2011年の最近のブログ記事

まさかの11年ぶりの続編公開となり、
さらにネーヴ・キャンベル、デイヴィット・アークエット、
コートニー・コックスといった主要キャラクターが再出演した
ウェス・クレイヴン監督作の「スクリーム4」を観てきた。

ストーリーは、
10年前に発生したウッズボロー連続殺人事件で生き残ったシドニーは、
今では作家となり成功を収めていた。
しかし、シドニーが本の宣伝のため故郷へ戻ったのを機に
2人の女子高生が惨殺される事件が発生。
シドニーの周囲の人々が次々と狙われていく・・・。

スクリーム」、好きな映画です。

曖昧な記憶で申し訳ないのですが、
1996年に「スクリーム」が公開された当時のハリウッドでは、
スプラッター映画が斜陽となっている時代で、
メジャースタジオからはほとんど公開されることはなかったけれど、
この「スクリーム」のヒットにより、スプラッター映画が息を吹き返し、
更に進化していったキッカケとなった作品だったと記憶しています。

日本では翌年の1997年の6月に単館映画として公開予定で、
当時の渋谷ではプロモーションが行われていて、
「試写会で犯人が分かった人は1%」とかいって煽っていた記憶があります。

自分も絶対に観に行こうと思っていたのですが、
公開直前に神戸の酒鬼薔薇事件が発生してしまい、
犯行の残忍さが、「スクリーム」の内容と結びつくという理由で公開延期。

どうやら事件が収束してから、ひっそりと公開されていたようなのですが、
自分が気が付いた時には残念ながら公開終了となっていました。

そのため、この「スクリーム」はビデオでの鑑賞となってしまいましたが、
冒頭のドリュー・バリモアの絶叫から始まり(このシーンは名シーンだと思う)、
ラストのどんでん返しまで、物凄く楽しめた映画でした。

最初にケチがついてしまったので、
続く「スクリーム2」も、上映された映画館は少なく、
これまたビデオでの鑑賞となりましたが、
ラストの強引な(かなり無理な)展開に別の意味で衝撃を受け、
さらに「スクリーム3」になると、もう内容も完全に覚えていないとう状態だし、
世間一般でも、もうお腹いっぱいになったようで、姿を消してしまったんですよね。

それから11年経って、
監督もメインキャストも同じで続編が公開というニュースには驚かされました。

ネーヴ・キャンベルもコートニー・コックスも、
ここ最近は、いまいち作品に恵まれていないので、
メインストリームへ返り咲きを狙ったかどうかは分かりませんが、
「スクリーム4」ではオバサンとなった二人が高校生相手に頑張っていました。

副題に「ネクスト・ジェネレーション」と付いているように、
簡単な内容は最初の「スクリーム」の内容を
今のネットが発達した世界の高校生に当てはめたような物語。

「ネクスト・ジェネレーション」の旗手となる
ジュリア・ロバーツの姪っ子のエマ・ロバーツが強烈な印象を残してくれましたが、
やはり、主役は歴戦の兵の3人。

シドニーはかなり大人びてきていたし、
デューイも保安官になり、まともになっていたけれど、
ゲイルはあくまでもゲイルだったのには安心しました。

オープニングのしつこさから完全に「スクリーム」ワールドに引き込まれ、
突っ込み所満載の内容で、ラストも「う~ん」てな感じでしたが、
良くも悪くもそれを込みで「スクリーム」なのでしょう。

物語の中でも時代が進み、
「スクリーム」の時の「童貞は生き残る」というルールが、
今では「ゲイは生き残る」というルールに変わっていたのが面白かったです。

この「スクリーム4」が新たな3部作の始まりとなるのか、
それとも単発で終るのかは分かりませんが、
この「スクリーム」シリーズは追っていきたいと思っています。

最後になりますが、ナイフで刺し殺すシーンのエグさは、
全くぶれていないのには感心しました。

スクリーム4のパンフレット

デニス・ホッパーの息子、ヘンリー・ホッパー主演、
アリス・イン・ワンダーランド」でアリスを演じたミア・ワシコウスカ共演の
ガス・ヴァン・サント監督作の「永遠の僕たち」を観てきた。

ストーリーは、
交通事故で両親を亡くし臨死体験をした少年イーノックは、
それ以来、自分だけに見える死の世界から来た青年ヒロシを話し相手に生きてきた。
そんなある日、イーノックは難病で余命3カ月を宣告された少女アナベルと出会い、
ヒロシが見守る中、残された時間を過ごす2人は輝きを取り戻していくが・・・。

まず最初に言っておきたいのが、
この「永遠の僕たち」を観て、ミア・ワシコウスカちゃんが大好きになりました。

まあ、それは置いておいて、ガス・ヴァン・サントの映画を観たのは
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」と、かなり久しぶりでしたが、
この「永遠の僕たち」は不思議な雰囲気を持ったいい映画でした。

ちなみに、このブログのURLはガス・ヴァン・サント監督の
マイ・プライベート・アイダホ」の原題を参考にしています。

主演のヘンリー・ホッパーが最初にスクリーンに映った時には、
あまりのイケメンに、本当にデニス・ホッパーの息子かと疑いましたが、
じっくり顔を見ると、デニス・ホッパーの面影がこれでもかとあり、
やはり親子なんだと納得する事ができましたね。

ヘンリー・ホッパーの「間」というか「テンポ」が不思議な感覚をもたらし、
さらに劇中に静かに囁くように流れるビートルズやニコの音楽が効果的で、
重たい内容を扱っている映画なのに、それを感じさせないでいてくれました。

アナベルを演じたミア・ワシコウスカも、
アリス・イン・ワンダーランド」の時とは違い、
歳相応の役を演じていたので、今までとは全く違う印象を持ちましたし、
ショートカットがとても素敵でした。

また、こういう映画に出てくる日本人って、
やっぱり特徴を出すために軍人とかになっちゃうんだなと諦めながら観ていたけれど、
ラスト間際の加瀬亮の役割を考えると、特攻隊でなくてはダメだったのでしょう。

そして、ラストシーンのイーノックが見せる笑顔が
アナベルと出会い、成長したという事を物語っていて、
何だか嬉しくもあり、切なくもありました。

内容的には「50/50」と同じような題材を扱っていますが、
アプローチの仕方が全く違っているので、これもまた面白いなと思いますね。

邦題の「永遠の僕たち」には疑問を感じますが、
とてもいい映画だったと思います。

永遠の僕たちのパンフレット

サイモン・ペッグ、ニック・フロストの二人が大活躍する
SFコメディの「宇宙人ポール」を今年一発目の映画として観てきた。

ストーリーは、
SFオタクのイギリス人青年クライブとグレアムは、
アメリカ・サンディエゴで開催される、世界中のマニアが集うコミコンに参加。
その後2人は長年の夢だったアメリカのUFOスポット巡りに出発する。
「エリア51」付近を車で走行中、ひょんなことから宇宙人と遭遇。
ポールと名乗るこの宇宙人は、囚われていた政府の施設から逃げ出したと言う。
一方、そんな彼らを追う一台の車があった・・・。

今年最初に観た映画だったけれど、
「これ今年最高の映画なんじゃね?」と思ってしまうくらい面白かった。

典型的なロードムービーだけど、
イギリス人オタクと妙にアメリカナイズされた宇宙人が繰り広げるストーリーは、
大爆笑あり、驚きあり、そして少しの感動があった。

特に敬虔なクリスチャンとポールの言い争いで、
「人間は神が創った」というクリスチャンに対し、
「種のかけ合いの結果だ」と、あっさり神を否定したポールの姿を見て笑えたけれど、
海外では批判の対象にならなかったのかと心配ましたよ。

また、スピルバーグがポールに電話で「E.T.」のアイディアを聞いてるシーンで、
まさかの本人の声が登場したのには驚きましたね。

そして、ラストにあの有名女優が登場したのにもやられました。

ポールの声を担当してるのが、
グリーン・ホーネット」、「50/50」のセス・ローゲンだったけれど、
エンドロールで名前が出るまで全く気が付かなかったけれど、
やっぱり、この俳優はいい味を出しているので好きですね。

数々の映画にオマージュを捧げていて、
そんなにSF映画に詳しくない自分でも「ニヤッ」とさせられるシーンが多かったけれど、
この「宇宙人ポール」を観ていて一番強く感じたのが、主人公のSFオタク二人の姿が、
数年後に迎えるであろう自分の姿と重なっていたことです。

それでも映画を観る前は、観に行こうかどうしようか迷っていましたが、
本当に観て良かったといえる一風変わったSF映画でした。

宇宙人ポールのパンフレット

ミッション:インポッシブル」シリーズの最新作、
トム・クルーズ主演の「ミッション:インポッシブル/ゴーストプロトコル」を
今年最後の一本として観てきた。

ストリーは、
IMF エージェントのイーサン・ハントは、ロシアのクレムリンに潜入し、
コバルトという男の情報を取り戻すというミッションに参加する。
しかし、彼らの潜入中に何者がクレムリンを爆破してしまう。
IMFの犯行とみなすロシアとの関係悪化を恐れ、
米国は"ゴースト・プロトコル"を発動し、IMFの機能を停止させた。
しかし、コバルトが核戦争の勃発を計画している事に気付いたイーサンは、
チームの4人だけでコバルトを追うのだった・・・。

「ミッション:インポッシブル」は全て観ていますが、
単調なストーリー展開と、トム・クルーズの一人舞台が、
あまりにも子供の頃に好きで見ていた「スパイ大作戦」とかけ離れていて、
違和感を感じてしまい、「う~ん」てな感じだったんですよ。

でも、今回の「ミッション:インポッシブル/ゴーストプロトコル」では、
「スパイ大作戦」までとはいかないけれど、
チームの個々のメンバーの役割がはっきり分かれていて、
それぞれの個性を活かしていたので、楽しむ事ができました。

その中でもジェレミー・レナーが良かったですね。

噂では、いずれトム・クルーズから主役の座を引き継ぐとの事でしたが、
映画の中でも1作目でトム・クルーズが見せ場としてやったダイブを
今作でジェレミー・レナーがやっていたので、本当にそうなるかもしれません。

あとは殺し屋役のレア・セドゥーが、とても美人でした。

最後のドタバタは、まるでジャッキー・チェンの映画を観ているようでしたが、

それはそれで良かったのでしょうね。

ダニエル・クレイグをジェームス・ボンドとして迎えてから
現実路線になってしまった「007」シリーズとは対照的に、
この「ミッション:インポッシブル」シリーズは娯楽作となっているので、
両作品とも同じスパイ映画なのに、内容は全く違うのは面白いと思います。

本編とは全く関係ありませんが、
黒い「MacBook Pro」が登場していたように見えましたが、
あれはスクリーンが暗かったせいなのかな・・・。

これが一番気になったので、DVDが出たら確認してみようと思います。

ミッション:インポッシブル/ゴーストプロトコルのパンフレット

50/50

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ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演、
セス・ローゲン、アナ・ケンドリック、ブライス・ダラス・ハワード共演の
50/50」を観てきた。

ストーリーは、
シアトルの公営ラジオ局で番組制作の仕事をしているアダムは、現在27歳。
彼自身は几帳面な性格だが、ガールフレンドで画家のレイチェルは整理ができないし、
同僚で友人のカイルは女好きのお気楽人間と、周りは彼とは正反対。
しかしそんな生活がアダムには心地よかった。
そんなアダムに思いもよらぬことが。
体調不良のため、病院で検査を受けると結果は癌。
ネットで調べると、5年後に生きている確率は「50/50」。
その日からアダムの生活は一変する。

号泣する準備はできていました。

しかし、この「50/50」は簡単なお涙頂戴ものの話ではなく、
ポップな感じで淡々と物語が進んでいったのには驚かされました。

癌をネタにナンパをしたり、
抗癌剤を打ちながら、葉っぱ入りのマカロンを食べたりと、
闘病生活をエンジョイしていきましたが、
最後には親子の愛情や友情が描かれている素敵な映画でした。

主演のジョセフ・ゴードン=レヴィットの
力の抜けた飄々とした演技が物語を引き立てていましたが、
印象に残ったのがカイル役のセス・ローゲン。

グリーン・ホーネット」のブリット役とほとんど同じような役だったけれど、
お調子者の中にさりげなく見せるアダムを思いやる姿が、
ギャップがあり、とても印象的でした。

日本で同じような内容で闘病ものの映画を撮ると大顰蹙をかいそうだけど、
この「50/50」の内容の方が真実を描いていると思いますよ。

ただ、日本の劇場向けだけなのかもしれないけれど、
編集の段階でカットされたシーンがあったようで、
終盤の会話の部分で、「あれ?」と思ってしまうシーンが何箇所かあったので、
DVDが発売されたら、完全版を確認してみたいと思います。

そして、最後にどーでもいい話ですが、
「50/50」というと、ナイキのACGの同名の靴を思い出してしまいました。

あれは、いい靴だったな。

50/50のパンフレット

あのスティーブン・スピルバーグが監督をし、
ロード・オブ・ザ・リング」の監督、ピーター・ジャクソンが製作にまわった、
話題作の「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」を観てきた。

ストーリーは、
ある日、タンタンはガラスケースに陳列されていた帆船の模型に魅了され購入する。
ところがその直後から、彼は見知らぬ男たちに追いかけ回されることに。
何とその船は17世紀に海上で消息を絶った伝説の「ユニコーン号」だった。
模型を調べていたタンタンは、マストから暗号が記された羊皮紙の巻物を発見する。
その暗号は、ユニコーン号の財宝のありかを示していた。

スピルバーグとピーター・ジャクソンが手を組んだというニュースに騙され、
あまりタンタンには興味がないにも関らず映画館に行ってしまいましたよ。

この映画って、ターゲットはどの層なのでしょうね。

子供向けであれば、CGではなくアニメで作ったでしょうし、
大人向けであれば、もっとシリアスな内容になっていたと思います。

要するに中途半端な映画でした。

映画を観ていて感じた事が、
「このタンタンというキャラクターは本当に人気があるのか?」
というものでした。

続編はピーター・ジャクソンが監督をし、
スピルバーグが製作にまわるとの事ですが、
僕はお腹がいっぱいなので、続編は遠慮する事にします。

まあ、この映画での一番の驚きだったのが、
パンフレットに映っていた、ピーター・ジャクソンの姿ですね。

病気でも患っているのではと思ってしまう程、痩せてましたよ。

全然話は変わってしまいますが、
映画は散々だった「タンタン」ですが、
実は自分は小さい頃から馴染みがあるキャラクターなんです。

遠い親戚に全日空か日本航空に勤めている叔母がいて、
その叔母が毎年一度は我が家に来る際に、
なぜか自分へのお土産でタンタンのTシャツを持ってきてくれたのですよ。

海外に行った時に買って来てくれたのか、
会社の何かで安く買えるのかは知りませんが、
兄貴にはラルフローレンとかナイキを持ってくるのに、
自分にはタンタンのTシャツを持ってきてくれたお陰で、
毎年一枚ずつタンタンのTシャツが増えていきました。

さすがにもう15年以上前の話なので、
ほとんどのTシャツは着古してしまい、捨ててしまいましたが、
未だに寝巻きとして使用しているタンタンTシャツが2枚残っています。

古いタンタンと、

タンタンのTシャツ

比較的、新しいタンタン。

タンタンのTシャツ

懐かしい叔母を思い出させてくれた、そんな映画でした。

タンタンのパンフレット

300」のスタッフが製作したけれど、ザック・スナイダーではなく、
ターセム・シン監督作だった「インモータルズ‐神々の戦い‐」を観てきた。

ストーリーは、
遥か昔、ゼウス率いるオリンポスの神々は、
邪悪な神々タイタン族をタルタロス山の地底に閉じ込めた。
そして時は過ぎ、地上は人間たちの国となった・・・。
ある時、イラクリオン国王のハイペリオンが、地上を支配するため、
タイタン族を解放する神の武器「エピロスの弓」を探し始める。
巫女のパイドラは、ゼウスが人類を守る救世主と見定めた人間のテセウスの運命を見抜いた。
そしてテセウスは、ハイペリオンとの戦いに挑むことに・・・。

「300」のスタッフという謳い文句に騙され、
ちょっと期待をし過ぎてしまい、残念な結果になってしまいましたね。

あえて「300」との共通点を挙げるとすれば、それは「残虐性」のみでしょう。

物語の展開にスピード感も緊迫感もなかったし、
ギリシャ神話に登場する有名どころの神たちの扱いも酷すぎて笑えたし、
副題の「神々の戦い」という割には最後のみだし、
終ってみれば、全てゼウス様の気分次第といった感じで、
特に誰かに感情移入できるわけでもなく、意外と観ているのが辛かったです。

予告で観て、一番惹き付けられた空中戦のシーンも、
「えっ、ここで使うの?」という残念な使われ方でしたからね。

一応、続編への布石は打ったのだろうけれど、
これはどうなのでしょうかね・・・。

まあ、唯一の救いは、この「インモータルズ」のお陰で、
今年もミッキー・ロークの雄姿を拝めた事です。

ありがとう。

インモータルズのパンフレット

スティーブン・ソダーバーグ監督最新作で、
マット・デイモン、マリオン・コティヤール、グウィネス・パルトロウ、
ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、ローレンス・フィッシュバーンといった、
有名俳優が多数出演した話題作「コンテイジョン」を観てきた。

ストーリーは、
香港出張からミネソタの自宅に帰って来たベス・エムホフが謎の疾病で急死した。
やがて彼女の幼い息子・クラークも同じ症状で死亡。
ベスの他にも、香港、ロンドン、東京などの各都市で同じ症例での死亡者が発生。
報告を受けたWHOやCDCは、直ちにその病気の調査に乗り出すが、
感染の拡がりは抑えられず、人々の間にはウイルスと共に恐怖心も蔓延していく。

スティーブン・ソダーバーグの映画なので、
物語は現実的に展開していき、あまり楽しめないのではないかと思いましたが、
この予想が良い意味で外れてくれ、現実的過ぎず、かといって娯楽作でもないという
程好いバランスの取れた非常に良い映画でしたね。

ただ、「トラフィック」までとはいかないけれど、
物語は各登場人物の話が淡々と進んで行くというスタイルは相変わらず。

登場人物とシーンがどんどん変わっていき、
ストーリーの中で登場人物についての説明はほとんどないので、
普通なら誰が誰だか分からなくなる所なのですが、
この部分で、有名俳優を多数配置している事で各登場人物が覚えやすくなっていました。

物語では、ウイルスが蔓延した世界の状況を描いていて、
自分の事だけを考える者、世のために動く者、民衆を扇動する狂信者等が登場し、
実際にこの状況に追いやられたら、「本当にコンテイジョンのようになるのでは」と、
思ってしまいそうなくらい、上手く終末感が描かれていたと思います。

久しぶりにDVDが出たら、もう一度見たいと思わせてくれた映画となりました。

昔、「アウトブレイク」を観たときもそうだったのですが、
感染症を描いた映画を観ている時に、劇場内で咳をしている人がいると
少し気になってしまうのは自分が小心者だからなのでしょうね。

コンテイジョンのパンフレット

ブラッド・ピット主演、「カポーティ」のベネット・ミラー監督作の
アスレチックスのGM、ビリー・ビーンにスポットを当てた「マネーボール」を観てきた。

ストーリーは、
メジャーリーグの野球選手だったビリー・ビーンは、
引退後オークランドアスレチックスのゼネラルマネージャーとなる。
しかし、財政が苦しいアスレチックスでは、せっかく育てた有望選手を、
強豪球団に引き抜かれるという事態が続いていた。
チームの立て直しを図るビリーは、
統計データを使って選手の将来的価値を予測するという「マネーボール理論」を導入。
イェール大卒のピーター・ブランドと共に、チームの改革を進めていく。

最初は「メジャーリーグ」のような感じの映画かなと思っていましたが、
やはり実話に基づいた話なので、当然ながら真面目な内容でした。

自分は、ビリー・ビーンも「マネーボール理論」も
アスレチックスの快進撃も知っていたので、難なく物語に入っていけましたが、
これらを知らない人には、意味が分からない映画になっていたような気がします。

控え室の選手達の様子や、シーズン前の補強へと至る過程が描かれ、
さらに、トレード期限ギリギリのGM同士の攻防も見れ、面白かったですね。

映画的にどこをクライマックスに持ってくるのかと思っていたら、
やはり20連勝を持ってきて、ここに繋がる選手に前半から焦点を当てて、
物語を構築していったのは当然と言えば当然でした。

アスレチックスの監督に、フィリップ・シーモア・ホフマン、
ビリー・ビーンの分かれた妻役に、久しぶりに見たロビン・ライトと
脇を固める俳優も豪華でしたが、印象的だったのが、
ビリーを補佐するビーター役のジョナ・ヒル。

コメディアン出身のようですが、存在自体が良い味を出していました。

映画の本質は野球チームを強化する面なのですが、
ビリーの内面の葛藤の変化を離れて暮らしている娘との交流を通して描き、
物語の根底に流れるテーマになっていました。

この娘がギターの弾き語りで歌う歌が、とても素晴しく、
歌声も「Frente!」を聞いているようで、自分の耳に心地良く響きました。

当時は斬新だった「マネーボール理論」も、
現在では、メジャーリーグのほとんどのチームが導入してしまい、
また金持ちチームが強い構図に戻りつつありますが、
アドバンテージを失ってしまったビリー・ビーンの今後の活躍に期待したいです。

そして、この「マネーボール」を観に行く際は、
是非、「マネーボール理論」を少し勉強していく事をお勧めします。

コレさえ理解すれば、楽しめる良い映画だと思います。

マネーボールのパンフレット

パラノーマル・アクティビティ」シリーズの第3作目にして、
物語の起源となる内容となった「パラノーマルアクティビティ3」を観てきた。

ストーリーは、
カルフォルニア州サンタローザ。
1988年9月10日から2週間に及びホームビデオに記録された、
ケイティ、クリスティ姉妹とその家族が体験した身も凍るような出来事。
少女たちが鏡の前で行う「怖い遊び」を始めとする無数の超常現象・・・。
やがて記録された映像は、次第にエスカレートし、家族に対し牙をむき始める。

前作の「パラノーマル・アクティビティ2」が今年の2月に公開され、
この「パラノーマル・アクティビティ3」がまさかの9ヵ月後の年内に公開。

「ちょっとペースが速過ぎませんか?」と思いましたが、
まあ、この映画は制作費があまりかかっていないから、連発が可能なのでしょう。

「パラノーマル・アクティビティ3」では、
前2作に登場したケイティ、クリスティ姉妹の幼少の頃が描かれ、
なぜ二人が超常現象に襲われる事になったのかが描かれていたはずだけど、
「う~ん」といった感じで、ちょっと消化不良な感は否めなかったですね。

パラノーマル・アクティビティ」シリーズの売りの定点カメラの映像も、
やはり3作目ともなるとネタも出尽くしてしまい、
普通の展開ではもう驚かなくなっちゃっているんでね・・・。

それでも、広いリビングをカメラで写そうとして、
扇風機を上手く利用し、カメラを首振りモードで動かして撮った映像は良かったです。

映像が右から左に動いて行き、また右側に戻った時に変化が起きているシーンでは、
カメラが動いていくに従って、心臓の鼓動が早くなっていきましたよ。

一応、物語の起源が判明したのですが、このシリーズはまだまだ続くのでしょう。

できる事なら、続編では初心に戻ってもらい、
もっと超常現象で勝負してもらいたいと思います。

パラノーマル・アクティビティ3のチラシ
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