2004年の最近のブログ記事

クリント・イーストウッド監督、
ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコンの
豪華俳優陣が出演した「ミスティック・リバー」。

この「ミスティックリバー」は
ショーン・ペンにアカデミー賞主演男優賞、
ティム・ロビンスにアカデミー賞助演男優賞を
それぞれ初受賞に導いた作品でもある。

ちなみにこの年のアカデミー賞助演男優賞には
「ラストサムライ」の渡辺謙もノミネートされており、
日本では受賞有力と叫ばれていたけど、
アカデミー賞受賞に有利な障害者の役を演じていることを加味しても、
圧倒的にティム・ロビンスの演技の方が上だったと思います。

ストーリーは
ボストンの貧困地区。
路上ではジミー、デイブ、ショーンの3人組がボール遊びに興じていた。
ボールが排水溝に落ちたとき、不審な車が少年たちの傍に停まる。
警官を名乗る2人連れは、3人の内からデイブだけを車に乗せ、静かに走り去った。
数日後、デイブは暴行を受け、無残な姿で発見される。
それから25年、同地区で殺人事件が発生。被害者はジミーの娘だった。
捜査を担当するのは、今は刑事となったショーン。
やがて捜査線上にデイブの名が浮かぶ。
事件は3人の過去を弄ぶようにして、非情な物語を導いてゆく・・・。

物語の序盤、ジミーが自分の娘の殺害現場に乗り込み、
大勢の警官に行く手を阻まれるシーンを
俯瞰で撮った映像が凄く印象に残っていて、
さらに物語にも、このシーンから引き込まれ、ラストまで目が離せなかった。

ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコンの
3人の俳優に目がいってしまうが、
脇を固める女優、ショーン・ペンの妻役のローラ・リニー、
ティム・ロビンスの妻役のマーシャ・ゲイ・ハーデンの存在感が
印象的な作品でもあった。

特にマーシャ・ゲイ・ハーデンは「ミスト」の演技も印象的で、
個人的に気になる女優さんです。

でも、一番の見所はショーン・ペンの演技。
ラストの鬼気迫る演技は、アカデミー賞も納得というものでした。
とにかくカッコ良かったです。

この「ミスティックリバー」を観るまでは、
あまりイーストウッドの作品は好きではなかったけど、
これ以降の作品は観るようになり、素晴らしい作品ばかりなので、
今後は以前のイーストウッドの作品も見ていきたいと思います。

ミスティックリバーのパンフレット

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「300」、「ウォッチメン」の
ザック・スナイダー監督のデビュー作となった
2004年に公開された「ドーン・オブ・ザ・デッド」。

この「ドーン・オブ・ザ・デッド」は
1978年に公開されたジョージ・A・ロメロ監督の
伝説的映画「ゾンビ」のリメイク作品。

ストーリーは
アメリカのワシントン州エベレット。
看護婦のアナは仕事を終えて帰った翌朝、
人間たちが凶暴化し、
機敏な動きで次々と人間を襲う光景を目にする。
パニックに陥った彼女は夢中で自動車に乗り込み、
町を離れようとするが・・・。

「ドーン・オブ・ザ・デッド」が
リメイクされるというニュースが流れた時には
熱狂的なジョージ・A・ロメロファンから
「原作を壊すな!」と、かなりバッシングされていたが、
公開後にジョージ・A・ロメロが
「結構、良かったよ」みたいなコメントを出したら
この騒ぎも収束し、あっさりと認められてしまった。

主演は「死ぬまでにしたい10のこと」のサラ・ポリー。
正直、サラ・ポリーとゾンビ映画が結びつかなかったけど、
サラ・ポリーが「ゾンビ」の熱狂的なファンということで
実現したキャストだったようだ。

この「ドーン・オブ・ザ・デッド」の最大の見所は、
ゾンビは動きが遅いという定説を覆し、
ゾンビが走って追いかけてくること。
しかもこれが結構速いの。

これは同時期に公開されていた
ダニー・ボイル監督の「28日後...」でも見られる現象だ。

自分はあまりゾンビ映画が得意ではなかったけど、
この「ドーン・オブ・ザ・デッド」は問題なく観る事ができ、
立て篭もったショッピングモールに居ればいいのに、
無理に出ようとして死んじゃったり、
全然関係ないところで、おっちゃんが死んだりとかの
お約束がたくさんあり、とても面白かった。

まあ、騙されたと思って見てみてよ。
多分、騙す事になっちゃうと思うけど。

ドーン・オブ・ザ・デッドのパンフレット

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ティム・バートン監督、ユアン・マクレガー主演で
2004年に公開された「ビッグ・フィッシュ」。

「ティム・バートン=ダーク」
というイメージが強いが、
この「ビッグ・フィッシュ」は
黄色い水仙が象徴するように色彩鮮やかな映画だ。

ストーリーは
死期が迫った父が、改めて息子に語り聞かせる人生の回想。
巨人とともに故郷を出て、サーカスで働きながら、
あこがれの女性と結ばれる。
戦争へ行き、ひとつの町を買い上げる......。
何度も聞かされた父の話は、どこまでが本当なのだろうか?

父子の確執、和解を描いたファンタジー映画で
父親の若かりし頃を演じているのユアン・マクレガーの演技が
前向きで清々しい気分にさせてくれる。

父親の数々の奇想天外な話が
ラストへ全て結びついていき、
タイトルの「ビッグ・フィッシュ」も意味も含め
感動のラストで幕を閉じる。

この「ビッグ・フィッシュ」は
魚が大嫌いな自分でも大好きになれる程、
素晴らしい映画だった。

ビッグ・フィッシュパンフレット

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一ヶ月間、三食マクドナルドを食べ続けると
人間はどうなるのかという疑問に対して
監督自らの体で実験をしたこのドキュメンタリー映画、
「スーパーサイズ・ミー」。

ルールは三食全てをマクドナルドで食し、
店員にサイズアップやサイドメニューを勧められたら
それに従わなければならない。

ちょうど「スーパーサイズ・ミー」が公開された当時は
マイケル・ムーアの
「ボーリング・フォー・コロンバイン」や
「華氏911」などのドキュメンタリー映画が
流行ってた時期でもあり、
この「スーパーサイズ・ミー」もかなりの注目作だった。

が、TVCMや雑誌広告で目にすることはなく、
これは各マスコミにマクドナルドからの
圧力があったのは間違いないだろう。

この「スーパーサイズ・ミー」が公開されてから、
アメリカのマクドナルドではサイズアップや
サイドメニューを勧める事が禁止となり、
日本のマクドナルドでもトレーに敷いてある紙の裏に
各メニューのカロリー表示を記載するようになった。

ただ自ら実験をしているモーガン・スーパーロックが
食が細く見えてしまい、
インパクトが少し弱く見えてしまうのだが、
マクドナルドを含めたジャンクフードの危険性は
十分理解することができ、
もうチキンナゲットなんか
絶対に食わないと誓ったものだった。

モーガン・スーパーロックみたいにマック漬けの生活により
精神、肉体面に支障をきたす人間もいれば、
途中に出てきた三食全てビックマックでも問題無しな人もいて、
人それぞれなんだろうけど、
やっぱりジャンクフードは体に悪いと思わずにはいられず、
映画を観た後は
一週間ぐらいはマクドナルドに行かなかったけど、
今は普通に行ってます。

だって安くてワーキングプアーの味方の
マクドナルドが大好きだから。

でもチキンナゲットは食ってないけどね。

ドキュメンタリー映画としては
もちろん素晴らしい内容だし、
さらに他の見方をすると、
一人の人間が行き過ぎたマクドナルドでの食事により、
精神が崩壊していく過程を見ることができた映画だった。

スーパーサイズ・ミーのパンフレット

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