ティム・バートンとジョニー・デップの二人が
またしてもタッグを組んだ「ダーク・シャドウ」を観てきた。

ストーリーは、
1752年、裕福なコリンズ家に生まれ育ったプレイボーイのバーバナスは、
魔女アンジェリークの手により不死のバンパイアにされ、生き埋めにされてしまう。
2世紀を経た1972年、ふとしたきっかけでバーバナスは自身の墓から解放されるが、
200年が過ぎたコリンズ家はすっかり落ちぶれ、
末裔たちは誰もが暗く不可解な秘密を抱えて生きていた。

監督のティム・バートンと主演のジョニー・デップの組み合わせは、
回数を重ね続け、どうやらこの「ダーク・シャドウ」で、8度目となるようです。

ティム・バートンとジョニー・デップの映画なので、
独特の世界観で、一癖も二癖もある映画で面白かったのですが、
逆の言い方をしてしまうと、「いつもの二人の映画と同じね」と、
たった一言で片付けられてしまう様な感じの映画でもありました。

安定してはいるけれど、もはや刺激はあまり受けないといった感じですね。

それでも吸血鬼を演じたジョニー・デップのコミカルであるけれど、
吸血鬼の冷酷さも持ち合わせた演技は彼にしかできないものだと思います。

ヒッピーと「愛」について語らいながら、その後、襲うシーンは最高でした。

出演してる女性陣が、ミシェル・ファイファー、エヴァ・グリーン、
クロエ・グレース・モレッツと物凄く豪華で、女の戦いも見応えがありました。

ミシェル・ファイファーなんて、いつ以来かと思い出せない程、
久しぶりにスクリーンで姿を観ましたが、
相変わらず「強い女」を演じていたのにホッとしましたし、
そしてまた、相変わらずの美しい容姿に、
ハリウッドのメイクの技術の凄さを思い知らされました。

魔女役のエヴァ・グリーンも今までにないビッチな役を難なく演じていたのに、
驚きましたし、彼女の新境地を開いた様な感じがしましたね。

そして、クロエちゃんも最近は映画に出過ぎじゃないかと心配になる程、
出演作が相次いで公開していますが、
この「ダーク・シャドウ」では、訳ありの今時の女の子を演じていて、
ジョニー・デップとの絡みはとても面白いものでした。

洋館に幽霊が出てくる設定は「ホーンティング」を思い出させてくれましたし、
最後のアンジェリークとの戦いでは「永遠に美しく・・・」を思い出させてくれる程、
「ダーク・シャドウ」は強烈な映画でした。

ラストの二人の愛の結末も、やはりティム・バートンといった感じでしたし、
途中退場したあの方の扱いも予想通りで、「ニヤッ」とさせてもらいました。

あとは、ビクトリア役のベラ・ヒースコートちゃんがとても可愛かったです。

最後にまた繰り返しになってしまいますが、
「凄く面白かった、でも、いつもと同じじゃん」という
贅沢な矛盾を孕んでしまう感想を抱えてしまいましたが、
今後もティム・バートンとジョニー・デップのコンビは、
このスタンスは変えないと思うので、こちらも素直に映画を楽しみたいと思います。

ダーク・シャドウのパンフレット

週刊モーニングで連載中の小山宙哉先生の「宇宙兄弟」を
小栗旬と岡田将生の主演で映画化した話題作「宇宙兄弟」を観てきた。

ストーリーは、
幼い頃から2人で一緒に宇宙飛行士になることを夢見てきた兄ムッタと弟ヒビト。
2025年、ヒビトはその約束どおりに宇宙飛行士となり、
月面長期滞在クルーの一員として世間の期待と注目の的だった。
一方、挫折して無職のムッタは弟との落差に落ち込んでいたが、
ある日、JAXAから宇宙飛行士選抜試験の選考通過を知らせる手紙が届く。
ムッタは夢に向かって再び歩みはじめるが、
そんな時、月面でヒビトの乗った探査機が消息を絶つ。

自分は漫画の「宇宙兄弟」は読んでいないので、
内容は予告編で観た程度しか知らなかったのですが、
それでも物語の展開が簡単に読めてしまうので、盛り上がる所がないというか、
掴み所がないというか、面白くもなく、つまらなくもなく、とにかく普通の映画で、
約2時間に渡り淡々と、ただ物語が進んでいったという印象です。

そもそも漫画の「宇宙兄弟」はまだ連載が続いているようなのに、
映画では物語を完結させてしまっているところにも違和感を感じますが、
漫画の「宇宙兄弟」のファンの人にはたまったものではない映画になったと思います。

それでもヒビト役の岡田将生は「アントキノイノチ」(予告編しか観ていませんが)でも
印象的な演技をしていたので、ちょっと気になる存在になっています。

そろそろ公開が終わりそうだったので、急いで観に行った「宇宙兄弟」でしたが、
「この内容であれば観なくてもよかったかな」というのが正直な気持ちです。

映画は期待外れでしたが、絶対に漫画の「宇宙兄弟」は面白いと思うので、
時間のある時に漫画喫茶でも行って、全巻読破したいですね。

宇宙兄弟のパンフレット

ジョージ・クルーニー主演、アレクサンダー・ペイン監督作の
アカデミー賞で脚色賞を受賞した「ファミリー・ツリー」を観てきた。

ストーリーは、
祖先の土地を受け継ぎ、ハワイで妻と2人の娘とともに暮らすマット・キングだが、
ある日、妻のエリザベスがボートの事故でこん睡状態に陥ってしまう。
さらに、エリザベスには不倫の相手がおり、離婚まで考えていたことが発覚。
友人や長女もその事実を知っていたことにがく然としたマットは、
自らの人生を見つめ直すことになる。

ジョージ・クルーニー演じる主人公のマットが、
妻の事故により、いきなり直面する事になった、
妻の浮気と娘二人との関係、そして先祖代々の土地の売買の問題を通して、
父親として、男として成長し、バラバラになっていた家族の絆を取り戻す物語は、
とてもよく出来ていて、観終わった後には感心しましたが、
少しうがった見方をすると、話がよく出来過ぎていたような気もします。

映画を観る前は、妻の浮気相手を捜す事がメインの映画だと思っていたけれど、
浮気の話は物語の「きっかけ」にしか過ぎず、
キング家が成長していく姿が、あくまでもメインとしてあり、
そこに土地の売買の問題が絡んでくる事によって、物語に厚みがでていました。

また、舞台がハワイという事もあり、時間がゆったりと流れていて、
結構、重い内容の話をしているにもかかわらず、意外とあっさり観る事ができましたね。

この「ファミリー・ツリー」でジョージ・クルーニーが
アカデミー賞主演俳優賞にノミネートされましたが、惜しくも受賞を逃しましたが、
アーティスト」と「ファミリー・ツリー」の両方を観た感想としては、
ジャン・デュジャルダンよりも、ジョージ・クルーニーの方が良かったと思うな。

でも、最近のジョージ・クルーニーがアカデミー賞にノミネートされる映画って、
上手く表現できないけれど、現実的な映画が多いというか、結論が出ないというか、
とにかく似たような話の映画が多いと思います。

ハワイとは全然関係ないですが、
映画を観終わった直後には、ジャック・ジョンソンを聴きたくなったいい映画でした。

ファミリー・ツリーのパンフレット

マイケル・ファスベンダー主演、キャリー・マリガン競演、
スティーブ・マックイーン監督の話題作の「SHAME -シェイム-」を観てきた。

ストーリーは、
ニューヨークでエリートサラリーマンとして働くブランドンは、
セックス依存症から抜け出せずにいた。
そんなブランドンのもとに、
恋愛依存症でリストカット癖のある妹シシーが転がり込んでくる。
互いに相容れない2人はともに生活することでますます孤独を深めていき、
事態は悪い方向へと転がっていく。

公開前から色々な映画サイトや映画雑誌で高評価を得ていたので、
かなり期待をして映画館に向かいましたが、
自分の予想を遥かに超えていた、逆の意味で凄い映画でしたね。

この映画を物凄く簡単に説明すると、
絶倫のイケメンの話です。

もう少し詳しく説明すると、
絶倫のイケメンの兄とイカレポンチな妹の話です。

マイケル・ファスベンダーが演じる主人公のブランドンのキャラクターが酷くて、
映画のほとんどは彼の性生活をただひたすら見させられるといった感じでした。

会社のPCのハードディスクにエロ動画やエロ画像がたんまりと入っていたり、
自宅ではエロライブチャットやコールガールを呼んで楽しんだりと、
もう、とにかくやりたい放題で性欲を満たし、歪んだ独身生活を謳歌しているけれど、
いきなり妹のシシーが転がり込んできたことにより、
ギリギリのバランスで保たれていた生活が崩れていくことになってからが大変でしたね。

妹のリリー役のキャリー・マリガンちゃんも
今までにないビッチなキャラを演じていたのが新鮮でした。

まあ、結局はこの兄妹は過去の出来事により、
兄はセックス依存症、妹は恋愛依存症になってしまったようなのだけど、
物語の中では過去は一切語られないので、なぜこうなのかは分からないまま。

要するに兄妹が現状から抜け出したい、変わりたいともがいている姿を通して、
人は何かしら問題を抱えていて、皆そこから抜け出したいけれど難しいものなんだと、
監督は訴えたかったのでは?と、自分のない頭を使って考えてみましたが、
いかがでしょうか。

ラストシーンで、ブランドンは変わる事ができたのか、できないのかと、
分からないままでの終わるタイミングが絶妙で、色々と考えさせられますが、
自分的には変われないままであって欲しいと思っています。

だって、人はそんなに簡単に変わることはできないから・・・。

それにしても、ブランドンの性欲に対する一途な強い気持ちは凄かったですね。

自分も見習いたいものです(性欲以外で)。

SHAME -シェイム-のパンフレット

阿部寛主演で人気漫画を映画化した「テルマエ・ロマエ」を観てきた。

ストーリーは、
古代ローマの浴場設計技師ルシウスは、ローマ人の風呂好きに疑問を感じていた。
絢爛豪華で巨大な浴場は、人で混み合い、のんびりと湯船に浸かる事も出来ない。
あまりの騒々しさに湯に潜り、水中で考え事をしようと思ったルシウスは、
突然、渦に巻かれ、気が付くと知らない浴場に出てしまった。
そこにいたのは、見た事もない「平たい顔」の民族たち。
おかしな浴場だったが、よく見るとそこは驚くような知恵と工夫に溢れていた...。

テルマエ・ロマエ」という漫画の存在は知ってはいたけれど、
ローマを舞台にした話という程度しか知らなかったので、
映画化のニュースを聞いた時に、
何でこの話で阿部寛が主演なのだろうかと疑問だったんですよね。

しかし、映画公開直前にフジテレビの深夜にアニメが放送されているのを見たら、
とても面白いギャグ漫画だったので、この疑問は解決しました。

そのため、かなり期待をして「テルマエ・ロマエ」を観に行きましたが、
残念ながら映画の方はアニメを超えてはいませんでした。

それでも普通に面白い映画でしたけどね。

それにしても登場するローマ人を日本人が演じていたのは画期的でしたし、
よくここまで濃い顔の俳優を揃えたなと感心させられましたよ。

主演の阿部寛の演技はもちろん素晴らしかったのですが、
何より一番印象に残ったのが、竹内力でした。

竹内力は日本人の役でしたが、一人だけ完全に異質な雰囲気だったので、
竹内力が登場するとスクリーンから目が離せなくなり、それだけで面白かったですね。

自分の場合は事前にアニメを見なければ、もっと映画を楽しめたと思うので、
テルマエ・ロマエ」の漫画もアニメも見た事がない人は、
かなり楽しめる映画だと思えるので、お勧めです。

漫画の方もまだ連載が続いているようですし、
内容的にいくらでも続編は制作できる内容だと思いますので、
映画もヒットしていることと合わせ、近いうちに続編の公開は確実でしょうね。

自分はまずは漫画を読破したいと思っています。

テルマエ・ロマエのパンフレット

タイタンの戦い」の2年ぶりの続編となる、
サム・ワーシントン主演の「タイタンの逆襲」を2D版で観てきた。

ストーリーは、
10年前にアルゴスのアンドロメダ姫を救った半神半人のペルセウスは、
息子のヘレイオスと漁師として暮らしていた。
そんな彼の元に父である全能神ゼウスが協力を求めて訪ねてくるが、
ペルセウスは申し出を拒否する。
やがて、ゼウスはクロノスを復活させようと企む冥王ハデスに囚われてしまった。
神々の力が弱まり、ペルセウスの暮らす村にも魔物キメラが襲いくる。
ペルセウスは、アンドロメダと共にゼウスを救う旅に出る・・・。

正直、映画を観る前から
タイタンの戦い」の続編を作る意味があるのだろうかと思っていましたが、
映画を観終わった感想としては、やはり「必要なかったな」という結論です。

あと、同じくギリシアの神々を題材に昨年公開された
インモータルズ-神々の戦い-」と内容がごっちゃになってしまい、
何が何だか分からなくなってしまいました。

「タイタンの逆襲」と「インモータルズ-神々の戦い-」に共通していることは、
闘神アレスの扱いが酷かったということですね。

前作の「タイタンの戦い」のヒロイン役だった、
ジェマ・アータートン演じるイオが既に亡くなっているという設定も
「出演交渉がまとまらなかったのだろうな」と邪推してしまいましたし、
レイフ・ファインズとリーアム・ニーソンが出演している意味も分かりませんでした。

それと、ポセイドンの息子が強引に出てきた展開にはね・・・。

まあ、物語の終り方が続編はなさそうな感じでしたが、
何が起こるか分からないので、油断せずにいたいと思います。

タイタンの逆襲のパンフレット

ゲイリー・オールドマンがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた
トーマス・アルフレッドソン監督作の「裏切りのサーカス」を観てきた。

ストーリーは、
東西冷戦下、英国諜報部「サーカス」のリーダーのコントロールは、
幹部の中にソ連の「もぐら」がいるという疑いを持ち、ある指令を出す。
しかし作戦は失敗し、コントロールは責任を取って右腕のスマイリーと共に組織を去った。
その後、引退したスマイリーのもとに組織内の裏切り者を捜せという極秘命令が下る。
スマイリーは秘かに、残った4人の幹部の中から「もぐら」を捜す。
しかし、それは自分の辛い過去とも向き合う事だった。

最近はスパイ映画というと、
「007」シリーズのジェームズ・ボンドや
「ボーン」シリーズのジェイソン・ボーンなどの
人間離れしたスパイが活躍するアクション映画が主流となっていましたが、
この「裏切りのサーカス」に登場する地味なスパイ達こそが、
本当のスパイの姿だと思いますし、
アクション映画でなくても、かなり見応えのある映画になっていました。

出演している俳優も、ゲイリー・オールドマンを始め、
ジョン・ハート、コリン・ファース、トビー・ジョーンズ、マーク・ストロングと、
これでもかとイギリスの渋すぎる面々が並び、
かなり重厚な雰囲気を持つ映画に仕上がっていました。

ただね、ストーリーの展開が難しくて、
ずーっと集中して観ていたつもりだったけれど、
ラストを迎えても話がイマイチ繋がらなかったんだよね・・・。

物語の主軸はサーカスの中にいる「もぐら」を探すことだけど、
これは、主演のゲイリー・オールドマンと渡り合える俳優と考えると
一人しかいなかったし、まさに予想通りだったのですが、
それ以外の伏線がどうなってしまったのかが全く分からなかったです。

登場人物も多く、時間軸も現在と過去を行ったり来たりしていたので、
理解できないのは仕方がないのかもしれませんが、正直悔しいですね。

最初は「裏切りのサーカス」というタイトルはどうなのだろうかと思っていましたが、
原題が「TINKER TAILOR SOLDIER SPY」という、
少々韻を踏んでいる物語に登場する重要な暗号だったので、
どちらかというと「裏切りのサーカス」でよかったのだと思います。

とても難しい内容の映画でしたが、そんな中でも一番強く印象に残ったのが
マーク・ストロングが演じる役に毛があることでしたね。

しかし、物語の重要な局面で出てきた「男色」はどうなのかと思いましたよ。

これもスパイの実態を描いているのかもしれませんが、
この話の流れで「男色」をもってくるのかと、圧倒されてしまいました。

約2時間の映画では「裏切りのサーカス」の全てを理解できませんでしたが、
原作の「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」を是非、読んでみたいと思っています。

裏切りのサーカスのパンフレット

第84回アカデミー賞の作品賞とミシェル・アザナビシウス監督が監督賞、
ジャン・デュジャルダンが主演男優賞が獲得し、
計5部門でアカデミー賞と受賞した「アーティスト」を観てきた。

ストーリーは、
1927年のハリウッド。
サイレント映画の大スター、ジョージ・ヴァレンティンは、
ふとしたハプニングで女優志願のペピー・ミラーと出会う。
やがてジョージは、オーディションを受けにやってきたペピーと再会。
その日を境にペピーはエキストラから少しずつ上位の役をものにする。
1929年、トーキー映画が登場。
しかしサイレントにこだわったジョージは、
自ら監督・主演した映画が失敗し、失意のどん底に。
一方、ペピーは大スターになっても、ジョージを思う気持ちは変わらなかった。

3Dを流行らせようと業界が躍起になっているこのご時世に
あえてサイレント映画をぶつけ、見事にアカデミー賞の主役になったので、
「どんな映画なのだろう?」という気持ちで映画館に行きましたが、
自分がサイレント映画に慣れていないせいもあってか、
かなり大きく予想を裏切られてしまい、「う~ん」といった感じでしたね。

サイレント映画ということで、当たり前だけど台詞がないので、
物語の展開があまり起きない序盤が退屈で仕方なく、眠りそうになってしまいました。

それでも中盤以降は物語も動き始め、自分もサイレントに慣れたという事もあって、
物語に引き込まれていき、ラストのダンスのシーンには見入ってしまいましたが、
結局はストーリーもよくある話だったので、これといって心に残る物はありませんでした。

この「アーティスト」がアカデミー賞を受賞した背景は、
やはり3Dの技術がもてはやされている時代にサイレントで勝負したのが評価され、
内容ではなく、この斬新さが評価された結果だと自分は感じましたね。

本当なら「アーティスト」を観て、
「凄く良かった」とか「あの愛は本物だ」とか「映画に台詞はいらない」とかの
お洒落な感想を言ってみたいのですが、実際は退屈でしたからね・・・。

自分が唯一言えるのは、
仕事帰りの疲れた状態で「アーティスト」を観ると眠くなるということです。

あとは、映画に登場した犬が可愛かったです。

アーティストのパンフレット

ピーター・バーグ監督、テイラー・キッチュ主演の
ユニバーサル映画100周年記念作品の大作(笑)らしい「バトルシップ」を観てきた。

ストーリーは、
ハワイ沖の太平洋上で大規模な軍事演習を行っていた、
アメリカを中心とした世界各国の護衛艦隊の前に、
突如として正体不明のエイリアンの母船が出現し、侵略を始める。
演習に参加していた米海軍の新人将校アレックスや、海上自衛隊の指揮官ナガタらは、
弱点もわからない謎の侵略者と相対することになる。

いや~、クソみたいな映画でした。

観る前からバカ映画だとは思っていたけれど、
実際に観ると、失笑すらおきないクソ映画でしたね。

登場人物も、物語も薄っぺらく、
「これが本当にユニバーサル映画100週年記念作品なのか」と驚愕させられましたよ。

主演のテイラー・キッチュさんですが、
JACKASS」のスティーボと、「タカアンドトシ」のタカを
足して2で割ったような感じの見た目で、
さらにこの方、駄作の「ジョン・カーター」の主演も勤めていましたので、
駄作に主演するのが得意なのか、それとも、この方が主演すると駄作になるのか、
はたまた両方なのか、とにかく「この人凄いな」という事です。

他にも日本代表として、「バタアシ金魚」に出演していた方が出ていたり、
アメリカの歌姫がマシンガンをぶっ放していたり、
エイリアンの母艦が完全に「トランスフォーマー」だったりしましたが、
とにかく、クソ映画でした。

なぜ、この映画にリーアム・ニーソンが出ているのかが本当に不思議です。

唯一、印象に残っているのは、
冒頭のユニバーサルのロゴが100周年仕様に変わっていた事くらいですね。

この映画にあなたの大切な時間を2時間以上使うくらいなら、
「アイロンをかける」とか「自己啓発セミナーに行く」とかした方がよろしいと思います。

本当につまらない映画でした。

バトルシップのパンフレット

エドガー・ライス・バローズ原作の「火星のプリンセス」を
ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品と謳い公開された、
ある意味話題作の「ジョン・カ ーター」を観てきた。

ストーリーは、
1868年、アメリカ南北戦争で活躍したジョン・カーターは、
ある出来事がきっかけで地球から遠く離れた神秘の惑星バルスームに瞬間移動してしまう。
そこで出会ったサーク族の戦士タルス・タルカスや
ヘリウム国の王女デジャー・ソリスらと心を通わせたカーターは、
バルスームの危機を救う戦いに身を投じていく。

日本での公開直前のニュースにて、
「ハリウッド史上最大の赤字を叩き出す映画になる」的な事を報じられていたので、
「どんなに酷い映画なんだろう」という期待感を持って映画館に行きましたが、
これが期待を裏切ってくれて、「普通に面白くない」程度の映画でしたね。

多分、「ハリウッド史上最大の赤字」のニュースも、
配給会社が自虐ネタで映画を宣伝したのではないかと思いますが、どうでしょうか。

肝心の映画ですが、主役、ヒロイン、適役、CGの化け物と、
登場するキャラクターが全くといっていい程、魅力がなく、
観終わった今となっては、「マーク・ストロングが出てたな」位しか残ってないです。

原作が古典的名作で、「スター・ウォーズ」や「アバター 」に影響を与えたようですが、
この映画の映像を観る限りでは、「スター・ウォーズ」と「アバター」の
映像をリスペクトしたような、「どこかで観た事あるな」といった既視感に溢れていました。

物語は素晴しいのに、映像化して失敗したという事だと思います。

エンドロールの後におまけの映像があり、続編を示唆していましたが、
余計なお世話かもしれませんが、やめた方がよろしいかと思います。

あと、エンドロールにて、
「この映画をスティーブ・ジョブズに捧げる」というメモリアルがありましたが、
こんな映画を捧げられたジョブズも天国でかなり困っているでしょうね。

ジョン・カーターのパンフレット
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