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風立ちぬ

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「崖の上のポニョ」以来、約5年ぶりとなった宮崎駿監督作となった「風立ちぬ」を観てきました。

ストーリーは、
幼い頃から空にあこがれを抱いて育った学生・堀越二郎は、震災の混乱の中で、少女・菜穂子と運命な出会いを果たす。やがて飛行機設計技師として就職し、その才能を買われた二郎は、同期の本庄らとともに技術視察でドイツや西洋諸国をまわり、見聞を広めていく。そしてある夏、二郎は避暑休暇で訪れた山のホテルで菜穂子と再会。やがて2人は結婚する。菜穂子は病弱で療養所暮らしも長引くが、二郎は愛する人の存在に支えられ、新たな飛行機作りに没頭していく。

言わずもがなの人気作です。公開後は戦争を美化しているとか、喫煙シーンの問題で何かと話題を提供していましたが、これも注目度の高い映画だから仕方のないことなのでしょう。

肝心の内容ですが、これは完全に大人向けの映画で、子供が観ても楽しめないだろうなという印象を受けました。個人的な感想としては、面白くもなく、つまらなくもなく、至って普通な話だったなというのが正直な気持ちです。映画を観た時にはまだ、宮崎駿監督は引退を宣言をしていなかったのですが、結果的に今となっては映画館で観ておいて良かったなと思っています。

といっても、この「風立ちぬ」で最も印象に残っているのが、主人公の堀越二郎の声を演じた庵野秀明の独特な声。もうこれ以外何も印象に残っていないと言っても過言でもないですよ。一部では賞賛されていたようですが、はっきり言って、この声は有り得なかったですわ。自分の周りでもかなりの人数がこの映画を観ていましたが、誰一人として庵野の声が良かったと言っていた人はいなかったし、あれで全てが台無しになったという意見で一致しました。

オープニングは堀越二郎の幼少期で始まり、その時の声は庵野ではないので油断していたら、いきなり学生になった堀越二郎が登場して第一声を発した瞬間に「えっ!」となり、それからの100分以上に渡って違和感しかなかったし、物語に入っていく事もできなかったです。監督本人がこの声で納得しているので仕方がないのでしょうが、とにかく残念でしたよ。

「もののけ姫」以降の宮崎駿作品はあまり興味がなかったのですが、この考えを変えてくれたのが、6〜7年前にNHKで放送された宮崎駿に密着したドキュメントを見てから。宮崎駿のあまりの偏屈ぶりがとても面白く理不尽で、それ以降も何度か密着ドキュメントが何度か放送されていますが、全て見逃さずに見る程のお気に入りです。正直、「風立ちぬ」よりもNHKのドキュメントンの方が面白いですよ。

とまあ、こんな感じですが、宮崎駿監督、お疲れ様でした。

ちなみに僕の一番好きなジブリ作品は「海が聞こえる」です。

「風立ちぬ」のパンフレット

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2017年11月

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