ジャッキー・コーガン

|

ブラッド・ピットが殺し屋を演じたアンドリュー・ドミニク監督の「ジャッキー・コーガン」を観てきた。

ストーリーは、
「優しく、殺す」をモットーにする殺し屋ジャッキーは、「ドライバー」と呼ばれるエージェントから、賭博場強盗の黒幕を捜索する依頼を受ける。ジャッキーは前科のあるマーキーを探し出すが、実際に強盗を仕組んだのは別の悪党3人組であることが発覚。さまざまな思惑が交錯するなか、ジャッキーは事件にかかわった人間を皆殺しにすることを決める。

ブラッド・ピット主演作にしては、公開前にメディアへの露出もそれ程なかった影響か、あまり盛り上がらないまま公開を迎えてしまった印象のある「ジャッキー・コーガン」ですが、この露出が少ないことも映画を観て納得しました。

要するに面白くない映画だからなんですよね。

物語はブラッド・ピットが演じる殺し屋のジャッキー・コーガンが事件に関わった人間を殺すというのが軸になっているけど、殺しのシーンによりも登場人物同士の会話がメインになっている感があり、最初から最後まで、とにかくよく話をする映画だったなという印象だけが残っています。

同じく会話がメインとなっている映画で思い浮かぶのが、クエンティン・タランティーノの映画ですが、この「ジャッキー・コーガン」とタランティーノの映画が決定的に違うのが会話の内容。タランティーノの映画の会話は面白く、テンポが良いので、会話を長く聞かされても何の問題もないけれど、「ジャッキー・コーガン」の中で展開される会話は、つまらないし、テンポも悪いので、とにかく退屈。自分には「ラリホー」の呪文のように聞こえてきてしまい、気がついたら軽く眠りについていましたよ。

で、この散々な「ジャッキー・コーガン」でしたが、レイ・リオッタの存在が僕を救ってくれました。何年ぶりにレイ・リオッタを観ただろうか。とにかく懐かしく、個伊良部秀輝氏にそっくりな風貌を観ているだけで自分はニヤニヤしてしまいましたし、冴えないチンピラ役は完全に当たり役でしたね。次はできるだけ短いスパンでスクリーンでレイ・リオッタの姿を拝みたいものです。

という事で、「ジャッキー・コーガン」はブラッド・ピット好きよりも、レイ・リオッタ好きにお勧めできる映画と断定できます。

「ジャッキー・コーガン」のパンフレット

2014年3月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31