2013年6月アーカイブ

新橋というか、ほぼ虎ノ門にあるビアバーの「クラフトビアマーケット」でランチを食してきました。

店の場所は、西新橋一丁目と西新橋交番前の間くらいの新橋側にあります(我ながら分かりにくい説明)。夜は店の名前の通り、日本全国のクラフトビールを提供していて、常時、15種類以上はあるクラフトビールが日替わりで楽しめるためか、かなり混んでいる店で、自分も何度か飲みに行っていますが、聞いた事もないビールが凄く美味かったり、自分の大好物のコエドビールがあったりして、ビール好きなら間違いなく楽しめる店だと思います。

ちなみに「クラフトビール」って何だか知っていましたか?自分は先日、ワールドビジネスサテライトの特集を見るまでは恥ずかしながら知りませんでしたよ。「クラフトビール」って、「地ビール」のことらしいですね。呼び方を変えたなら教えて欲しいですわ。自分は「地ビール」という響きの方が好きなので、ちょっと残念なのですが。

で、話がかなり逸れましたが、この「クラフトビアマーケット」のランチは、ビールカレーとビールハンバーグといったようにビール屋らしくビール押しをしているメニューとなっています。

クラフトビアマーケットのメニュー

 

こちらがビールカレー。

ビールカレー

 

どうビールを使っているのかは分かりませんが、ルーの後味に若干苦みを感じたので、ホッブを使っているのかもしれません。このビールカレーは別料金でライスだけ大盛り、ルーだけ大盛り、両方大盛りと細かくオーダーできるのですが、ライスだけ大盛りにするとルーが足りなくなり、ルーだけ大盛りにするとライスが足りなくなってしまうので、両方大盛りにすることをお勧めします。

こちらはビール屋さんのハンバーグ。

ビール屋さんのハンバーグ.jpg

 

このハンバーグに関しては、僕のバカ舌ではどこにビールが使われているのかが分かりま千円でした。まあ、普通に美味いハンバーグでしたね。

そして、最近メニューに登場したリゾットで、これはウィンナーのチーズリゾット。

ウィンナーのチーズリゾット

 

これにはビールは入っていないでしょうね。リゾットなんて新橋の昼飯で食べるのは初めてかもしれません。パンを追加でオーダーしましたが、慣れていないので食べるタイミングが分からなかったです。

ランチで提供されているメニューは全て美味かったです。ただ、椅子の座り心地が物凄く悪いです。多分、夜の回転を良くするための椅子だと思います。この椅子を差して引いてもビールが美味いので、ちょくちょく顔を出したいのですが、人気店のため飛び込みで入れないのが残念です。

モネ・ゲーム

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コリン・ファース、キャメロン・ディアス出演、コーエン兄弟が脚本をの「モネ・ゲーム」を観てきた。

ストーリーは、
学芸員のハリーは、印象派の巨匠モネの名画「積みわら」の贋作を用意し、詐欺をもくろむ。相棒のPJが絵画の所有者になりすまし、億万長者シャバンダーをカモにしようとするが、PJが次々とトラブルを起こし、シャバンダーの雇った鑑定士が登場するなど、完璧だったはずの計画は思いもよらない方向へと転がっていく。

驚きました。ここまで豪華な俳優が出演しているというのに、物凄くつまらなかったです。コリン・ファース(「英国王のスピーチ」でアカデミー賞主演男優賞を獲得)、キャメロン・ディアス(「マスク」でデビューした元有名モデル、とにかくエロい女)、アラン・リックマン(「ハリー・ポッター」シリーズのスネイプ先生でお馴染み)、そして脚本はコーエン兄弟(「ファーゴ」は傑作)という面子が揃っているのに、とにかくつまらなかったので、逆にどうやったらここまでつまらなくできるのかと驚いてしまいましたよ。

映画の冒頭にコリン・ファースの頭の中で今回の計画が成功して、ハッピーエンドというシーンが流れるのですが、実際の計画は上手くいかずにバタバタしてしまい、そして物語がダラダラと展開していくのですが、この映画は冒頭のコリン・ファースの妄想の中で計画が成功したシーン(約15分)で終了した方が満足度は高かったと思われます。

物語の中に典型的な日本人のサラリーマン集団が登場しますが、これは日本をバカにしているのではなく、ただ単に欧米からはこのように見られているのだと思いますね。まあ、この日本人のサラリーマンを含め、ラストにどんでん返しがありましたが、「だから何?」という感じで、ここまでのつまらなさを救ってはくれませんでした。

もしかしたら英国ジョークが分かる人なら大爆笑できる話なのかもしれませんが、繰り返しになりますが、とにかくつまらなかったです。

あと、映画のポスターには「なぜ、盗めない」というキャッチコピーがありましたが、この映画は盗みがメインではなく詐欺の話ですから、あしからず。

「モネ・ゲーム」のパンフレット

ニューヨークで50年以上に渡り、ストリートスナップを撮り続け、「ニューヨークタイムズ」でファッションコラムを担当しているフォトグラファーのビル・カニンガムの姿を映したドキュメンタリー映画の「ビル・カニンガム&ニューヨーク」を観てきた。

 

ストーリーは、
50年以上にわたりニューヨークの街角で毎日ファッショントレンドを撮影し、ニューヨーカーたちに愛されているカニンガム。しかし、親しい業界人ですら、そのプライベートを知る者はほとんどいないといわれている。そんなカニンガムに2年間にわたり密着し、カニンガムの知られざる私生活や仕事ぶりを映し出す。

 

正直、ビル・カニンガムとう人は知りませんでしたが、この映画を観た率直な感想としては、「こんな世界もあるんだな」というものでした。現在、84歳という年齢にも関わらず、雨の日だろうとニューヨークの街に出て、ストリートスナップを撮り続けている姿には圧倒され、映画にどんどんと引き込まれていきました。

 

ファッションを題材にした写真を撮り続けているのに、自分の服装はポケットが多い実用的な青い作業着だし、雨用の合羽は黒いゴミ袋に穴を開けて着ていたりと、ファッションよりもあくまでも写真を撮影するための機能性を重視したものを着用している姿はとても印象に残りました。

 

ヴォーグの編集長のアナ・ウィンター(「プラダを着た悪魔」でメリル・ストリープが演じた女編集長のモデルとなった人)には、「ビルに撮られるために毎日服を着ている」とまで言わせ、パリコレのショーに顔パスで入れる等が、ビルがいかに認められているかを表していると思いますが、「働いているのではなく、好きな事をしているだけだ」と、言いきれてしまう人間性が全てなのだと思います。

 

映画の終盤にビルのプライベートについて質問された時に、しばしの沈黙の後に自らの事を語りだすシーンは、心に響き、感動させられました。

 

とにかく素敵な映画でした。できれば自分も彼のように素敵な歳の取り方をしたいと思っています。

「ビル・カニンガム&ニューヨーク」のパンフレット

大泉洋と松田龍平が探偵と助手を演じた、東直己原作の「探偵はBARにいる」シリーズを映画化した第二弾の「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」を観てきた。

ストーリーは、
ススキノの探偵と相棒兼運転手の高田は、相変わらず危ない仕事で日銭を稼ぐ日々を送っていた。そんなある日、友人だったオカマのマサコちゃんが殺害される事件が発生。警察の捜査は遅々として進まず、探偵が独自に調査を始めるが、事件の背後にカリスマ政治家の影がちらつく。やがてマサコちゃんが熱狂的ファンだった美人バイオリニストの弓子が現れ、探偵に事件の真相を暴くよう依頼する。

シリーズ第一弾の「探偵はBARにいる」が公開されてから約1年半経ってからの続編公開となりましたが、良くも悪くも前作を踏襲した作品でした。

ストーリーもイマイチ繋がりがないような展開でしたし、オチも微妙だったけれど、何よりも残念だったのが、前作と同様にカメラのアングル、カット割りが不自然なのが変わっていなかったことだったけれど、ある意味、徹底しているなと感心してしまいましたよ。

ただ、この「探偵はBARにいる」の世界観が好きだった人には、たまらない映画になっていることだろうと思います。

それでも主演の大泉洋は良かったですね。逆に言うと、大泉洋が出演していなければ、観るに耐えない映画になっている事だと思います。助手役の松田龍平のぼーっとした役が、朝ドラの「あまちゃん」に登場している松田龍平の役と被っている印象を受けてしまい、映画を観ている間はそのことばかり頭に浮かんでいましたよ。

渡部篤郎が政治家役で出演していましたが、この二人がやりあっていたシーンを観ていたら、以前に東京国際フォーラムで行われた「レイトン教授と魔神の笛」のイベントで大泉洋と渡部篤郎が登壇して、二人が会話をしているのを生で観ていたので、これはこれで映画の内容とは別に面白かったです。

他にも尾野真千子とゴリが出演していましたが、尾野真千子は尾野真千子のままで、ゴリは意外と良かったです。あと、物語の中で大泉洋と松田龍平をしつこく襲うマスクをした軍団が出てきましたが、この軍団が出てくるシーンは、なぜかゾンビ映画を観ているような感覚になってしまいました。

原作のシリーズがかなり出ているようなので、今後も映画化をされると思いますが、大泉洋に頼らないで、もう少しクオリティを上げて欲しいと思いますわ。

「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」のパンフレット

キッチン バン

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半年前くらいに「新橋 酸辣家」の二階にオープンした洋食屋の「キッチン バン」でランチを食してきました。

「キッチン バン」のメニューが書かれた看板。食事をした日とは別の日に撮影したので、日替わりランチが三元豚ポークソテーになっています。

キッチン バン

 

毎日、お昼時にこの看板の横にオバちゃんが立っていて、かなりやる気のない感じで呼び込みをしていたのですが、その見た目が若干、怪しく見えてしまっていたので、今までは素通りしていましたが、勇気を出して階段を昇り、学校の教室のような扉を開け、店に突入してみました。

この「キッチン バン」の売りが、ナポリタンとハンバーグと揚げ物がのった、お子様ランチならぬ、おとな様ランチ。でも、日替わりのチキンソテーが気になってしまったので、チキンソテーを注文しました。

かなり本格的に調理をしているので、15分くらい待たされてから配膳されました。

予想以上に本格的なチキンソテーが登場し、良い意味で驚かされました。

キッチン バンのチキンソテー

 

このチキンソテーはカリッカリに焼き上げられていて、さらにソースも玉葱をこれでもかと炒めたものだったので、非の打ち所がないくらい美味いチキンソテーでした。

キッチン バンのチキンソテー

 

連れが注文したおとな様ランチも美味そうでしたが、間違いなくチキンソテーの方が当たりだったと思います。

他のメニューを食べていないので何とも言えませんが、日替わりランチがチキンソテーの日は何も考えずに店に突入した方がよろしいと思います。

これからもちょくちょく行きたいと思っています。

ブラッド・ピットが殺し屋を演じたアンドリュー・ドミニク監督の「ジャッキー・コーガン」を観てきた。

ストーリーは、
「優しく、殺す」をモットーにする殺し屋ジャッキーは、「ドライバー」と呼ばれるエージェントから、賭博場強盗の黒幕を捜索する依頼を受ける。ジャッキーは前科のあるマーキーを探し出すが、実際に強盗を仕組んだのは別の悪党3人組であることが発覚。さまざまな思惑が交錯するなか、ジャッキーは事件にかかわった人間を皆殺しにすることを決める。

ブラッド・ピット主演作にしては、公開前にメディアへの露出もそれ程なかった影響か、あまり盛り上がらないまま公開を迎えてしまった印象のある「ジャッキー・コーガン」ですが、この露出が少ないことも映画を観て納得しました。

要するに面白くない映画だからなんですよね。

物語はブラッド・ピットが演じる殺し屋のジャッキー・コーガンが事件に関わった人間を殺すというのが軸になっているけど、殺しのシーンによりも登場人物同士の会話がメインになっている感があり、最初から最後まで、とにかくよく話をする映画だったなという印象だけが残っています。

同じく会話がメインとなっている映画で思い浮かぶのが、クエンティン・タランティーノの映画ですが、この「ジャッキー・コーガン」とタランティーノの映画が決定的に違うのが会話の内容。タランティーノの映画の会話は面白く、テンポが良いので、会話を長く聞かされても何の問題もないけれど、「ジャッキー・コーガン」の中で展開される会話は、つまらないし、テンポも悪いので、とにかく退屈。自分には「ラリホー」の呪文のように聞こえてきてしまい、気がついたら軽く眠りについていましたよ。

で、この散々な「ジャッキー・コーガン」でしたが、レイ・リオッタの存在が僕を救ってくれました。何年ぶりにレイ・リオッタを観ただろうか。とにかく懐かしく、個伊良部秀輝氏にそっくりな風貌を観ているだけで自分はニヤニヤしてしまいましたし、冴えないチンピラ役は完全に当たり役でしたね。次はできるだけ短いスパンでスクリーンでレイ・リオッタの姿を拝みたいものです。

という事で、「ジャッキー・コーガン」はブラッド・ピット好きよりも、レイ・リオッタ好きにお勧めできる映画と断定できます。

「ジャッキー・コーガン」のパンフレット

2012年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したミヒャエル・ハネケ監督の「愛、アムール」を観てきた。

ストーリーは、
音楽家夫婦のジョルジュとアンヌは、パリの高級アパルトマンで悠々自適な老後生活を送っていた。しかし、ある日突然、妻のアンヌが病に倒れ、手術も失敗して体が不自由になってしまう。ジョルジュは病院嫌いな妻の願いを聞き、車椅子生活になったアンヌを支えながら自宅で暮らすことを決意。2人はこれまでどおりの生活を続けようとするが、アンヌの病状は悪化していく。

凄い映画でした。映画を観る前に自分が想像してた内容をはるかに上回っていました。絶対に号泣できる映画だと思っていましたが、圧倒的な内容に涙を流す事などできないまま、物凄い衝撃を受け、映画が終わりました。

辛い、切ない、悲しい。どんな言葉を用意してもこの映画の内容を表すのは軽過ぎると思います。

高齢者の介護を高齢者が行う。現実の世界ではもっと厳しい現場なのだと思うけれど、それでもこの題材と真正面から向き合い、目を背ける事なく映画を撮りきったミヒャエル・ハネケ監督の手腕には脱帽です。

映画の大部分はパリのアパルトメントの3〜4室のみで展開され、登場人物も数限られていたので、この動きのない映画で最後まで飽きさせる事なく映画を観させてくれたのは、監督の手腕と俳優の演技の上手さに尽きると思います。

病魔に蝕まれていく妻を献身的に介護するジョルジュを演じたジャン=ルイ・トランティニャンの静かな演技、そして、体の自由を奪われていく様を見事に演じ、切な過ぎる演技をみせてくれた、アンヌを演じたエマニュエル・リヴァ。さらにミヒャエル・ハヌケ監督の「ピアニスト」にも出演していたイザベル・ユペールも二人の娘役で出演し、好演をしていました。

映画を観終わった後のしばらくは、がつんと殴られたような感じになってしまいましたね。

とても素晴らしい映画でしたが、もう一度観るかと聞かれたら、「う〜ん」という答えになってしまいますね。

「愛、アムール」のパンフレット
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