1993年の最近のブログ記事

飛行機嫌いの自分を、もっと飛行機嫌いにさせてくれたのが、
イーサン・ホーク主演の「生きてこそ」だった。

この映画は高校2年の夏休みに友達に誘われ、
わざわざ歌舞伎町の映画館(コマ劇場だったかな?)まで観に行った。

ちなみに誘ってくれた友達は、翌日からアメリカ留学を控えていたので、
「何でこの内容の映画を観るの?」と聞いたら、
「飛行機が落ちる映画を観れば、自分の乗る飛行機は落ちないでしょう」という、
理解不能な回答をしてくれました。

ストーリーは
アンデス山中に旅客機が墜落し、33人が助かる。
彼らは酷寒の雪の中で捜索隊を待つがやがて食料も尽き、
疲労と飢餓から仲間はだんだん衰弱していく。
死が目前に迫った時、彼らは死んだ仲間の肉を食べて生きのびようと決断する。

この話は信じられなかったけど実話で、
飛行機の墜落、山中に取り残され助けが来ない状況等の
極限状態の人間ドラマが描かれ、
目を覆いたくなるようなシーンの連続に度肝を抜かれてしまった。

映画が公開されていた当時、ニュースか何かで「その後」が特集されていて、
その中で、生存者達は人肉を食べて飢えをしのんだ事に対し、
周囲から偏見、好奇の目で見られ、
現在は生存者同士は近所に住み、コミュニティを形成し、
助け合って生きていると報道していた。

どこから見ても悲惨な映画だったけど、
唯一、ホッとしたシーンがあって、
登場人物に「ティンティン」というあだ名の人が
字幕だと「ティンティン」と表示されるけど、
実際に呼ばれている時は「チンチン」と聞こえてしまい、
高校生だった自分は「ティンティン」が登場する度に、ニヤニヤしていた。

生存者同士が助け合い、迫り来る「死」と背中合わせの中、
生きようともがく姿は感動を呼び、とてもいい内容の映画だと思うけど、
もう一度見たいとは思えない映画でもあります。

あっ、翌日にロスへ旅立った友達は何のトラブルもなく帰国しましたが、
彼はその数年後、ニューヨーク滞在中に9.11のテロに遭遇し、
しばらく帰国できない事態に遭遇してました。

生きてこそパンフレット

●この記事で触れている作品は下記リンクよりAmazonで購入できます。

ジョエル・シュマッカー監督、
マイケル・ダグラス、ロバート・デュバル出演。

監督、俳優からは想像も出来ない
ネタ映画なこの「フォーリング・ダウン」。

1993年公開のこの映画は
公開当時にどれ程の人気があったのかは知らないけど、
3年に1回位のペースで、深夜に放送されているのを見て
気になってしまい、DVDを購入してしまった。

ストーリーは
1991年6月12日。
ロサンゼルスでは、午前中からこの夏一番の猛暑を記録。
そんな時、ハイウェイでは工事による大渋滞が続いていた。
中でも1人極度にいらつく男がいた。
D-フェンスと呼ばれる彼は、
突然、車を乗り捨て狂ったように歩き始めた。
次々と事件を巻き起こし、
さらに過激になっていく彼の目的とは・・・。

こんな感じの話なんだけど、
もっと簡単にすると、
マイケル・ダグラス演じるD-フェンスが
渋滞をきっかけに切れちゃって、
いきなり別れた奥さんの家にいる子供に会いに行こうとする。
この切れ方が半端なくて、
空き地で、ハンバーガー屋で、ミリタリーショップ等で
トラブルを起こしていく。

で、このトラブルが起きる度に、
D-フェンスは武器を手に入れるのだけど、
それが初めはバット、次はマシンガン、
次はバズーカ砲・・・と、
わらしべ長者的にパワーアップしていく。

このD-フェンスが起こした事件を追うのが
ロバート・デュバル演じる定年間際の刑事。

D-フェンスは子供に会いに、
刑事はD-フェンスを追いに、
というロードムービーみたいな感じで
物語は展開していく。

物凄い馬鹿な話を
マイケル・ダグラス、ロバート・デュバルという
名優を使って、真剣な映画を作ってしまうところに
ハリウッドの凄さを垣間見た映画だった。

とにかくバカ映画を見たい人に、お勧めします。

フォーリング・ダウンDVD

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2013年5月

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