あの「ジャックと豆の木」をブライアン・シンガーが監督し、
映画化した「ジャックと天空の巨人」を観てきた。

ストーリーは、
18歳のジャックは、ある修道士から不思議な豆を手に入れる。
嵐となったその夜、ジャックの家に道に迷った国王の娘・イザベラ姫が訪ねてきた。
その時、ジャックが床下に落とした豆から芽が出て、
天空に向かって巨大な豆の木が飛び出した。
ジャックは落下するが、姫は家ごと天空に連れ去られてしまう。
翌日、国王の命令のもと、衛兵たちとともにジャックは姫を救いに天空を目指す。
豆の木の先には、伝説だと思われていた巨人の国があった。

ブライアン・シンガー、好きな監督です。

特に「ユージュアル・サスペクツ」が大好きで、
自分のお気に入りの映画の一つでもあります。

正直、「オズ はじまりの戦い」と同様に、
あまり「ジャックと豆の木」の原作には興味はありませんでしたが、
ブライアン・シンガーが「ジャックと豆の木」を題材にした作品ということで、
何かあるのだろうと期待して映画館に向いました。

結論から言うと、この期待は全て裏切られましたね。

多分、ブライアン・シンガーの子供が大きくなり、
その子供のために「ジャックと豆の木」を映画化したと考えてしまうような、
全くもって面白くない映画でした。

この「子供のために」というのもあながち間違っていないのかなと思うのが、
豆の木が天空に伸び、その根元に軍が陣を張っていて、そこに人が集まり、
その中に大道芸人みたいなのが現れたのですが、
この大道芸人の中に全身黄色のまるで「ピカチュウ」みたいなのがいましたからね。

まあ、物語で気になったところは、
お姫様が金色の鎧を着ているに、全力で走ったりできていたのが印象的でした。

あと、巨人の一人が寛平ちゃんにそっくりだったのが気になったところですかね。

今回の「ジャックと天空の巨人」はなかったことにして、
ブライアン・シンガーの次の作品には期待をしています。

ジャックと天空の巨人のパンフレット

BOØWYが解散発表をしたライブの様子を収録した
ライブ・ドキュメンタリー・ムービーの
BOØWY 1224 FILM THE MOVIE 2013」を観てきた。

映画の内容は、
BOØWYが突然の解散発表をした1987年12月24日の
渋谷公会堂でのライブの模様を収めた音楽ドキュメンタリー。
演奏シーンだけでなく、解散宣言を受けて会場前に集まった群衆の模様など、
事件になった一日の様子が収められている。

自分は正確にはBOØWY世代ではないのですが、
兄貴がBOØWYにかなり熱狂していたので家にはCDがあり、
テープに落として聞いていたので、ほとんどの曲は知っていたけれど、
BOØWYのライブ映像はまだ見たことがなかったので、
今回はいい機会だと思い映画館でライブの映像を観てきました。

最初に目に飛び込んできた映像のBOØWYの印象は、
芸人のバンドコントで登場しそうな四人組(失礼!)だったけれど、
これが演奏が始まるとカッコいいのなんのって。

氷室の圧倒的なパフォーマンスや、マッチ棒のように細長い布袋、
まったく動かない常松、そしてとてもひょうきんそうなドラムの高橋まことに
終始、魅せられっ放しでしたね。

そして、有線マイクでのあの氷室のパフォーマンスは圧巻ですわ。

何より意外だったのが、
客から挙がる歓声のほとんどが若い女性からだったということ。
尾崎豊のライブのようにもっと野太い歓声が多いのかと勝手に思い込んでいたので、
これは本当に驚かされました。

氷室の衣装も特徴的で、
最初は「北斗の拳」の登場人物が着ていそうな革ジャン、
次にスノーレパード柄のジャケットに着替え、
この衣装の点でも僕を圧倒してくれましたよ。
あと、布袋が着ていたツアーTシャツも良かったなあ。

曲もほとんど知っている曲なので全く飽きることなく鑑賞でき、
中盤の「WORKING MAN」と「B・BLUE」を休むことなく
立て続けて演ったあたりから完全にのめり込み、ラストまで興奮させられました。

一見するとただライブの様子を流しているだけだけど、
ラストに解散宣言が出るのは観る前から分かっていることなので、
ライブ中盤からラストまでの氷室や布袋の表情が変化していく様を見つつ、
ラストを迎えるまでがしっかりしたエンターテイメントになっていた作品でした。

とにかくカッコいい。
この一言に尽きるライブ映像でしたね。

この「BOØWY 1224 FILM THE MOVIE 2013」は、チケットを前売で購入すると、
チケットとセットで映画のサウンドトラックも注文できるので、
ここはもちろんサウンドトラックも注文しました。

BOØWY 1224 FILM THE MOVIE 2013のサウンドトラック

肝心のサウンドトラックの中身は、
「BOØWY 1224 FILM THE MOVIE 2013」の音源となっていて、
ライブ映像のいい復習になりました。

このサウンドトラックは今回の前売と一緒に購入しないと、
今後は一切手に入らないという事なのですが、
多分、「BOØWY 1224 FILM THE MOVIE 2013」のDVDが出た時に
初回限定版とかにして、サウンドトラックは付いてきそうな気がします。

BOØWY 1224 FILM THE MOVIE 2013のサウンドトラック

こちらは前売チケット。

BOØWY 1224 FILM THE MOVIE 2013の前売券

かなり大きいサイズで、財布には入りきりませんでした。

BOØWY 1224 FILM THE MOVIE 2013の前売券

今年でBOØWYがデビューしてから30周年にあたるようで、
この「BOØWY 1224 FILM THE MOVIE 2013」が公開となったようですが、
自分が知る限りではメディアでの露出もなかったと思うし、
さらに氷室のホームページでも一切告知されていないので、
一体、どういう経緯で公開に至ったのかが物凄く気になっています。

それでも映画館には当時のファンだと思われる
40代くらいのお姉様方が数多くいらっしゃっていて、
曲に合わせて拳を天に突き上げながら楽しんでいたのが印象的でした。

BOØWY世代の人なら観ておいて損はないと思います。

BOØWY 1224 FILM THE MOVIE 2013のチラシ

マトリックス」のウォシャウスキー姉弟(本当に姉になってしまったのね)と、
ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクヴァの三人が共同で監督し、
トム・ハンクス、ハル・ベリーらが出演した「クラウド アトラス」を観てきた。

ストーリーは、
1849年、若き弁護士ユーイングは太平洋の島からの帰りの船で生死の境をさまよう。
1936年、音楽家フロビシャーは老作曲家の採譜をするうち、あるメロディーが浮かぶ。
1973年、ジャーナリストのルイサは原子力発電所の陰謀を探っていた。
2012年、老編集者のカベンディッシュは自らのトラブルから養老院に監禁される。
2144年、全体主義国家ネオ・ソウルで、クローンのソンミ451は自我に目覚めた。
そして文明が崩壊した地球で、人々はわずかな希望にすがって生きていた。

映画の予告編を観る限りでは、自分がSFがあまり好きではないこともあり、
全く惹かれない内容だったので正直、内容には期待をしていませんでしたが、
実際に映画を観てみると3時間近くある上映時間も長く感じない程、
集中ができ、良い意味で期待を裏切ってくれた映画でした。

6つの時代のストーリーが入れ替わり立ち替わり展開されていき、
最初こそ意味が理解できなかったけれど、
それぞれの時代の話が他の時代に関係していくようになると俄然興味深くなり、
ラストまで目が離せなくなりました。

主要キャストのほとんが全ての時代に登場していて(主役、端役を問わずに)、
この点からも映画の主要テーマは「輪廻転生」だと読み取れますし、
さらに「人は変わる事ができるの(良くも悪くも)」ことを表していたと思います。

ウォシャウスキー姉弟がかかわっている映画なので、
夢も希望もない映画になるのだろうと思っていたのに、
まさか、こんないい話をみせられたのは本当に予想外でしたね。

ストーリーには色々と突っ込みたい所もあり、
さらに2012年のトム・ハンクスのキャラクターにも大いに突っ込みたいのですが、
それでももう一度映画を見返し、さらに各時代の繋がりを確認したいと思います。

クラウド アトラスのパンフレット

あの有名な「オズの魔法使い」の前日譚となる物語を
サム・ライミ監督、ジェームズ・フランコ主演で映画化した
オズ はじまりの戦い」を観てきた。

ストーリーは、
カンザスのサーカス一座の若きマジシャンのオズは、
いつか「偉大な男」になることを夢見ていた。
しかしある日、竜巻に飛ばされて自分と同じ名前の魔法の国オズに迷い込んでしまう。
その名前のために、伝説の偉大な魔法使いと勘違いされたオズは、
東の魔女エヴァノラから国を支配する邪悪な魔女を倒してほしいと頼まれる。
救世主として崇められてしまったオズは、
財宝と名声を得ることを引き換えに魔女退治の冒険に出る。

個人的には特に「オズの魔法使い」には興味がありませんが、
サム・ライミが、なぜ「オズ はじまりの戦い」を監督したのかを知りたくなり、
映画館に足を運んだ次第なのです。

映画のストーリーは置いておいて、
物語の開始時はモノクロでスクリーンサイズも小さ目だったのに、
オズの国に辿り着いてからは色彩豊かに描かれていたのには感心しました。

物語に登場する3人の魔女が凄く美しく、
西の魔女、セオドラ役のミラ・クニスのエロさ、
南の魔女、グリンダ役のミシェル・ウィリアムズちゃんの可愛さ、
そして東の魔女、エヴァノラ役のレイチェル・ワイズの妖艶さ。
どれも素晴らしく、僕のハートを鷲掴みにしてくれましたね。

その中でもミシェル・ウィリアムズちゃんの美しさは際立っていましたね。
もう本当に大好きです。

物語からは何も感じさせられることもありませんでしたが、
ミシェル・ウィリアムズちゃんの魔女姿を拝めただけで、
「オズ はじまりの戦い」を観た甲斐があったものですわ。

あとは魔女と箒の関係が分かる件が面白かったくらいですか。

サム・ライミはやはり「スパイダーマン」を撮ってからは
メインストリームに乗ってしまい、メジャー側にいってしまったのでしょうかね。

できれば「死霊のはらわた」の頃に戻って頂き、
スペル」のような映画もたまには撮ってもらいたいと思います。

なぜサム・ライミが「オズ はじまりの戦い」を監督をしたのかは謎のままですが、
ロバート・ロドリゲスが自分の子供達のために「スパイキッズ」を撮ったように、
サム・ライミにも子供か孫でもできたのでしょうかね。

この「オズ はじまりの戦い」の制作費は2億ドルを超えているらしいのですが、
全米での興行収入が好調で、早速続編の製作が決定したようです。

それにしても、昔は「ウォーターワールド」の制作費が1億ドルを超えた事が
大きなニュースになっていましたが、
今は2億ドルを超えてもそれほど話題にはならないものなのですね。

オズ はじまりの戦いのパンフレット

クエンティン・タランティーノ監督の久しぶりの作品で、
ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオの
豪華俳優陣が出演した「ジャンゴ 繋がれざる者」を観てきた。

ストーリーは、
1958年、黒人奴隷のジャンゴは、
テキサスの荒野で賞金稼ぎのドイツ人・キング・シュルツ医師と出会う。
ジャンゴはシュルツの手伝いとして、
以前働いていた牧場の監督官をしていたブリトル三兄弟を見つけ出し殺す。
その腕を見込んだシュルツは、彼を相棒にすることに。
やがてシュルツに心を許したジャンゴは、自分にはブルームヒルダという妻がいたが、
奴隷同士の結婚は許されず、引き裂かれてしまった哀しい過去を話すのだった。

オープニングのテーマソングから完全に物語にはまり、
約2時間40分後のラストまで、どこをどう切っても、
まさしくこれぞタランティーノという内容で、
期待を全く裏切らないとても面白い映画でした。

登場人物のほとんどがおしゃべり好きで、これでもかと会話の応酬が続くけれど、
残虐性が失われることなく、主要なキャラであってもあっさりと死ぬのは相変わらず。

ジャンゴとシュルツ医師を襲う白人グループの連中が、
襲撃時にマスクを被る被らないで揉めているシーンなんて、
タランティーノじゃなかったら、間違いなくカットされているでしょう。

このシーンはとてもウィットに富んでいて、面白おかしく、
さらにKKKを想像させてもくれ、とても印象に残っていますね。

賞金稼ぎがメインとなっているので、必然的に銃撃も多くなり、
銃撃されて飛び散る血と、撃たれた者の断末魔のようなうめき声は、
終始一貫していて、徹底的に描いていたのは流石でした。

特に血が綿花畑に飛び散るシーンはとても美しく、綺麗でしたよ。

主演はジャンゴ役のジェイミー・フォックスだけど、
圧倒的な存在感だったのが、シュルツ医師役のクリストフ・ヴァルツ。

前作の「イングロリアル・バスターズ」に続き、タランティーノ作品への出演で、
イングロリアル・バスターズ」の時と同じくアカデミー賞助演男優賞を受賞した
クリストフ・ヴァルツの特に派手なことをしているわけではないのに、
安定感があり、堂々とした演技はとにかく凄かった。

今後もタランティーノ作品に出続けるのかは分かりませんが、
期待をしてしまいますよね。

そして、物凄く印象に残ったのが、
サミュエル・L・ジャクソンが演じたスティーブン。

もう喋り方、行動といい、物凄く嫌な奴なのにどこか憎めないというこの役は、
まさにサミュエル・L・ジャクソンにしかできない当たり役だったと思うな。

レオナルド・ディカプリオも奴隷商人のカルビン・キャンディを熱演していたけど、
マーティン・スコセッシといい、タランティーノといい、
なぜこんなにディカプリオを重宝するのかが、いまいち分からないですわ。

とまあ色々と能書きを垂れましたが、この「ジャンゴ 繋がれざる者」は
タランティーノ好きには間違いない映画だと思います。

しかし、タランティーノの映画は面白いなあ。

ジャンゴ 繋がれざる者のパンフレット

アカデミー賞主演男優賞、脚本賞にノミネートされた
ロバート・ゼメキス監督、デンゼル・ワシントン主演の「フライト」を観てきた。

ストーリーは、
オーランド発、アトランタ行きの旅客機が飛行中に原因不明のトラブルに見舞われ、
高度3万フィートから急降下を始める。
機長のウィトカーはとっさの判断で奇跡的な緊急着陸に成功。
多くの人命を救い、一夜にして国民的英雄となる。
しかし、ウィトカーの血液中からアルコールが検出され、ある疑惑が浮上する。

この「フライト」の予告編を観る限りでは、
誰しもが旅客機のトラブルが物語の中心になると思うはずですが、
実際の物語は、頭のおかしいアル中がひたすら酒を飲む話です。

予告編で旅客機が背面飛行をしているシーンが強烈な印象を残してくれ、
アルマゲドン」の夜間にスペースシャトルが二機連続で打ち上げられるシーンに
相通じる斬新な映像だったので期待をしていたんですけどね。

ずーっと、デンゼル・ワシントンが色々な飲み方で酒を飲む姿を見せられ、
そしてデンゼル・ワシントンも「まだまだ飲めるぜ」といった感じで、
飲んで飲んで飲みまくる。

なぜ、ウィトカーがアル中になったのかも一切語られず、
ひたすら飲んでいる姿を見せられ続け、
上映開始一時間もしないうちから、どうでもよくなってきましたよ。

まあ、車の中でウィトカーが大五郎みたいなバカでかい容器に入っている酒を、
一気にグビグビ飲んでいる姿には笑わせて頂きましたが・・・。

物語がおっぱいから始まった時点で、嫌な予感がしたのですが、
残念ながらこの予感は当たってしまいましたね。

旅客機のトラブルも、公聴会も全く盛り上がらなく、
最後の20分くらいに帳尻合わせのように感動の押し売りがありましたが、
それでも薄っぺらい話に変わりはありませんでした。

唯一、響いたのが「受け入れる心、変わる勇気」という言葉ですね。

最近のロバート・ゼメキスは、映画を撮るペースが落ちてきているので、
今後はもう少しスパンを短くして欲しいと願っています。

フライトのパンフレット

ジェニファー・ローレンスがアカデミー賞主演女優賞を受賞した
デビッド・O・ラッセル監督の「世界にひとつのプレイブック」を観てきた。

ストーリーは、
妻の浮気が原因で心のバランスを崩し、すべてを失ったパット。
今は実家で両親と暮らしながら、社会復帰を目指してリハビリ中だ。
そんな時出逢ったのが近所に住むティファニー。
彼女も夫を事故で亡くしてから心に傷を抱えていた。
ティファニーは自分もパットも立ち直るためにダンスコンテストへの出場を決意、
パットを強引にパートナーに任命する。
人生の希望の光を取り戻すための、二人の挑戦が始まった。

凄い良かったです。

今年観た映画の中では一番いい映画でした。

精神を病んでいるパットとティファニーの二人の姿には痛々しいものがあるけれど、
この重くなってしまいそうな話を面白おかしく、そして素敵な物語として撮った
監督のデビッド・O・ラッセルは素晴らしいと思います。

特にジェニファー・ローレンスが演じたティファニーの、
奔放というか、激情的というか、自我が強いというか、
そんなことより、物語の大半を般若顔で演じていたその姿が、
まさにアカデミー賞にふさわしいものでした。

パットに抱きついたと思ったら、その後全力でビンタするシーンには、
度肝を抜かれましたし、面白すぎましたよ。

パット役のブラッドリー・クーパーが、自分の精神状態は棚に上げて、
ティファニーのことを変人扱い、お互いがけなし合っているシーンには
大いに笑わせてもらいました。

そして物語の本流となる、パットがティファニーや家族のお陰で
成長していく(まともになっていく)姿は微笑ましくもあり、感動的でした。

また、両親役のロバート・デ・ニーロとジャッキー・ウィーバーの二人の演技が
とても素晴らしかったのが物語を引き締めていました。

特にデ・ニーロは、久しぶりに良い役だったと思いますし、
レッド・ライト」のあの役は何だったんだと思わずにはいられないくらい、
とてもかっこ良い父親役でした。

あと、学校の課題で精神病のレポートを書いている近所のガキが忘れた頃に登場し、
デ・ニーロにインタビューして、もめているシーンが、
個人的にはツボにはまり、爆笑ものでしたよ。

ラストの二人のダンスシーンも最高で、
何かに取り憑かれたような勢いで踊り続けるジェニファー・ローレンスの表情が、
夢に出てきそうな程のインパクトありました。

やっぱり、精神を病んでいる登場人物がいて、ラストがダンスという映画は、
やっぱり面白いんだなと改めて思いました
(他には「リトル・ミス・サンシャイン」くらいしか知りませんが・・・)。

コメディでもあり、ラブストーリーでもあり、ヒューマンドラマでもある
「世界にひとつのプレイブック」はやっぱり素敵な映画だと思いましたし、
多くの人に観てもらいたい映画です。

世界にひとつのプレイブックのパンフレット

キリアン・マーフィー、シガニー・ウィーバー、ロバート・デ・ニーロ出演の
ロドリゴ・コルテス監督の「レッド・ライト」を観てきた。

ストーリーは、
大学で物理学を教えるマーガレットと助手のトムは超常現象の解明に挑んでいるが、
いまだ本当の超常現象には出合えない。
そんな中、30年以上も前にその超能力で話題をさらった
サイモン・シルバーが超能力ショーを再開したというのだ。
シルバーを調査しようと提案するトムだが、マーガレットは拒絶する。
対決を挑んで破れた過去があったからだ。
しかし、その後、不思議な出来事がトムの周辺で起きるようになる。

キリアン・マーフィー、好きな俳優の一人です。

彼が醸し出す儚なそうな雰囲気が好きなのですが、
この「レッド・ライト」では完全に裏目に出ていましたね。

まず何より、面白くなかったです。

物語の本流はキリアン・マーフィーとシガニー・ウィバー演じる物理学者が
超能力者役のロバート・デ・ニーロの能力の謎に挑むというものだけど、
展開が急過ぎるし、序盤に張られたであろう伏線がかなり無視されていたり、
極めつけはオチ(複数あり)が酷いというか、呆れるというか・・・。

とにかく自分には合いませんでした。

何となく映画の雰囲気が「ナインス・ゲート」や「ゴーストライター」に
似ていたと思いますが、自分、こういう感じの映画はダメなんですわ。

でも逆に言うと、「ナインス・ゲート」や「ゴーストライター」といった
ロマン・ポランスキー監督が好きな人には勧められる映画だと思います。

キリアン・マーフィー、シガニー・ウィーバー、ロバート・デ・ニーロと、
凄くいい俳優が揃っているのに、この内容になってしまうのは残念ですね。

そして一番の疑問は、「デ・ニーロ、なぜこの役を受けた?」。
この一言に尽きると思います。

唯一、僕の心を癒してくれたのがオルセン姉妹の妹の
エリザベス・オルセンが出演していたことですね。

久しぶりに観たエリザベスはとてもエロく成長していましたよ。

レッド・ライトのパンフレット

キャスリン・ビグロー監督、ジェシカ・チャステイン主演の
9・11のテロからビン・ラディン殺害までのCIAの活動を描いた話題作、
ゼロ・ダーク・サーティ」を観てきた。

ストーリーは、
9・11テロ後、CIAは巨額の予算をつぎ込みビン・ラディンを追うが、
何の手がかりも得られずにいた。
そんな中、CIAのパキスタン支局に若く優秀な女性分析官のマヤが派遣される。
マヤはやがて、ビン・ラディンに繋がると思われるアブ・アフメドという男の存在をつかむ。

約2時間30分の上映時間の間、ずーっと緊張感があり、
そして、圧倒的な迫力を持つ映画でした。

ただその反面、ビン・ラディンが殺害されてから1年半程度で、
この内容が映画化されてしまうというアメリカの凄さ、
そして、恐ろしさも感じさせてくれました。

この「ゼロ・ダーク・サーティ」の製作にはCIAが全面協力したようですが、
だからといって映画の内容全てが事実と考えるのは早計だと思います。

映画の冒頭からCIAによる目を覆うような激しい拷問が始まりますが、
物語の中盤以降に世論の影響で拷問が禁止になると、
「拷問が続けられれば、もっと早くビン・ラディンを捕獲できた」というような、
拷問の必要性を訴えるニュアンスの描き方になっていたので、
CIAはこの「ゼロ・ダーク・サーティ」という映画を通して、
拷問の必要性を訴えていたようにも感じましたね。

主演でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた
ジェシカ・チャステインの堂々たる演技、存在感は凄かったです。

「女性」であることは全く感じさせない役を演じきったのは見事でした。

とても「ツリー・オブ・ライフ」でブラッド・ピットの奥さん役を演じていた人と
同一人物とは思えませんでしたね。

物語のクライマックスでビン・ラディンの隠れ家に
シールズが乗り込んでいき、ビン・ラディンを探す場面を観ていたら、
ふと、忠臣蔵の赤穂浪士が吉良邸で吉良を探しまわる姿は、
こういう感じだったんだろうなと思ってしまいましたね。

ちなみにタイトルの「ゼロ・ダーク・サーティ」の意味は、
ビン・ラディンの隠れ家への突入作戦が開始された0時30分に由来しているようです。

ゼロ・ダーク・サーティのパンレット

ブルース・ウィリス主演の人気シリーズの5作目となる
ダイ・ハード ラスト・デイ」を観てきた。

ストーリーは、
ニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーンは、
ロシアでトラブルを起こした息子ジャックの身柄を引き取りにモスクワへ降り立つ。
しかし、到着早々にテロ事件に巻き込まれたことをきっかけに、
大物政治家や大富豪、軍人らが暗躍する巨大な陰謀を壊滅させるため
ジャックとともに奮闘するはめになる。

ダイ・ハード」が公開されてから25年も経っているんですよ。

時代背景こそ変わっているとはいえ、
やっていることは25年前と全く変わらない「ダイ・ハード」シリーズは、
良くも悪くも感心させられます。

正直、「ダイ・ハード2」と「ダイ・ハード3」の頃までは、
公開されるのを待ち遠しく感じていたけれど、
ダイ・ハード4.0」が公開されるまでのブランクで僕も歳を取り、
どこかで「ダイ・ハード」シリーズって、ブルース・ウィリスが血まみれになり、
「ふぁ〜〜〜ん」って叫びながら銃をぶっ放しまくる映画だと気づいたんですよ。

でも、それでいんですよね。

今回の「ダイ・ハード ラスト・デイ」の舞台はロシアでしたが、
もうどこの国だろうが、敵が誰であろうか、そんなのはどうでもいんですよ。
血まみれのブルース・ウィリスが叫びながら銃をぶっ放している姿を拝めれば。

もうここまでくると、
「男はつらいよ」シリーズに通じるものがあるのではと勝手に思い込んでいます。

今後も「ダイ・ハード」シリーズは終わることなく、
この定番のパターンで永遠に続いていって欲しいと思っています。

で、肝心の「ダイ・ハード ラスト・デイ」の内容ですが、
映画を観る前に予想した内容を上回ることも、下回ることもなく、
予想した内容を全く裏切らない思った通りの内容であり、安定した内容でした。

まあ、カーチェイスシーンが「マトリックス リローデッド」や
ボーン・スプレマシー」などの洗練されたカーチェイスとは全く違い、
無骨で力技だったのには笑わせてもらいました。

あと、逃げたと思ったヘリコプターが戻ってきて、攻撃をしてきたのにも笑いましたね。

日常生活でストレスが溜まっている人には、
この「ダイ・ハード ラスト・デイ」を観てストレス解消できると思いますよ。

ダイ・ハード ラスト・デイのパンフレット

2014年3月

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