2013年4月アーカイブ

ダニエル・デイ=ルイスが3度目のアカデミー賞主演男優賞を受賞した
スティーブン・スピルバーグ監督作の「リンカーン」を観てきた。

ストーリーは、
貧しい家に生まれ育ち、ほとんど学校にも通えない少年時代を送ったリンカーンだが、
努力と独学で身を立て大統領の座にまでのぼりつめる。
しかし権力の座に安住することなく奴隷解放運動を推し進めたリンカーンは、
この運動が引き起こた南北戦争で国が2つに割れるという危機にも直面していく。

今年の2月に行われたアカデミー賞の主役だった「リンカーン」ですが、
リンカーンが暗殺された4月15日に合わせ、
日本での公開を4月19日にしたのかは分かりませんが、
いかんせん公開するのが遅れたせいか、あまり話題になっていない印象があります。

映画を観る前はリンカーンの幼少期から暗殺されるまでを
150分の上映時間を使って描いているのだろうと思いましたが、
実際の映画の内容は、南北戦争終盤の奴隷制度廃止法案の修正案が通るかどうか、
共和党がいかに票を集めるかがメインとなる28日間が描かれていました。

そのため、リンカーンがどのように大統領になったかは全く触れられていないので、
映画が始まる前に監督のスピルバーグが登場し、
「ハロー、ジャパン」と語りだし、この時代の背景を説明していました。

似たようなことは「レッド・クリフ」でもありましたね。

自分もリンカーンについてはそれほど明るくないのですが、
最近、「リンカーン/秘密の書」を観たお陰で、だいたいの内容は理解できました。

肝心の内容ですが、「いいお話だったなあ」というのが正直なところです。

決してつまらないわけではないのですが、
法案が通ることも、リンカーンが暗殺されることも最初から分かっているので、
自分の中ではあまり盛り上がるところがなく、淡々と物語が進んでいきました。

それでも上映時間が150分もあったのに、全く長く感じなかったのは、
スピルバーグの手腕と、ダニエル・デイ=ルイスの演技力のお陰だと思います。

リンカーンの息子役のジョセフ・ゴードン=レビットと
民主党の切り崩しを行っていたジェイムズ・スペイダーの二人が
脇役で出演していましたが、二人ともいつもとあまりにも顔が違っていたので、
エンドロールまで全く気がつかなかったです。

特にジェイムズ・スペイダーの変わりっぷりには驚愕させられましたね。

繰り返しになりますが、この「リンカーン」はとても良いお話だったので、
南北戦争に興味がある方、奴隷制度にも興味がある方、リンカーンが大好きな方、
スピルバーグ作品好き、ダニエル・デイ=ルイス好きにはお勧めできますが、
ヴァンパイ好きの方には「リンカーン/秘密の書」の方をお勧めします。

リンカーンのパンフレット

あんど慶周先生の名作「究極!!変態仮面」がまさかの実写化されてしまった
今、巷の話題を独占している「HK 変態仮面」を観てきた。

ストーリーは、
ドMの刑事とSM女王を両親に持つ紅游高校拳法部員の色丞狂介は、
転校生の姫野愛子に一目ぼれしてしまう。
そんなある日、愛子が銀行強盗に巻き込まれ、人質にとられる事件が発生。
覆面を被って強盗を倒そうとした狂介は、間違って女性用パンティを被ってしまう。
しかしその瞬間、狂介の奥底に眠っていた変態の血が覚醒。
人間の潜在能力を極限まで引き出した超人「変態仮面」に変身する。

実写化のニュースを目にした時から、映画を観たくて観たくてたまらなくなり、
仕事帰りに「新宿バルト9」に向いましたが、
平日の19時30分の回のチケットを30分前に購入しようとしたら、
まさかの残席が4席しかないという大人気ぶり。

そして自分がチケットを購入してすぐ後に「変態仮面のチケットは完売しました」という
アナウンスがロビーで何度も連呼されていたのには笑いました。

やはり「HK 変態仮面」が上映されている映画館が物凄く少ないため、
変態どもが新宿に集結してしまっていたようですね。

この日、「HK 変態仮面」を観に来ていた客層のほとんがサラリーマン。
そして意外なことに女性客も多く、男女比は7:3といったところでしょうかね。

映画の冒頭から完全にマーヴェルのオープニングをパクった、
ジャンプコミックがパラパラとめくれながらスタートし、
内容も突っ込み所満載の映画でしたが、
「究極!!変態仮面」を好きな人には大満足の内容でしょう。

「フォォォォォォ」と叫びながら変身するシーンや、
「それは私のおいなりさんだ」の決め台詞、
「地獄のタイトロープ」などの必殺技を実写で観ることのできる幸せを噛みしめながら、
「HK 変態仮面」を観させて頂きました。

確かに物語途中の真面目仮面が登場した辺りから、中だるみ感が出てきましたが、
それでも偽変態仮面との戦いが始まってからは大爆笑の連続でしたし、
どこからどう見てもド変態同士の戦いなのに、見応えがありました。

上映が始まってから終了するまで、映画館の中は常に笑い声が起きていて、
時には女性客から「最低!」という声まで聞こえてきました
(決して引いているわけではない)。

それくらい観客の心を鷲掴みにして放さなかった素晴らしい映画だったのでしょうね。

主演の鈴木亮平という役者は初めて観ましたが、
素晴らしい肉体を披露し、変態仮面のイメージを壊さず演じきったのは見事でした。

「HK 変態仮面」の製作側もまさか大ヒットするとは思わなかったのか、
パンフレットを始めとしたグッズがほとんど作られていなかったのは残念でした。

作っていれば映画を観たほとんどの人は絶対に購入したと思うのですがね。

多分、DVD化される際には、パンティ付の限定版が出ると思うので、
もし本当に発売されたら購入しようかなと思っています。

映画を観に行った「新宿バルト9」のロビーが「変態仮面」仕様になっていました。

HK 変態仮面

 

壁に変態仮面が描かれていたり、

HK 変態仮面

 

特注の変態仮面のフィギュアが飾ってあったり、

HK 変態仮面

 

あんど慶周先生が描いた主人公の鈴木亮平のイラストもありました。

HK 変態仮面

 

とにかく「新宿バルト9」では「変態仮面」がヤバい事になっています。

デビット・クローネンバーグ監督の最新作で、
ロバート・パティンソン主演の「コズモポリス」を観てきた。

ストーリーは、
ニューヨークの青年投資家エリック・パッカーは、28歳にして巨万の富を築きあげ、
金の動きに一喜一憂しながら、愛人たちとの快楽にふける毎日を送っていた。
しかし、そんなエリックの背後に暗殺者の影がちらつきはじめる。

主人公のエリックは物語のほとんどをリムジンの中で過ごしていて、
そのリムジンにエリックの様々なブレーンが乗り込み、エリックに必要な情報を与え、
投資の失敗により全てを失ったエリックの人生に対する考えが変わっていく様と、
貧富の差が極限まで達し、リムジンの外で巻き起こっているデモの騒然さと、
リムジンの中の静寂さの対比が「格差」を象徴している様子が描かれた映画だった。

と、↑こんな風に映画を観終わった今、かなり頑張って物語をまとめてみたけれど、
映画を観ている最中は、こんな感想は全く持たず、とにかく退屈な映画でしたよ。

荒木飛呂彦先生が勧めていたり、
ロバート・パディソンの衣装をグッチが提供しているという事に
(ロバート・パディソンは普段からグッチから衣装の提供を受けているらしい)、
興味を惹かれていたのですがね...。

まず、何を言いたいのかが全く分からないので、
ただ、リムジンに次から次へと乗り込んで来る人の難しい話を聞かされ続け、
これが自分にはラリホーに感じてしまい、途中に意識を数分失っていたと思います。

自分が命を狙われているのに「床屋」に行くためにリムジンで移動することや、
何度か登場する妻に「セックスをしよう」と常に話しかけるやり取りや、
リムジンに乗り込んで来るブレーンとの難しい会話の所々に、
多くのメタファーが仕込まれているようでしたが、自分には全く分かりませんでしたね。

ジュリエット・ビノシュやマチュー・アマルリック、ポール・ジアマッティといった、
名優が脇を固めていただけに何だか残念な気分になってしまいました。

この「コズモポリス」は二度と観ることはないでしょうね。

本当に別の意味で衝撃でした。

コズモポリスのパンフレット

約3年ぶりに「清水ミチコのお楽しみ会」に行ってきました。

会場は前回と同じく「日本青年会館」。

今週は「ヤクルトvs広島」戦に続き、二度目の外苑前訪問となりました。

今回かSさん(@オリックスとPerfumeが大好き)が、
奇跡の4列目のチケットをゲットする引きの強さを発揮したお陰で、
みっちゃんをかなり近くから観ることができました。

清水ミチコのお楽しみ会

石破茂を保毛尾田保毛男と呼んだり、
大竹しのぶとの対談があったり、
今回も色々なネタで笑わせてもらいましたが、
何よりも強烈なインパクトを与えてくれたのが、
浅草の宝塚?から登場した轟寿々帆さん。

轟寿々帆

とにかく眼力が物凄いです。

アンコールで登場した最後まで、全く気を抜くことができない「お楽しみ会」を
最初から最後まで笑い続け、とても楽しい時間を過ごすことができました。

また近々、笑いにいきたいと思います。

丸の内のJPタワーで18日から25日まで開催されていた
「1日で巡るお遍路さん in 丸の内」に行ってきました。

1日で巡るお遍路さん in 丸の内

その名の通り、四国八十八箇所のお遍路さんのご本尊様が全てが丸の内に集合し、
通常であれば物凄い苦行の果てに達成されるはずのお遍路さんの苦行が
東京の丸の内で、たった1時間程度で回れてしまうという、
真剣にお遍路さんを行っている人が聞いたら卒倒しそうなイベントです。

このイベントの存在を知った時に、「丸の内に全てのお遍路さんが来てしまったら、
四国でお遍路さんを巡っている人達の扱いはどうなるのだろうか?」
という疑問が頭に浮かびました。

この疑問に対する回答は、
会場にいたお坊さんが今回のイベントに来ているお遍路さんについて説明してくれ、
今回の会場に来ているお遍路さんは、本来、各寺に祀られているご本尊様ではなく、
「お出かけ用のご本尊様」という「お泊りセット」のような扱いのものらしいです。

自分が買ったチケットが18時〜21時という時間指定のものだったので、
18時過ぎに会場に行った所、定員が700名のところ、
18時の段階でこのチケットを持ったほとんどの人が来てしまい、
大行列となり、お遍路できるまでかなりの時間がかかるということだったので、
先に晩飯を食べてしまおうということで、
トナリ」でタンメンを食べてから20時前に会場に戻りましたが、
まだ行列ができていたのには、さすがに閉口させられました。

そこから行列に並びましたが、少ししたら列の先の方にいた主婦軍団が、
係員に「18時から3時間並んでいるけど、まだお遍路できないのはおかしい」、
「家に子供が待っているから返金して欲しい」と詰め寄るイベントを眺めつつ、
さらに並び続け、自分がお遍路開始できたのは21時半頃になっていましたね。

お遍路開始前にお坊さんからお清めの塗香というものを頂き、
掌と手の甲に塗りこみ、お参りが開始となりました。

最初のお寺の本尊の前だけに「お砂踏み」ようの砂があり、
これを踏み、お遍路さんを開始しましたが、
その後の87の本尊の所には、なぜかこの「お砂踏み」はありませんでした。

さらに最初の本尊様をお参りしている姿をカメラマンが写真を撮っていて、
この写真をお参りが終わった場所で1,500円で販売しているのを見た時には、
この商魂逞しさに対し、どっと疲れが出てきましたよ。

そして、1時間以上かけてどうにか八十八箇所のお参りが完了し、
「四国八十八箇所霊場 お砂踏み 結願之証」を頂きました。

四国八十八箇所霊場 お砂踏み 結願之証

とにかく疲れました。

何に疲れたって、このイベントの企画、運営の杜撰さ。

多分、このイベントを通して、
「お遍路さんって、こんなに甘くはねえぞ」と教えてくれたのだと思います。

自分もまさかこれで四国八十八箇所を巡れたとは思ってはいないので、
いずれ四国まで足を運び、本当のお遍路さんを行いたいと思っています。

そのきっかけをくれたイベントだったと自分を納得させ、会場を後にしました。

今年の正月以来となるゴルフに行ってきました。

今日は熊谷ゴルフクラブでラウンド。

思ったよりも早く雨が降り出し、
久しぶりに雨に打たれながらのラウンドとなりましたが、
あまり濡れる事もなく、むしろ暑くもなく、寒くもなく快適にプレイできました。

肝心のスコアの方は、
5打で上がれたホールもあれば、13打という絶望的なスコアを叩いたホールもあり、
いつも通りの出入りの激しいゴルフとなりました。

それでもドライバー以外のクラブが結構当たってくれたので、
それなりに楽しむことができたのが、唯一の救いでしたね。

そして今日一番驚かされたのが、
熊谷ゴルフクラブにカートが導入されていた事ですね。

便利になったけれど、何だか少し残念な気持ちになってしまいました。

今年の自分自身の開幕戦となるヤクルトvs広島戦を神宮球場で観戦してきました。

ヤクルトvs広島

今日の両チームの先発は、ヤクルトが村中で、広島はバリントン。

う〜ん、地味。

試合の方も終盤までは投手戦で全く盛り上がらず、
球場には風が吹き荒れ、体温をどんどん奪っていき、
いくらビールを飲んでも全く酔えないというかなり厳しいコンディションの中、
試合終了までの観戦し続けました。

自分が座っていた外野自由席の近くに、
熱狂的なヤクルトファンのオバハンがいて、
試合中、ずーっとヤクルトの畠山のことを「働けデブ」と
野次り続けていたのには閉口しましたね。

試合の終盤にヤクルトのピッチャーが、
代打で登場した広島の前田にデットボールを当ててしまい、
ちょっとした乱闘騒ぎになりましたが、
広島のコーチが退場させられただけで、乱闘はお開きとなりました。

ヤクルトvs広島

試合はヤクルトが勝利しましたが、
やはり4月の神宮のナイターは寒いなというのが今日の感想です。

久しぶりに新規開拓し、久しぶりに当たりの店に出会いました。

その当たりだった店の「クイーン・オブ・チキンズ 新橋店」は、
以前は「せんば自由軒」だった場所で、並びに「俺のイタリアン」があります。

クイーン・オブ・チキンズ 新橋店

店の作りは、今流行のバルスタイルで、
テーブル席とカウンター席の全部で30席くらいはありましたかね。

ランチはロティサリーレッグランチと柔らか牛煮込みランチの二種類。

クイーン・オブ・チキンズ 新橋店のメニュー

ここは名物であろうロティサリーレッグ2Pランチを注文。

最初にサラダとスープが配膳されました。

queen3.jpg

さらに待つこと10分程でご対面となりました。

ロティサリーレッグ2Pランチ

とにかく凄いボリューム。

ロティサリーレッグ2Pランチ

ギャートルズにでてくる肉って、こんな感じなんだろうと実感できましたよ。

最初こそフォークとナイフで気取って食べていましたが、
あまりにも効率が悪いので、途中からは手づかみで頂きましたね。

鶏の肉汁とローズマリー等の香辛料が混ざったソースが絶品で、
これを染み込ませて食べるライスは体に悪そうだけど、物凄く美味かったです。

値段は1,000円と高めだけど、抜群のコストパファーマンスです。

女性にはロティサリーレッグが一本の700円の方がお勧めですね。

そして、こちらは連れが注文した牛煮込みランチ。

牛煮込みランチ

こちらも美味しかったそうです。

大満足のランチでしたが、
あまりのボリュームに午後の仕事が全く手に付かなかったのは言うまでもありません。

メニューを見たら、サングリアなどもあり、アルコール類も充実していたので、
近いうちに必ず訪問したい店ですね。

ジャッキー・チェンがアクション大作からの引退を発表し、
最後のアクション大作となったらしい「ライジング・ドラゴン」を観てきた。

ストーリーは、
諸外国の度重なる侵攻により国外に散ってしまった中国・清時代の秘宝を集めるため、
アンティークディーラーのマックスプロフィット社は、
「アジアの鷹」と呼ばれる世界を股にかけたトレジャーハンターのJCを雇う。
JCはチームを結成し、十二支の動物にまつわるそれらの秘宝を集めるため世界を駆けめぐるが、
行く先々で強敵が立ちはだかる。

これ、映画を観ている時には気がつかなかったけれど、
サンダーアーム/龍兄虎弟」、「プロジェクト・イーグル」と同じく
「アジアの鷹」を主人公にした正式なシリーズの続編だったようですね。

ジャッキーの役名が「JC」となっていたことと、
二作ともかなり前の作品だったので、気がつきませんでしたわ。

映画の冒頭は「007」シリーズと同じように、
ド派手なアクションシーンで開始となりましたが、
全身にローラーを付けたジャッキーが延々と続く坂道を全身を使い、
敵から逃れるために色々な格好で滑り抜けていく、
予告編でも流れていた目玉のシーンだったのですが、
これが疾走感が全く感じられなくて、思わず力が抜けてしまいましたね。

まあ、ジャッキーの映画らしいといえば、らしいのですがね。

他にも色々と突っ込みどころがある映画だったのですが、
少し驚かされたのが結構、政治色が強い映画だったということです。

過去に植民地から持ち出された国宝の扱い対する、
ジャッキーからの明確なメッセージが映画では描かれていましたからね。

政治色がかなり強めでも、娯楽作品にしてしまうのもジャッキーの腕なのでしょうね。
エンドロールのNG集も健在でしたし。

今作でもジャッキーが乗っていた車は三菱のパジェロだったので、
まだジャッキーの三菱好きが続いていたのにはホッとさせられました。

「ライジング・ドラゴン」でアクション映画からの引退を表明したジャッキーですが、
確か10年以上前にもアクションは引退し、後継者を育てるみたいなことを言っていて、
これは多分、今になっても実現はしていないので、
今回も良い意味でこの引退表明を反故にしてもらいと思います。

「ライジング・ドラゴン」を観て、
今は過去のジャッキーの映画を見返したい衝動にかられています。

いい機会だから、ゴールデンウィークにまとめて見ようかな。

ライジング・ドラゴンのパンフレット

あのヒッチコックが名作「サイコ」を撮る際に起きた苦悩を通し、
妻のアルマとの関係に焦点を当て、ヒッチコック本人の心の葛藤を描いた
アンヴィル」のサーシャ・ガヴァシ監督の「ヒッチコック」を観てきた。

ストーリーは、
1959年。
作品の高評価とは裏腹にアカデミー賞に縁遠かったアルフレッド・ヒッチコックは、
後にサスペンス映画の金字塔と称される「サイコ」の製作に着手。
しかし独創的かつ奇抜であるがゆえに資金繰りは難航し、数々の困難に見舞われる。
さらに、常に彼を支え続けてきた最大の理解者である妻アルマとの関係まで
ほころびが生じてきてきてしまう。

自分はヒッチコックの「裏窓」を小学生の時にビデオで見て、
物凄い衝撃を受けたのを覚えていますし、
その後、「サイコ」、「北北西に進路を取れ」などはもちろん、
有名な作品を片っ端から見まくったもんです。

ヒッチコックの作品はかなり知っていはいても、ヒッチコック本人については、
自分の作品にカメオ出演する太ったおじさん程度にしか知らなく、
「ヒッチコック」を観ることにより、ヒッチコックの人となりが分かると思い、
映画館に行ってきました。

物語は「サイコ」を撮る際の苦労がメインに描かれていて、
そして妻のアルマとの関係も描かれ、
ヒッチコックにとって、いかにアルマの存在が重要だったかを理解することができます。

映画を観る前はヒッチコックは天才で苦労知らずだと思っていたし、
「サイコ」もこんなに難産の末に生まれた作品だったとは思わなかったので驚きでした。

「サイコ」のあの有名なシャワーシーンがどのように生まれたのかも描かていて、
さらにあのシーンの音響もなぜあの音響になったのかが分かり、
映画を観ていて非常に興味深いものがありました。

そして、映画を引き締めていたのは、
ヒッチコックを演じたアンソニー・ホプキンスと
妻のアルマを演じたヘレン・ミレンのベテラン二人の圧倒的な演技でした。

女好きで身勝手で気の小さそうなヒッチコックを演じきった、アンソニー・ホプキンス、
そして、そのヒッチコックに呆れつつも決して見捨てなく、
優しい愛情で支え続けたアルマを演じたヘレン・ミレンは見事でした。

あと、スカーレット・ヨハンソンとジェシカ・ビールの綺麗所二人が
何かエロくて良かったです。

ヒッチコックを知っている人なら問題なく楽しめる映画ですし、
ヒッチコックを知らない人も、「サイコ」を見てから映画館に行けば、
ある程度、話の展開は分かると思うので、お勧めできる映画ですよ。

ヒッチコックのパンフレット
1

2014年3月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
Powered by Movable Type 4.1