リアル 完全なる首長竜の日

「このミステリーがすごい!」で大賞を受賞した乾緑郎氏の原作を佐藤健、綾瀬はるか主演で映画化した「完全なる首長竜の日」を観てきた。

ストーリーは、
浩市と淳美は幼なじみで恋人同士だったが、淳美は1年前に自殺未遂で昏睡状態に陥り、いまも眠り続けていた。浩市は淳美を目覚めさせるため、「センシング」という最新医療技術を使って淳美の意識の中へ入り込み、彼女がなぜ自殺を図ったのかを探る。センシング中に出会った淳美は、浩市に「首長竜の絵を探してきてほしい」と頼み、浩市はその絵を探しながら淳美との対話を続ける。しかし、センシングを繰り返すうちに、浩市は見覚えのない少年の幻覚を見るようになる。

公開されるまでは全く知らない映画だったけれど、公開後にネット上で「凄く良かった」というような感想を多く目にしたので、「じゃあ観てみるか」と映画館まで足を運んでみたけれど、たいして面白くもなかったというのが素直な感想です。

映画の内容は浩市と淳美が何度も「センシング」をすることにより、次々を新しい情報が出てくるという謎が謎を呼ぶような展開なのだけど、この「センシング」中の意識の中の世界の描き方がイマイチというか、安っぽかったのが残念に感じましたね。

主演の佐藤健と綾瀬はるかは良かったと思いますが、女医役で出演していた中谷美紀に対して物凄く違和感が湧きまくってしまいました。主演の二人に比べると演技が深過ぎるというか、女優女優しているというか、何かこの人だけ温度が違っていたのがとても不自然に感じてしまい、中谷美紀が出てくるシーンは逆に面白くてしょうがなかったです。

そして一番違和感を覚えたのが、佐藤健と中谷美紀の会話で、「センシング」中の意識の中に出てくる人のような存在のことを中谷美紀が「それはフィロソフィカル・ゾンビよ」と、佐藤健に教えた後に佐藤健が初めて聞く言葉にも関わらず一言一句間違えることなく「フィロソフィカル・ゾンビ?」と復唱したシーンには失笑しそうになりましたよ。

それにしても綾瀬はるかはこの「リアル 完全なる首長竜の日」や「八重の桜」などに主演していますが、10年くらい前に深夜のバラエティ番組で品川庄司と共演していた時は、「太れるアイドル」というようなキャッチフレーズで頑張っていたのに、どうなるか分からないものですね。

ラストまで突拍子もない展開が続くので、あまり期待をしないで観れば楽しめるのかもしれません。あとは、オダギリジョーと染谷将太をもう少し上手く使って欲しかったなと個人的には思っています。まあ、タイトルに「完全なる」というフレーズが付くとなると、やっぱり「完全なる飼育」シリーズの方が自分は好きですね。

「リアル 完全なる首長竜の日」のパンフレット

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