2010年の最近のブログ記事

マーク・ミラー原作、プロデューサーにブラット・ピット、
主演に「ノーウェア・ボーイ」でジョン・レノンを演じたアーロン・ジョンソン、
そして共演にニコラス・ケイジ出演の話題作「キック・アス」を観てきた。

昨年末に渋谷などの単館で公開されてから、かなり気になっていたけれど、
やっと先週から公開劇場が拡大されたので、
わざわざ伊勢崎の映画館まで観に行ってきた。

ストーリーは
ニューヨークに住む少年デイブは
「誰もがスーパーヒーローを好きなのに、なぜ誰もスーパーヒーローになりたがらない?」
と思い立ち、何の特殊能力も持たないまま、
ひとりコスチュームを着てスーパーヒーロー「Kick-Ass」になる。
だが、正義の味方として悪者を退治するのは骨の折れる仕事で、かなり痛い。
やがて、傷だらけになりながらもキック・アスとしての活動を続けるデイブの前に、
同じ稼業のビッグ・ダディとヒット・ガールが現れる。

結論から言うと、観る前に想像していた内容とは違っていたけれど、
かなり楽しめた内容の映画だった。

主役のキック・アスよりも完全に目立っていたのが、
クロエ・モレッツが演じる11歳の殺し屋ヒット・ガール。

彼女の登場により、最初は完全なオタクが出てくる展開の映画だったのに、
途中からスプラッター色が強い映画に一気に変化していったね。

放送禁止用語を連発して登場し、様々な武器を駆使して敵を殺しまくる姿は
カッコいいし、チャーミングでもある不思議なキャラクターで、
レオン」のナタリー・ポートマンが演じたマチルダとは真逆の殺し屋で、
新しいイコンとして記憶に残るキャラクターになるのではないでしょうかね。

ヒット・ガールが敵を殺しまくるシーンでは、
ポップ調のBGMが流れていたのもギャップがあり、とても印象的だった。

音楽は他にも色々と使われていて、
THE PRODIGYの「OMEN」
GNARLS BARKLEYの「CRAZY」
非常に効果的に流れていて、サントラがかなり気になってしまいました。

敵役として、またしてもマーク・ストロングが出演していたけれど、
今回はいつものスキンヘッドではなく、サイドに髪があり、
その姿は、まるでロバート・デュバルのようで、なぜか面白かったな。

スーパーヒーローものの映画だったけれど、
かなり銃器に頼った戦いが繰り広げられ、ロス五輪を彷彿とさせるシーンもあり、
目が離せない展開が最後まで続きました。

ラストは完全に続編への伏線が張られていたので、
調べてみると、「キック・アス2」の製作は決定しているようですね。

さらに「キック・アス」のDVDも3月に発売となるようです。
何だか発売するのが早いような気もしますが、ゲットしてみようかと思っています。

キック・アスのパンフレット

アカデミー賞を獲得した「グラディエーター」の名コンビである、
リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演の
最新作「ロビン・フッド」を観てきた。

ストーリーは
12世紀末、十字軍の兵士としてフランスで戦っていたロビンは、
帰国途上で英国の騎士ロクスリーの暗殺に遭遇する。
「家宝の剣を故郷に持ち帰って欲しい」というロクスリーの遺言を受け、
彼の父親が領主を務めるノッティンガムを訪れたロビンだったが、
やがて英国侵略を目論むフランスの陰謀に巻き込まれていく。

ロビン・フッド」というと、1991年に公開された
ケビン・コスナー版の印象が強く残っていて、
「今さらロビン・フッドか・・・」という感じがしてしまい、
なかなか観に行こうという気にはならなかったけど、
結論からいうと観に行って正解でした。

リドリー・スコット版の「ロビン・フッド」は、
あの有名なシャーウッドの森に逃げこむまでの話であって、
ロビン・フッドが誕生するまでの話は意外と新鮮で、
2時間半近い上映時間は、あまり長く感じませんでしたね。

まあ、最初から全く期待をしないで観に行ったので、
普通の内容でも、良く感じてしまったのでしょうけど・・・。

適役を務めたマーク・ストロングがいい味を出していて、
お陰で、ストーリーも分かりやすく、勧善懲悪ものとして成立していました。

この他にも、ケイト・ブランシェットは相変わらずの演技力でしたし、
ウィリアム・ハート、マックス・フォン・シドーと
脇を固める俳優陣の演技が素晴しかったです。

ただ、いつ子供の頭の上に載せたリンゴを
弓矢で射るシーンが出てくるのかと思っていたら、
どうやら別の人の話だったようですね。

最後に、この映画を観たお陰で、
ロビン・フッドが実在した人物ではないとうことを学習させて頂けました。
ありがとうございました。

ロビン・フッドのパンフレット

今年一発目の映画として「相棒-劇場版Ⅱ-」を観てきました。

ストーリーは
田丸警視総監、長谷川副総監をはじめとした警察幹部12名が、
警視庁本部内で人質に取られる事件が発生する。
偶然にも犯人と遭遇した神戸尊と
その連絡を受けた杉下右京の特命係の二人は独自に情報収集を進め、
籠城犯が元警視庁刑事の八重樫だという事実を突き止める。

前作を観た時は、あまり「相棒」を知らなかったので、
物語に入っていけなかったのですが、
今回はドラマを何度か見て、
寺脇からミッチーに交代したという情報も得ていたので、
すんなりと物語に入っていけました。

前作の劇場版の内容は正直、微妙な感じだったのですが、
今回は前作に比べると真面目なストーリで、
若干、中華街の件がショボかったけど、
全体的にはとても面白く、見応えのある内容だったと思います。

それにしても結末がね・・・。

これ、相棒ファンなら絶対に観ないといけない映画だと思います。
じゃないと、今後の相棒の展開に付いていけないのでないでしょうか。

でも、この展開を映画でやってしまうのは英断というか無謀というか・・・。

しかし、「相棒-劇場版Ⅱ-」を観た事により、
今後の相棒シリーズを見逃せなくなりましたね。

相棒-劇場版Ⅱ-のパンフレット

主演に今年度のアカデミー賞主演男優賞を獲得したジェフ・ブリッジスを迎え、
1982年に公開された「トロン」の28年ぶりとなる続編の
トロン:レガシー」を観てきた。

ストーリーは
デジタル業界のカリスマ、ケヴィン・フリンが
謎の失踪を遂げてから20年たったある日、
27歳に成長した息子サムに父ケヴィンからのメッセージが届く。
サムは、父ケヴィンの消息を追って父のオフィスに足を踏み入れるが、
そこには衝撃的な真実が待ち受けていた。

1982年の「トロン」の存在も知らないので、
ストーリーがどのようになっているのかは分からないけれども、
圧巻の映像は凄かったです。

スタイリッシュというか、斬新というか、
静的な美しさは観ていて驚かされました。

ダフト・パンクが担当した音楽も効果的に流れてきて、
物語全体を高揚感で包み込んでくれたと思います。

「トロン:レガシー」のサントラは絶対に「買い」ですね。

ダフト・パンクの二人も期待を裏切らず、ちゃんと登場していました
(中身があの二人かどうかは分かりませんが)。

オープニングのトロン風のディズニーのロゴがカッコよく、期待したのですが、
物語の内容がね・・・、残念だったかな。

結構薄っぺらく、ひねりのないストーリー展開は
どこかで観た事があるようなものだった。

それと大事なものは背中に付けておかない方が良いと思いますが、
いかがでしょうか。

ここは考え方を変えて、
ダフト・パンクの新しいミュージックビデオだと思って観れば
ダフト・パンクファンにはたまらない作品になると思います。

洋画では今冬の一番の話題作だと思っていたけれど、
どうやら、あまり客が入っていないようで、
確かに自分が観た時も劇場内に、
ほとんど人がいなかったのも多少は納得できました。

それでも、映像、音楽が大迫力なので絶対に映画館で観た方がいい映画だと思います。

でも、別に3Dで上映する必要はなかったと思うけどね。

トロンのパンフレット

村上春樹の小説「ノルウェイの森」を
トラン・アン・ユン監督、松山ケンイチ主演で映画化した
ノルウェイの森」を観てきた。

ストーリーは
親友のキズキを自殺で失ったワタナべは、東京で大学生活を送り始める。
ある日、ワタナベは偶然にキズキの恋人だった直子と出会い、
毎週直子と東京の街を散歩するようになる。
そして、直子の20歳の誕生日に精神的に不安定になった直子と夜を共にする。
それ以来、ワタナベは直子と連絡がとれなくなってしまう。
さらに喪失感が深まり心を病んだ直子は、京都の療養施設に入所していたのだ。
直子に会いたくても会えない状況の中で、
ワタナベは大学で出会った不思議な魅力を持つ緑にも惹かれていく。

「ノルウェイの森」が映画化されるというニュースが聞いた時に
監督が外国人という事に多少の不安は感じたけれど、
この点に関しての心配は全くの杞憂に終りました。

全体的にとても綺麗な映像で撮られていて、
特にワタナベが直子に口で処理をしてもらっているシーンから
映像がどんどん引いていき、山の木々を捉えた大自然のシーンに
移っていく展開には度肝を抜かれました。

まるでビョークの「ヨーガ」のPVのラストを思い出してしまうくらい、
素晴しい構成のシーンでした。

主題歌であるビートルズの「ノルウェイの森」はもちろんの事、
レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドが担当した音楽は
物語の世界観と合い、とても素晴しいものでした。

松山ケンイチが演じる主人公のワタナベも、思ったよりもいい感じで、
緑役の水城希子も良かったです(もっとはじけていても良かったかな)。

さらに脇を固める俳優陣も悪くはなく、さすがに小説版とは違うけど、
映画版「ノルウェイの森」の世界観を構築していたと思います。

ただ、問題だったのは直子役の菊池凛子。

酷い、本当に酷かった。

冒頭の高校生の制服のシーンから「うっ」という感じになったけど、
この感覚は物語が終わるまで全く消える事はなかった。

菊池凛子の演技が必死に直子を演じているというのが伝わり過ぎて、
違和感が物凄く大きく、直子が登場するシーンは重要なはずが、
何かこの直子が映ると、せっかく物語りにのめり込んでいたのに、
現実に引き戻されてしまうという繰り返しでしたね。

菊池凛子の演技が上手い、下手という次元の問題ではなく、
完全なる配役のミスなんだと思う。

監督のトラン・アン・ユンは何かの意図を持って配役したと思うけど、
自分はその理由をこの映画から読み取る事はできなかったな。

という多少の不満はあるけれど、
全体的には映像がとても綺麗で、静かな映画となっていて、
自分はこの「ノルウェイの森」は「あり」だと思いました。

多分、内容的にテレビでは放送しにくい映画だと思うので、
劇場で観る事をお勧めします。

ノルウェイの森のパンフレット

ハリー・ポッターシリーズの最終作
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」を観てきた。

本来ならば3Dで上映される予定だったけれど、
公開直前になり、3Dではなく2Dでの普通上映になるなど
多少の混乱があったようだけど、個人的には2Dでの上映で安心しましたよ。

ストーリーは
ヴォルデモートの復活により魔法界に暗雲がたちこめるなか、
打倒のカギとなる"分霊箱"を探す旅に出たハリー、ロン、ハーマイオニー。
だが、困難を極める旅の途中で3人はついに仲間割れをしてしまう。
一方ヴォルデモートと死喰い人たちは、
魔法省やホグワーツにも着々と魔の手を伸ばしていく。

最早、前作の内容を忘れてしまっていたので、
上映開始直後からのダークな物語が展開され、
ラストまで、この流れが途切れなかった事に驚かされました。

あとは、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンがエロくなってましたね。

もしかしたら脱ぐのではないかと期待していましたが、
残念ながら脱がなかったです。

次作の「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」で物語は完結するようですが、
どのようなラストを迎えるのかという事と合わせて、
エマ・ワトソンの脱ぎっぷりに期待しつつ、公開を待ちたいと思います。

ただ、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」が無事3Dで公開されようと、
2Dで上映している劇場を探して、絶対に2Dで観ますけどね。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1のパンフレット

ロバート・ロドリゲスが「グラインドハウス」の物語内で流した予告編を
ダニー・トレホ主演で、一本の映画にした「マチェーテ」を観てきた。

主演のダニー・トレホは、
強面を活かして数々の映画に印象的な脇役として出演していたが、
この「マチェーテ」がメジャー映画での初主演となった。

ちなみに監督のロバート・ロドリゲスと
主演のダニー・トレホは従兄弟のようです。

共演として、ロバート・デ・ニーロ、スティーブン・セガール、
ジェシカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲスといった豪華な面々が脇を固めている。

ストーリーは
メキシコの麻薬王トーレスを追跡していた麻薬捜査官マチェーテは、
トーレスの罠にはまり家族を皆殺しにされてしまう。
数年後、米テキサスへ逃亡し、
肉体労働者として糊口をしのいでいたマチェーテに
テキサス州の上院議員暗殺を持ちかける人物が現れる・・・。

とにかく物凄い映画でした。

冒頭の10分程のシーンで20人以上が殺され、
さらに、その半数は首が飛んでましたからね・・・。

物語はテキサスの超保守派議員を中心としたグループと
不法入国したメキシコ人グループとの争いに、
様々な人物の思惑が絡まりながら展開していくけれど、もう目茶苦茶。

色々と突っ込み所満載のこの映画でしたが、
特に圧巻だったのが、ラストの両グループの戦闘シーン。
コックさんが鍋で戦っていたり、
ミニスカのナースが救急車から降りてきて、マシンガンをぶっ放したりと、
最早、何でもあり状態で面白くてたまらなかった。

ロバート・デ・ニーロは議員をとても軽く演じていたし、
スティーブン・セガールの日本刀の扱いは流石だったけど、
ジェシカ・アルバがあまりエロくなかったのが残念だったかな。

そんな中、一番印象に残ったのがミシェル・ロドリゲス。

右目にアイパッチを付け、上半身がビキニの格好で
マシンガンをぶっ放している姿は物凄い迫力がありました。

物語が終るまでに果たして何人が死んだか分かりませんが、
かなり人の命が軽い映画でしたね。

そしてラストには、早くも続編の予告がありました。
その名も「殺しのマチェーテ」と「続・殺しのマチェーテ」。

「もう充分、殺したでしょうが」という、
完全にネタなタイトルになっていましたが、
多分、続編はやらないでしょうね。

そして何よりも残念だったのが、
「マチェーテ」のパンフレットが作成されていなかった事。

この映画はパンフレットで色々と情報を補完したかったのになぁ。
最近は「アイルトン・セナ ~音速の彼方へ」でもパンフレットがなかったけど、
これがこのまま流行りになっていくのかな・・・。

映画とは全然関係ない事ですが、
このとてもバイオレンスでエロさ満載の「マチェーテ」を
高校生の娘を連れた家族が劇場で観てましたけど、
思わず「大丈夫か?」と心配になってしまいましたよ。

マチェーテ

現代アート界で活躍する女性芸術家、サム・テイラー=ウッド監督作の
ジョン・レノンが「ビートルズのジョン・レノン」に成長するまでを描いた
ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」を観てきた。

ストーリーは、
1950年代のリバプール。
青年ジョン・レノンは幼い頃から伯父と伯母に育てられていた。
反抗期真っ最中のジョンは、伯母のミミに厳しく躾けられていた。
やがて、優しい伯父が心臓発作で急死する。
葬儀の後、ひょんなことから本当の母親ジュリアが
歩いて行ける距離に住んでいることを知ったジョンは、
恐る恐る実母の家を訪ねてみることに・・・。

最初にチラシを見たときには、
主演のアーロン・ジョンソンが演じるジョン・レノンが
どうしてもジャック・オズボーンのように見えてしまい、
多少は嫌な予感もしていたのですが、そんなことはなく、
とても素晴らしい映画でした。

ジョン・レノンやビートルズに詳しい人にとっては
もしかしたら事実ではないシーンや、ストーリーに穴があるのかもしれないけれど、
自分はそれ程、ジョン・レノンやビートルズに明るくないため、
違和感を感じる事無く、最後まで物語に惹きつけられ、
上映時間もあっという間に終了となりました。

生みの親と育ての親の二人の母親の愛情に苦しむ姿や、
音楽と出会う事によって、ポールやジョージらの仲間と巡り合い、
ジョン・レノンという若者が成長していく姿が
痛々しい位、リアルに描かれていました。

特にジョンの二人の母親を演じた、
クリスティン・スコット・トーマスとアンヌ=マリー・ダフの演技は素晴らしく、
性格が対照的な二人の母親の愛情に見守られ、翻弄されるジョンを演じる
アーロン・ジョンソンを引き立たせていましたね。

物語はバンドに焦点を当てていたわけではないけれど、
やはり劇中に流れる曲は物凄く印象に残っていて、
特にラスト間近に流れる「In Spite Of All The Danger」と
エンドロールで流れる「Mother」には、グッときました。

こんな素晴しい映画ですが、
邦題に付けられた「ひとりぼっちのあいつ」が的外れな感じなんだよね。

ビートルズの「NOWHERE MAN」の邦題の
「ひとりぼっちのあいつ」から拝借したようだけど、
この映画でも分かるように、ジョンには愛すべき二人の母親と
多くの仲間に囲まれていたのは一目瞭然なのに・・・。

何だか、この部分だけは興醒めです。

ちなみに監督のサム・テイラー=ウッドと、主演のアーロン・ジョンソンは
この映画を撮った後にめでたく結婚し、子供も生まれたようです。
歳の差はなんと23歳の姉さん女房とのことで、驚きです。

全然関係ないですが、
暫く振りに「バック・ビート」でも見てみようかと思います。

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつのパンフレット

シルベスター・スタローン監督、主演、
ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン共演の
話題作「エクスペンダブルズ」を観てきた。

ストーリーは、
自らをエクスペンダブルズ(消耗品)と名乗る凄腕傭兵部隊は、
ソマリアの凶悪な武装海賊を討伐したあと、
南米のビレーナという島国の軍事独裁政権を打倒するために現地へと赴く。
だが、そこではかつてない危機が彼らを待ち受けていた・・・。

最初から最後まで、ドンパチし続けているのかと期待していたけど、
本題に入るまでに安っぽいストーリーが延々と続いてしまい、
いささか興ざめな感は否めなかったかな。

でも、全体的に見れば完全なバカ映画で、
スタローンとステイサムのマッチョ二人が野鳥を保護する団体を装うという
かなり無理な設定が普通に繰り広げられたり、
ミッキー・ロークが真剣に愛を語ったり、
ドルフ・ラングレンが不死身だったりと色々あったけど、
そもそも、独裁国家相手に5人で鎮圧に向かうという時点でね・・・。

テレビCMでは、さもアーノルド・シュワルツネッガー、ブルース・ウィリスと
共演しているように見せているけど、
シュワちゃんは1分、ブルース・ウィリスが2分のカメオ出演しただけなので、
騙されないようにしてください。

スタローンと共演した俳優の中で一番美味しい役立ったのが
準主役のジェイソン・ステイサム。
物語の美味しいシーンが回ってきていて、
スタローンとほぼ対等な役を与えられていた。

スタローンがステイサムを認めたのか、個人的に好きだったのか、
とにかく気を使っている雰囲気が伝わってくる位、不自然な感じがした。

続編ではスターローンは隠居し、ステイサムが主役でいくのでは?
と、勘繰ってしまいたくなったよね。

そして扱いが酷かったのが、ジェット・リー。

「チビ」と呼ばれ続け、格闘シーンでもあまり強く描かれてなく、
散々な役柄だった。

あと、格闘技ファンを唸らせたのが、
ランディ・クートアvsストーンコールドの格闘シーン。
短いシーンだったけど、これは貴重でしたね
(結末は今の勢いを反映しています)。

「エクスペンダブルス」のパンフレットが、かなり読み応えがあり、
スタローンは、他にも有名俳優に声を掛けていたらしいけど、
各俳優毎に断られた理由も書いてあり、面白かったです。

●ジャン・クロード・ヴァン・ダム
→ジェット・リーに負ける設定が気に食わない。

●スティーブン・セガール
→プロデューサの一人に嫌いな奴がいる。

●カート・ラッセル
→興味が無い。

まあ是非、続編には出演してもらいたいものです。

今年一番バカな映画で、一番火薬を使っていた映画で、
見終わった後には、なぜか爽快感に満たされました。

スカッとしたい人や、現実逃避したい人にはお勧めです。

エクスペンダブルズのパンフレット

アイルトン・セナ生誕50周年記念として公開されている
アイルトン・セナ ~音速の彼方へ」を観てきた。

前売り券の関係で、六本木での鑑賞となりましたが、
平日の昼間の回だったのに、八割は埋まっているという信じられない光景で、
改めて田舎の映画館の良さを認識できましたよ。

ストーリーは
天才的なドライビングテクニックと甘いマスクで世界中の人々を魅了しながらも、
1994年のサンマリノGPで衝撃的な事故死を遂げたブラジルのF1ドライバー、
アイルトン・セナの素顔に迫るドキュメンタリー。
その34年の生涯を、レース映像や貴重なプライベート映像を交えながら振り返るほか、
本人へのインタビューやチーム関係者・家族らの証言を通し、
華々しい経歴の影に潜んだ苦悩や葛藤を浮き彫りにしていく。

自分も多くの人がそうであるように、
1990年前後のF1ブームの頃にF1を見始め、
セナとプロストのライバルを中心に、どんどんF1に夢中になっていった。

正直、自分はセナとプロスト両方ともあまり好きではなかったのだけど、
マスコミの煽りもあり、この二人のライバル対決は鮮明に覚えていますね。

「アイルトン・セナ ~音速の彼方へ」では、
まさにセナvsプロストが物語の軸になっていて、
当時のレースの再確認と、舞台裏を見る事ができ、
約20年前に深夜にF1を熱中して見ていた頃を懐かしく思い出すことができた。

ただね、セナの映画だから仕方がないけど、
あまりにもプロストを極悪に描きすぎだったのではないかと思う。

自分が当時、見ていた印象だとセナが亡くなる直前には
セナとプロストは、サーキットで談笑をしていたり、無線で会話をしていたりと、
多少は雪解けムードが漂っていたけれど(見せ掛けだけかもしれないけど)、
映画では対立しているのみで、一方的過ぎかなと違和感を感じながら観ていた。

純粋に勝利だけを目指しているセナの姿は印象的だったけど、
セナもプロストと同じく、周囲を言動によって牽制したり、
レースで際どい運転をしてもお咎めなしというのも多々あったしね
(特にハンガロリンクでナニーニを弾き出したシーンは忘れられない)。

レースの映像は大体、見たことのあるものだったけど、
セナのプライベートの映像は初見のものが多く、
結構、貴重だったと思います。

あと、色々な人物が次々と登場するけれど、
自分はリアルタイムで見ていたので、どうにか認識をできたけど、
これは当時のF1の知識が無い人にとっては、
誰が誰だか一切分からなく、展開に付いていけないのではと思う。

映画の内容を補完するべきパンフレットも
なぜか販売されていなかったし、かなりハードルの高い映画になっていましたね。

セナファンはもちろん、1990年当時のF1に熱狂していた人は
絶対に観た方がいい映画だと思います。

最後に映画館でタケカワユキヒデにそっくりな人がいたのだけど、
果たして、あれは本物だったのだろうか・・・。
気になります。

アイルトン・セナ ~音速の彼方へのチラシ
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