リンカーン

ダニエル・デイ=ルイスが3度目のアカデミー賞主演男優賞を受賞した
スティーブン・スピルバーグ監督作の「リンカーン」を観てきた。

ストーリーは、
貧しい家に生まれ育ち、ほとんど学校にも通えない少年時代を送ったリンカーンだが、
努力と独学で身を立て大統領の座にまでのぼりつめる。
しかし権力の座に安住することなく奴隷解放運動を推し進めたリンカーンは、
この運動が引き起こた南北戦争で国が2つに割れるという危機にも直面していく。

今年の2月に行われたアカデミー賞の主役だった「リンカーン」ですが、
リンカーンが暗殺された4月15日に合わせ、
日本での公開を4月19日にしたのかは分かりませんが、
いかんせん公開するのが遅れたせいか、あまり話題になっていない印象があります。

映画を観る前はリンカーンの幼少期から暗殺されるまでを
150分の上映時間を使って描いているのだろうと思いましたが、
実際の映画の内容は、南北戦争終盤の奴隷制度廃止法案の修正案が通るかどうか、
共和党がいかに票を集めるかがメインとなる28日間が描かれていました。

そのため、リンカーンがどのように大統領になったかは全く触れられていないので、
映画が始まる前に監督のスピルバーグが登場し、
「ハロー、ジャパン」と語りだし、この時代の背景を説明していました。

似たようなことは「レッド・クリフ」でもありましたね。

自分もリンカーンについてはそれほど明るくないのですが、
最近、「リンカーン/秘密の書」を観たお陰で、だいたいの内容は理解できました。

肝心の内容ですが、「いいお話だったなあ」というのが正直なところです。

決してつまらないわけではないのですが、
法案が通ることも、リンカーンが暗殺されることも最初から分かっているので、
自分の中ではあまり盛り上がるところがなく、淡々と物語が進んでいきました。

それでも上映時間が150分もあったのに、全く長く感じなかったのは、
スピルバーグの手腕と、ダニエル・デイ=ルイスの演技力のお陰だと思います。

リンカーンの息子役のジョセフ・ゴードン=レビットと
民主党の切り崩しを行っていたジェイムズ・スペイダーの二人が
脇役で出演していましたが、二人ともいつもとあまりにも顔が違っていたので、
エンドロールまで全く気がつかなかったです。

特にジェイムズ・スペイダーの変わりっぷりには驚愕させられましたね。

繰り返しになりますが、この「リンカーン」はとても良いお話だったので、
南北戦争に興味がある方、奴隷制度にも興味がある方、リンカーンが大好きな方、
スピルバーグ作品好き、ダニエル・デイ=ルイス好きにはお勧めできますが、
ヴァンパイ好きの方には「リンカーン/秘密の書」の方をお勧めします。

リンカーンのパンフレット

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