ジャンゴ 繋がれざる者

クエンティン・タランティーノ監督の久しぶりの作品で、
ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオの
豪華俳優陣が出演した「ジャンゴ 繋がれざる者」を観てきた。

ストーリーは、
1958年、黒人奴隷のジャンゴは、
テキサスの荒野で賞金稼ぎのドイツ人・キング・シュルツ医師と出会う。
ジャンゴはシュルツの手伝いとして、
以前働いていた牧場の監督官をしていたブリトル三兄弟を見つけ出し殺す。
その腕を見込んだシュルツは、彼を相棒にすることに。
やがてシュルツに心を許したジャンゴは、自分にはブルームヒルダという妻がいたが、
奴隷同士の結婚は許されず、引き裂かれてしまった哀しい過去を話すのだった。

オープニングのテーマソングから完全に物語にはまり、
約2時間40分後のラストまで、どこをどう切っても、
まさしくこれぞタランティーノという内容で、
期待を全く裏切らないとても面白い映画でした。

登場人物のほとんどがおしゃべり好きで、これでもかと会話の応酬が続くけれど、
残虐性が失われることなく、主要なキャラであってもあっさりと死ぬのは相変わらず。

ジャンゴとシュルツ医師を襲う白人グループの連中が、
襲撃時にマスクを被る被らないで揉めているシーンなんて、
タランティーノじゃなかったら、間違いなくカットされているでしょう。

このシーンはとてもウィットに富んでいて、面白おかしく、
さらにKKKを想像させてもくれ、とても印象に残っていますね。

賞金稼ぎがメインとなっているので、必然的に銃撃も多くなり、
銃撃されて飛び散る血と、撃たれた者の断末魔のようなうめき声は、
終始一貫していて、徹底的に描いていたのは流石でした。

特に血が綿花畑に飛び散るシーンはとても美しく、綺麗でしたよ。

主演はジャンゴ役のジェイミー・フォックスだけど、
圧倒的な存在感だったのが、シュルツ医師役のクリストフ・ヴァルツ。

前作の「イングロリアル・バスターズ」に続き、タランティーノ作品への出演で、
イングロリアル・バスターズ」の時と同じくアカデミー賞助演男優賞を受賞した
クリストフ・ヴァルツの特に派手なことをしているわけではないのに、
安定感があり、堂々とした演技はとにかく凄かった。

今後もタランティーノ作品に出続けるのかは分かりませんが、
期待をしてしまいますよね。

そして、物凄く印象に残ったのが、
サミュエル・L・ジャクソンが演じたスティーブン。

もう喋り方、行動といい、物凄く嫌な奴なのにどこか憎めないというこの役は、
まさにサミュエル・L・ジャクソンにしかできない当たり役だったと思うな。

レオナルド・ディカプリオも奴隷商人のカルビン・キャンディを熱演していたけど、
マーティン・スコセッシといい、タランティーノといい、
なぜこんなにディカプリオを重宝するのかが、いまいち分からないですわ。

とまあ色々と能書きを垂れましたが、この「ジャンゴ 繋がれざる者」は
タランティーノ好きには間違いない映画だと思います。

しかし、タランティーノの映画は面白いなあ。

ジャンゴ 繋がれざる者のパンフレット

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