2001年の最近のブログ記事

「リトル・ダンサー」は後に「めぐりあう時間たち」を撮る
スティーブン・ダルドリー監督作で
原題は主人公の少年の名前である「Billy Elliot」。

ストーリーは
1984年、イギリス北部の炭坑町。
11歳のビリーは炭坑労働者のパパと兄トニー、祖母と暮らしていた。
ある日、ビリーの通うボクシング教室のホールにバレエ教室が移ってきた。
ふとしたことからレッスンに飛び入りしたビリーは、
バレエに特別な開放感を覚えるのだった。
教室の先生であるウィルキンソン夫人もビリーに特別な才能を見出した。
ビリーはバレエに夢中になるのだが・・・。

ビリーがバレエを習うことにより成長していく姿を通し、
家族の絆の大切さ、強さを描き、
バレエを習う事を反対していた父親が
息子の夢を叶えるために取る行動には胸が熱くなってしまった。

主人公のビリーは順調にバレエで成長していくけど、
おかまの幼馴染の少年も無事、成長していくのも印象的だった。

主人公のビリーを演じたジェイミー・ベルは今では子役から脱皮し、
「父親たちの星条旗」や「ジャンパー」にも出演している
今後も注目していきたい俳優だ。

映画を見終わった後には「いい映画だったな」と
素直に思える映画だった。

リトル・ダンサーのパンフレット

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2001年に日本で公開された、クリストファー・ノーラン監督、
ガイ・ピアース主演の「メメント」は
物語が結末から時間軸を逆にして遡っていくという
斬新なストーリ構成を持った作品だった。

ストーリーは
およそ10分間しか自分の記憶を保てなくなった男レナード。
彼は妻をレイプし殺害した犯人を捜し出すため、
犯人に繋がる情報をポラロイド写真で撮り、メモを取り、
大事なことは身体に入れ墨で書き記すなどして必死に犯人を捜し続ける・・・。

後に「ダークナイト」を撮る事になる
クリストファー・ノーランがブレイクしたこの「メメント」は
やはりラストから10分おきに時間を遡っていくというアイデアが凄く、
ちゃんとラスト(物語の最初)に驚きの事実が待っている。

さらに、主演のガイ・ピアースも10分しか記憶を保てないのに
復讐に燃えるという無茶な設定の中、見事な演技をみせている。

物語の中で、敵に追われ走って逃げている時に10分以上経ってしまい、
自分が何で走っているのか忘れてしまうシーンに笑ったし、
体中に犯人の手掛かりを刺青として残す狂気じみた行為には驚かされた。

映画館で観た時は、「オオッ!」と驚いたけど、
DVD版の特典として、時間軸を遡らない最初からのストーリを見たら、
結構普通の内容だったので、逆に驚いてしまった。

あの荒木飛呂彦先生も「ストーンオーシャン」内で登場する
スタンド「JAIL HOUSE LOCK」の能力を、
攻撃を受けると物事を3つまでしか記憶できないという
まんま「メメント」をパクった設定にし、
読んでいるこっちが「大丈夫なのか?」とハラハラドキドキしてしまった。

それ程、荒木先生も「メメント」がお気に入りだったんだろう(多分)。

全体の構成、ラストの驚き等、やはり素晴らしい内容なので、
結末を知らないまま見ることをお勧めします。

メメントのパンフレット

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監督のキャメロン・クロウが15歳の時に
ローリング・ストーン誌の記者に抜擢され、
数々のロックスターと接してきた経験を基に撮られた
この「あの頃、ペニー・レインと」。

ちなみに現代は「Almost Famous」。
この「あの頃、ペニー・レインと」という邦題は
とてもいい題名だと思う。

ストーリーは
1973年、弱冠15歳にして
「ローリング・ストーン」誌の記者に抜擢され、
あるロックバンドのツアーの同行記事を
書くことになった少年ウィリアム。
旅の中で知るミュージシャンたちとの友情、
ジャーナリストとしての葛藤、
そしてせつない初恋が
当時のロックとともにつづられる映画である。

主人公ウィリアムが同行取材することになるバンド
「スティルウォーター」のモデルとなったバンドは
実際にキャメロン・クロウが取材した
オールマン・ブラザーズ・バンドや
レッド・ツェッペリンとも言われている。

ペニー・レイン役のケイト・ハドソンを
この映画で初めてを見たけれど、
初登場シーンでの抜群の存在感が
今でも記憶に焼きついていて、
このペニー・レイン役で2000年のアカデミー賞助演女優賞に
ノミネートされたのも納得の演技だった。

あと、ケイト・ハドソンが
ゴールディ・ホーンの娘という事にも驚いた。

劇中に流れる音楽も素晴らしく、
さすがキャメロン・クロウという選曲で、
サウンドトラックも満足できる。

物語終盤で対立しているメンバー同士が
飛行機事故に巻き込まれそうになった時に
それぞれの心境をぶちまけていくシーンが
面白く、印象的だった。

DVDのジャケットがパッと見、
アダルトチックな感じだけど、
物語はとても清々しい気分にさせてくれる
123分のとてもいい作品です。

あの頃、ペニー・レインと

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