っている酒を、
一気にグビグビ飲んでいる姿には笑わせて頂きましたが・・・。

物語がおっぱいから始まった時点で、嫌な予感がしたのですが、
残念ながらこの予感は当たってしまいましたね。

旅客機のトラブルも、公聴会も全く盛り上がらなく、
最後の20分くらいに帳尻合わせのように感動の押し売りがありましたが、
それでも薄っぺらい話に変わりはありませんでした。

唯一、響いたのが「受け入れる心、変わる勇気」という言葉ですね。

最近のロバート・ゼメキスは、映画を撮るペースが落ちてきているので、
今後はもう少しスパンを短くして欲しいと願っています。

フライトのパンフレット

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